2007年6月

29日(金)   「はやっ」

衝撃の一夜を寝付けずに過ごし、迎えた朝。
一時間ほどしか寝ていないので、突如として襲ってくる眠気と戦いながらの仕事。
予定以上の残業をして、帰路に着きました。
とりあえずいきたかったのは床屋。
絶対に寝ると分かっていても、コレを逃すと機会がない。
多少汗臭いながらも、涼しかった分前回よりマシだからと、
誰にしているのか分からない言い訳をしながら床屋のドアを開けました。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
気がつけば終了。
終わってました。
大体のカットを終えたところまではよかったのですが、
洗髪の段階から記憶がありませんね(苦笑)。

さて、カットを終えて店を出ましたところ、
辞めたてほやほやのトニーからメールが来ていました。
「まだ会社かい?」と。
なので、床屋で爆睡終了を報告をしたら、すぐに電話が来ました。
物件見つけたから、一緒に見ないかと思ってと。
昨日の今日で? 早いな、オイ。
ドリンク重視の軽食屋でもやるかと話はしていましたが、
それにしても行動が早い。
てっきり、またしばらく派遣でもやるのかと思っていましたから、ちょっとびっくりでした。
こちらとしてはすぐ辞めるわけにもいかず(支配人から探りも入れられました)、
とりあえず夏くらいは越す覚悟でいましたから、
その辺りを見越しながら考えようかなと。
無論、トニーの開店準備は手伝います。

そのうち、ここにリンクが貼られるかもしれません(笑)。


27日(水)   「株主様に物申す」

スター○ックスコーヒーの株主様である相方が、本日株主総会に出席してきました。
総会での話を聞いて、
まぁ、現代日本人のなんと浅ましいことかと、
昭和ヒトケタのように嘆いてしまいました。
いまどき、こんな考え方はありえないんでしょうけれども、
それでも嘆かずにはいられない。

あのねぇ、株ってのはね、応援なのよ。
その企業を応援したいから、資金を提供するの。
それで頑張ってねって。
利益を上げた企業は、おかげで頑張れましたよってことで、
ほんの少し御礼をしているだけなの。
それが配当なの。
なのに。
なのにね。
配当金が少ないんじゃないかと文句をつけるお前ら。

アホか。

企業の上げた利益は、企業の成長と、働いているスタッフに還元されるべきもの。
商品開発に回されるもの。
企業の成長を喜ぶのが株主の姿ですよ。
それをだな、配当金を上げろってのは、浅ましいことこの上ない。
株主ってのは、パトロンですよ。
見返りを期待するなよ。
逆を言えば、企業もそう。
頑張ってほしいからと資金援助をしてくれているわけだから、
そういう株主=ファンを裏切るようなことはするなよ。
そんなことを思ったわけです。
古いですね、固いですね。
でもね、思うのよ。そういうことをね。

マネーゲームではないんですよ、本当はね。


26日(火)   「見たっ」

本日の清里は変な天気。
まぁ、いつもですけども。
曇りから夕方には雨、そのあと晴れ間が出て、
曇ったかなと思ったら月が出た。
基本的に雲は引かず、蒸し暑い夜になりました。

帰宅時。
清里の坂をがーっと下っていきます。
湿度が高いので、ガラスがあっという間に水滴で覆われます。
それをワイパーでぬぐいながら走っていると、
ライトの先でなにかが飛び立ちました。
はっきりとは見えませんでしたが、翼の大きさ、広がった角度、
持ち上げた体の角度などを考えると・・・。
フクロウ!
いや、あれは間違いない。
しかし、道路の上にいたりするもんなのか?
でも、あの姿は・・・・・・っ!
はっきりと姿を捉えたわけではないので、確証はありません。
でもね、見たと思いたいじゃないの。
だから、言い切ります。

「フクロウを見ましたっ」


24日(日)   「冥王星」

本日お休み。
床屋に行こうと思っていました。
んが、相方に拉致られて、県立科学館にいってきました。
プラネタリウムで冥王星の番組をやっており、
その絡みで国立天文台の渡部潤一先生がトークショーを開くと。
旬は過ぎていますが、それでもまだまだ、冥王星を含む一連の惑星騒ぎは理解されていない。
説明するにも知っておくのは悪くないかと思ったのも事実。
で、ぼさぼさの頭を抱えて甲府へと向かったわけです。

冥王星はどうなったのか。
「なくなったの?」
という意見は子供のものですな。
この騒動が起こる最終的なきっかけは第10惑星の候補が見つかったからでしたが、
国際的な協議の結果、冥王星も太陽系の惑星から外れることになりました。

「お前が見つかっちまうもんだから、見ろ、俺までワリ食っちまったよ」

なんていう冥王星のグチさえ聞こえてきそうです。
ともあれ、これで、「降格」「除外」なんてマイナスイメージの言葉も多くありました。
ひどいのになると「冥王星もリストラ」なんてのも。
そこで、渡部先生は言いましたね、
「冥王星は惑星としては元々小さかった。だから、その小さい仲間たちの代表になったのだ」と。
つまり、
「本社の平社員から支店長に昇格したんだよ」と。
理解しやすい!(笑)
冥王星サイズの天体は、海王星より遠いエリアにわさわさといるわけです。
次々と発見されているのも事実。
一つ見つけたら十個はあると思え。

ゴキブリかい!

・・・・・・。
こほん。

なので、「惑星より大きな小惑星」というものが見つかってしまう恐れもあったので、
冥王星を、「惑星としておけなくなってしまった」んですね。
言葉として明らかにおかしいんだから、これはしょうがない。
ついでに言うと、冥王星自体はアメリカで発見されたわけですが、
今回の決定に、アメリカ人がこぞって反対したかというと、そうでもないらしいですね。
そういうふうに報道されてしまったものもあったようですが、ほんの一部の話だそうで。
日本でも、そういうのはありましたしね。

ま、ともあれ、惑星というのは「水金地火木土天海」の8つ。冥王星は「準惑星」という範疇に収まりました。
元々は、星座の中、つまり恒星の間を動き回るから「惑い動く星」ということで惑星と名づけられ、
衛星じゃないけど、惑星ほど大きくないから「小惑星」と表現するなど、
科学的な根拠のないまま「惑星」という言葉が使われ続けていました。
ここに定義を与えたとわけですから、エポックメイキング、そういっていい出来事だったでしょう。

そういうことを、改めて説明してもらい、すっきりしました。
文字だけの説明だと、やっぱりイメージが湧かないもんですな。
予定は狂いましたが、実りあるお休みでした。


19日(火)   「暑い」

蒸し暑い。
とにかく蒸し暑い。
だって、20度もあんのよっ!!

・・・・・・。

お怒りの声が聞こえてくるようですなぁ。
街は30度だもんね。
でもね、暑いの。暑いもんは暑い。
夜勤となると、体がすっぱいのよね。
やだなぁ。

昨夜は、国道沿い、バーテンダートニーの暮らすトレーラーハウスでワインのテイスティング。
と書くとカッコよさそうに見えますが、
まぁ、オヤジが飲んだくれてたワケです。
そして、しみじみ思いました。
洋酒は外国産に限る、と。
ウィスキー、ワイン問わずにね。
国産のワインは、なんであんなにいがらっぽいのでしょうか。
同じ価格帯からもっと安いものであっても、外国産のワインは素直に飲めるものが多いというのに。
なんでなんだろうなぁ。

今、我が家には、赤2本、白1本、そしてシャンパンの赤が1本冷えています。
泡も抜けちゃうから、シャンパンでいこうかな。


17日(日)   「不覚」

最近の野鳥はどうしたのでしょうな。
アカゲラはキツツキです。
こないだは岩をつついていました。
くちばし、やられないかい?
アカハラはツグミの仲間で、両足で跳ねるように歩き、
ぴたっと止まり、また歩きます。
それで車道を横断していました。
危うく轢くところでした。
飛べよ。
見やすいところにいるので、面白い光景に出会えたのはいいですが、
なんか変じゃね? てな感じ。

仕事を終え、ラウンジに顔を出しました。
談笑するお客を笑顔で見ているバーテンダー、トニー。
この人は、やっぱりココが一番似合うわ。
ちょっと喋って帰ろうと思ったのですが、
ふとカウンターの上に、ケースに入ったボトルが目に入りました。
それに気づき、トニーが「テイスティングするかい?」、にやっと笑ってグラスに手を伸ばしました。
スコットランドでは、すでに多くのウィスキーの蒸留所が閉鎖してしまっています。
世界的に見ても、上質の酒を提供し続けていたところの多くは閉鎖の憂き目に遭っています。
理由は様々なのでしょうが、やはり「採算が取れない」というのが大きな問題のよう。
仕込から販売まで、10年なんてザラの世界。
その間の収入はないわけです。
しかも、出来上がったものが、その間の経費をまかなえるものに仕上がるかも分からない。
そういうものに心血を注ぐ職人たち。
博打ともいえますし、芸術ともいえます。
そんな話をしながら、小さなグラスに注がれた液体を眺める。
褐色といえる色が多い中で、これはまさに琥珀色。
甘い香りがふわっと上がってきます。
小さなグラスを鼻の前で回し、香りを楽しんだトニーは、すっと私の前にグラスを出しました。
甘い香りにくすぐられ、わずかな液体を口に含む。
確かにウィスキーです。
痛みにも似た刺激は、洋酒独特の世界でしょう。
しかし、えぐみはありません。
香りから思い描いていた甘みが、口の中に広がっていきます。
「ハチミツみたいだね」
そう言うと、満足げに頷いた彼は、「こっちも凄いぜ」と棚の奥から赤いボックスを取り出しました。
とろりと注がれる液体。
色は多少濃いめ。
香りは先ほどのものよりも強い。
口に含んだ瞬間、驚きました。
液体として残らない。
ふわっと気化してしまったかのような軽やかさ。
誤解を恐れずに言うならば、上質な肉の脂のような、もしくはわずかなかけらの綿菓子のような。
凄い。
これがウィスキーなのかと。
いや、これが本当のウィスキーなんだ、と。
不覚にも、鼻の奥がつんとしました。

トニーが、静かにウィスキーの素晴らしさを語ります。
確かに素晴らしい。
でもね、それをお客に語れる、そういうアンタもスゲェよ。


15日(金)   「あれま」

東急百貨店まちだ店閉店。
ちょっと前にこの事実を知ったとき、真っ先に思い浮かべたのは、
屋上にあるプラネタリウム、「スターホール」がどうなるんだということ。
渋谷の五島プラネタリウムよりもある意味身近なプラネタリウムだったため、
気になるところでした。
そして、今日確認したら、「一時休止」という文字が。

http://www.tokyu-dept.co.jp/machida/starhall/starhall_070615.html

下の方ですね。
8月1日から閉めるというのも勇気のいる決断だったと思います。
夏休み真っ只中だもの。
そこから、10月初旬のオープンに向けて、しばし休業と。
理由は、東急まちだ店の業態変更とあります。
百貨店としての営業を終了というのがどういうことなのか、いまいち分かりませんが・・・・・・。
実家に近かったということもあって、それなりに思い出もありますしね。
とりあえず即閉鎖ではなくてホッとしました。
しかし、こちらには・・・・・・。

http://www.astroarts.co.jp/news/2007/06/15tokyu_machida/index-j.shtml

なんだ、結局閉めるんだ。
残念です。
今度機会があったら、いっておくかな。


13日(水)   「なめてました」

昼間、相方より電話が入りました。
ちょうど外でそばを食おうとした瞬間でした。
発表が終わったとのコト。
民間企業における天文業務の実態を、天文台関係者に伝えてくるぞ、
そう意気込んでいきましたが、
直前ではかなり緊張した様子。
あちこちから仕事のオファーももらっているようで、
今後、ずいぶんと景気のいい話が聞けそうですぞ。
本気で養ってもらおうかしらん(笑)。

さて、なめていたというのはこっからの話。
実は我が家に、先日までしょっちゅう流れていた深夜のテレビショッピングでおなじみ、
じゃー○ねっと、じゃ○ねっとぉ・・・・・・ではなく、

「ビリーズ・ブートキャンプ」

このDVDがあるんです。
笑顔の爽やかな黒人さんが、女性たちを従えてエクササイズしまくる、アレです。
相方が購入したのですが、私はまったく触れていませんでした。
んで、ここ数日彼女がいないものですから、家の中が静かでして、
そろそろ「どうでしょう」の録りためたビデオを見るのもつらくなってきたぞと。
んじゃ、ちーとやってやろうかと。
で、基本となる一枚目をスタートさせました。
マッチョなビリーが笑顔で喋っています。
ちなみにテレビでは吹き替えでしたが、DVDでは字幕。
バカですねぇ。
エクササイズの流れ上、画面から目を離すことも多いというのに、
英語でまくし立てられても分からんて(苦笑)。
・・・・・・それはそれとして。
とりあえず始めてみたんですね。
したらもぉ、汗が出る出る。
ものの15分くらいでストップ。
バテたわけではないのですが、腕に疲労を覚えたので、中断しました。
ビリーも休んでいいって言ってるし♪
すでに筋肉痛一歩手前の状態です。
大してきついことをしているわけではありません。
誰でもできそうなことです。
んが(鼻濁音)、とにかくテンポが速い。
「ビリーっ、ちょ・・・・・・ちょ待てよっ!」(キ○タク風に)
てなもんです。
ま、私は基本的に運動不足ですのでアレですが、
毎日体を使っている人であればついていけるでしょう。
つーか、やる必要はないか(笑)。

とりあえず、なめてました。
結構きついです。
で、結構効果はありそうです。
アレ、ウソだろと思ってた方、いいかもしれませんぜ。
通販も満更ウソじゃないと思ったのは、洗剤革命に続いて二つ目です。

ただ、一つだけ。
結構動かされます。
特に「弾んでっ!」という指示が出ます。
二階以上で暮らしている方や、家の強度に自信のない方はご注意を。


11日(月)   「運転」

運転には思うところがあるのか、反応がよいですな(笑)。

運転するにあたって、一番いけないのは「下手だから」というのを錦の御旗にしていること。
多いですね、こういう人。
正直な話、こういう人には運転してほしくない。
それは、なんの免罪符にもなりません。
運転が下手だと言い切ることは、いつ事故を起こしてもおかしくないと胸を張って宣言していることですよ。
そんなバカな話はないでしょう。
「下手だから」と言う人は、「だからなにがあっても許してね」という意識を少なからず持っていて、
周囲に宣言することで覚悟をさせています。
また、それで、「そんなことないよぉ」という感想をもらうことを、無意識に望んでいます。
こういう人は、「ほんとだ」と言われると、一気に不機嫌になります。
「だから言ったでしょ」とプチギレします。顔は笑っていてもね。
いけませんよ、そういうのは。
車は凶器です。
人や動物を殺せるんですよ、簡単に。
そういうものを操るのだから、「下手だから」なんて公言しちゃいけません。
恥ずかしいことですよ。
命を奪っておいて、「ごめんね♪」で許されるわけないでしょう?
だから、練習して下さい。
ドリンクホルダーに水を張った紙コップを入れろとはいいません。(←分かるかな?)
周囲に合わせて、ハンドリング、アクセル、ブレーキ、シフトの操作に気を配りましょう。
まずは自分の体にショックが来ないようになるのを目標に、常に気を配りましょう。

ハンドルを握るということは、周囲の命や運命を握るということです。

スピードを出せるのが上手な運転ではありませんよ。
そんなの、なにも偉くない。
私事ですけれども、先日ね、お客さんを乗せて運転しましたよ。
出したのは、せいぜい制限速度+10km/hくらいでしたよ。
それでもね、「運転お上手なんですね」と言われましたよ。
もちろん、自分がうまいだなんてひとっつも思っていません。
ただ、スピードを出さなかっただけです。
まぁ、たまたま奥様が妊婦さんだったので、
お体にショックがこなくてよかったということなんでしょう。
でもね、やっぱり、そういうものなんだなと思いますよ。
事故を起こさない、同乗者にストレスを与えない、そういう運転を常に心がけるべきなんです。
「今まで事故してないもん」
というのはなんの根拠にもなりませんよ。
「今までなにもなかった」から「これからもなにもない」だなんて、有り得ないでしょう。
今までは「たまたまなにもなかった」のです。
運転する以上、可能性はゼロではないんです。
免許を手にしているということは、国から運転することを認められ、
その上で、事故を起こさない運転をすることを期待されているんですよ。

あと、もう一つ、「うまい」と思い込んでいる人も手に負えません。
上にも書いているように、「うまい」というのは、他人からの評価です。
自分で評価しても、なにも意味がありません。ただの独りよがりです。
本当に運転の上手な人というのは、無難な人のことですよ。
無難ということを心がければ、燃費もそこそこのレベルを保てますし、
メンテナンスも定期的にするようになりますから、車の状態も安定します。
そこまで気を配ることが、当たり前なのです。
もう一度言います。

ハンドルを握るということは、周囲の命や運命を握るということです。

もちろん、自分の命や運命もです。
一時の虚栄心ですべてを失うことほど馬鹿なことはありません。
そして、それは、まったくカッコよくありません。

もちろん、自分にも言い聞かせていますよ。
田舎の夜中は飛ばせますからね。
ついついスピードを出してしまいがちです。
道路の脇には、轢かれてしまった動物たちの姿があるんです。
そういうのを見るたびに、改めて車の危険性を思い知ります。
自分の判断力と技量を知り、車の性能を知り、その中で操ること。
万一に備え、必ずマージンをとること。
そういうことを無意識にできる人が、本当に運転のうまい人だと思います。
そこを目指すのが、ハンドルを握る人間の義務だと思います。

ちょっと語りすぎたかな。
今夜は相方がいないので、はけ口がなかったからかもしれません。
でもね、なにか感じてくれればいいなと思います。
そんな気がします。


9日(土)   「環境性能」

土曜日の昼間、我々にとっての朝食時に、
日本の車メーカー最大手の提供する、環境系の番組があります。
地球温暖化がどうたらと、毎回番組を進めるわけです。
んで、ハイブリッドだなんだとCMを流すわけです。
でも、でもね。
思うわけです。
だったら、全車種の燃費をよくせぇよ、と。
全車種をハイブリッドにしてみろよ、と。
もしくは、環境云々を謳うのなら、すべてMT車にせぇよ、と。
AT車の燃費の悪さは、本当に愕然とするほどです。
職場で聞いても、AT車の燃費は、よくてだいたいリッター8km。
どのメーカーもね。
上にあるメーカーの車が職場にありますが、リッター6ですよ。
本当に酷い。
私の車、1500ccのウィングロードですが、だいたいリッター15〜16km。
相方のデミオ(1300cc)で16〜18kmくらい。
二人ともMT。
私なんぞ、毎日800mの標高差を行き来してこの燃費ですよ。
お高いハイブリッド車にするよりもはるかに安価で、
はるかに環境に優しい車があるじゃないですか。
MT車にしなさい。
AT車なんて、運転手に楽させちゃダメ。
だから、運転中に余計なことをするようになるんです。
MTだったら、そんな余裕ないですから。
・・・・・・。
待てよ。
そんなこたぁないか。
・・・。
・・・・・・。
ま、まぁ、それはともかく!
運転を安易に考えすぎる現在の車社会には、抑制をかけたいのが本音。
緊張感を持たなきゃ。
それに、ハイブリッド車は静か過ぎて、車が近づいていることに気づかないというデメリットもあります。
静かだからいいなんてウソですよ、奥さん。
周りにとっては危ないんです。
ね、だから、余計な身銭を切ってお高い車を買うくらいなら、MT車にしましょ。
おっかないのは最初だけですから。
それに、ね。
運転中にいろいろできなくていいんですからねっ。
これは、声を大にして言いたい。
運転だけできればいいんです。
オーディオをいじる、カーナビをいじるなんて論外。
いじらなくていいんです。
いじりたきゃ車を止めなさい。

以上、MTユーザーの叫びでした。


8日(金)   「潮時か?」

会社に嫌気が差し始めて幾年月。
・・・・・・て、まだ一年二ヶ月ですが。
まぁ、どうにも問題がありすぎて、疲れてきました。
バーテンダー、トニーは「一緒になにかやろうぜ」と誘ってくれています。
いいね、そういうの。
でも、怖いのは「疲れたから、ヤーダ」と言い出しそうなこと(苦笑)。
トシもトシだしねぇ。
あの人は、なにやってもつぶしが利くのでいいですが、
こちとら、取り立てて特技もない。
うーむ。
・・・・・・。
仕方ない。
シェーカーの振り方でも習うか。
あ、でも、水商売かぁ・・・・・・。

(想像してみる)

に、似合わん・・・・・・(悶死)。


6日(水)   「お見事」

先日のライブ以来、すっかりC&Aにはまってしまった相方。
いや、正確には、ライブの余韻に浸ってしまっている相方。
これまでは、「ASKAねぇ」と鼻先で笑っていた相方でしたが、
なにせ目と鼻の先で見てしまったものですから、
すっかり「ASKA様」。
「CHAGEは?」なんて無粋な質問はやめておきましょう(笑)。
いやいや、見事。
今月中旬に岡山、美星で行われる「日本公開天文台協会 第2回大会」の発表に向けて、
資料作成にてんてこ舞いになりながら、
それでも、ライブを反芻してぽやぁっとしております。

ま、これで私もあまり白い目で見られなくなったので、
とりあえず「よし」というところでしょうか(笑)。


5日(火)   「ここまでやれば立派」

天文趣味に特化したノートパソコン!
てなわけで、本日、発売。
「ShieldPRO FC-NOTE-a」(アストロモデル)。
NEC、五藤光学研究所、アストロアーツの共同企画で、
防滴、防塵、衝撃や振動、温度などの面で過酷な試験にパスし、
個人の観測者だけでなく、
公開天文台などの研究機関向けにも推奨される強度を備えた機種である、と。

以前、CANONから、天体写真に特化したとして、EOS20Daが出たときには、
天文に日が当たると喜んだ半面で、
そんなに需要はねぇだろ、
かえって肩身の狭い思いをするんじゃないかと首を傾げたものでした。
結局、画期的ではありましたが、
赤みが強く写ってしまう分、普通使いには厳しいモデル。
つまり、一般ユーザーにはまったく向いていないものでした。
しかし、今回はパソコン。
天体以外にも用途は広いはず。
多少は売れるんでねぇべか、そんな気はします。
NECのサイトで見ると、そこそこのスペックみたいだし、
XPだし(笑)。
お値段はそこそこ張りますが、外に持ち出す機会の多い人や、
それこそ観測に使う人などにはいいモデルでしょうね。

http://www.astroarts.co.jp/news/2007/06/04shieldpro/index-j.shtml


2日(土)   「長野紀行その2」

ライブのあと、ビジネスホテルで一泊。
ベッドが硬かったせいか、あまり熟睡ができず、
二人して少し睡眠不足気味の朝を迎えました。
とはいえ、長居するわけにもいかず、まずは朝食。
夕食をまともに食べなかったので、
(隣に提携している居酒屋はありましたが、それを知らなかったのでコンビニのお惣菜などで済ませたのです)
腹ペコ状態。
支度をして、レストランへ。
ビジネスホテルの朝食バイキングなんて、種類も少ないし高が知れています。
うちらみたいにリゾートホテルの朝食を知っている身としては、
さほど期待感などもありません。
・・・・・・しかし。
なにかうまそうなんですね。
種類は少ないですよ。
うまくすれば一度で全種類かき集められそうです。
それを半分くらいに抑えて席につき、味噌汁をすすりました。
・・・・・・んまい。
あとは、手を休めることなく次々と胃袋へ。
相方の倍の速度で平らげ、おかわり。
ほぼ同量の食事を手に、再び席について胃袋へ。
なんでしょう。
特別手の込んだものがあるわけではありませんでしたが、
うまかったですね。
腹が減っていたからというだけかもしれませんけども。

食事を終え、チェックアウトをした我々は、一路乗鞍へ。

乗鞍は、ほぼ快晴。
雨に降られながらカメラを構えていることが多かったので、
なんとも清々しい。
さぁて!
カメラを抱えて、乗鞍高原、一ノ瀬園地に足を踏み入れました。
乗鞍岳にはまだ雪が残っています。その前に新緑。
そしてウグイスやカッコウの声。
なんともいえませんな。
しばらく歩きながら周囲を見回していましたが、
なんだか今までと雰囲気が違う。
花が咲いてる。
・・・・・・おや?
川べりを見てみても、白いもの・・・・・・ミズバショウがない。
「あれって、葉っぱ?」
育ちすぎたホウレンソウのような葉がどん! とあります。
その脇に、先細マイクのようなものが見えます。
・・・・・・。
あれ、ミズバショウの花だよね。



てことは。
・・・・・・遅かった?

ミズバショウの花というのは、このマイクのような部分のこと。
コレを覆う白い部分は、簡単に言ってしまえば葉の変形したものなんですね。
これが完全にない。
遅かったんですね。
時期の見極めができていませんでした。
まぁ、来る暇もなかったし、そもそも乗鞍にくることも急に決めたことだし。
・・・・・・がっくし。

ひとしきり歩き、写真を撮った後、そのまま蕎麦屋へ。
いつもよりも遅く入ったせいか、何組かのお客さんがいます。
奥のテーブルに着き、お品書きを一瞥。
朝食の名残があるので、それほど食えそうにない。
「ざる大盛」
と私。
相方は山菜てんぷら蕎麦。
蕎麦なら大盛という彼女ですが、今回はさすがに諦めた模様で普通の盛りをオーダー。
さて、我々、前日に蕎麦を食べています。
しかし。
やはり違う。
なんでしょう。
噛み応え? 舌触り?
とにかく口内粘膜をくすぐる滑らかさが違う。
つゆも上品。だしやしょうゆの味だけがするつゆとはわけが違う。
地元のおばちゃんたちがやっているだけなのに、なんでこんなに旨いんでしょう。

蕎麦をきちんと平らげて、その足で温泉。
湯けむり館でだらしないまでにくつろいだ我々。
あとは帰るばかり。
お土産を買って、車を山梨に向けました。

「今度は新蕎麦だ」
と二人で言いながら。


1日(金)   「長野紀行その1」

31日、相方が地元FM局のゲスト出演を終えてから、一路長野へ出発。
最大の目的は「CHAGE and ASKA ConcertTour 2007 DOUBLE」。
今回の同行は、相方。
別にファンじゃないけれど、いけるんならいってみるという感じでの参加。
ついでに善光寺を回り、夢家族を遠目で確認し、乗鞍でそばでも食ってくるかというのが、おおまかな行程。

相方の車のハンドルを私が握り、出発。
微妙な天候の続く中央道を、ひたすら長野方面へ。
途中、かなり強い雨に降られながらも、とにかく北西へ。
岡谷JCTから長野道へ入り、見慣れた松本ICを通過。
「この先に車で行くのは初めてだ」
と相方は、プチ興奮気味。
山間の道を抜け、数々のトンネルをくぐって、姨捨PAで小休止をし、さらに北上。
出発してから走行すること2時間あまり、
長野ICが近づいてくると、同時にでかい病院のような建物も見えてきます。
なにをやっても周囲に溶け込むことのできない、異様な建物を尻目にインターを下り、
今度は善光寺方面へ。
山梨の街並みとはやはり異なるので、相方もあちこちに目を走らせては、
感嘆したり感心したり。
街中に入って県民文化会館に車を向け、駐車場に入ったのが13時過ぎ。
雨はぱらぱらなので、傘はいらないかと、とりあえず車を出ました。
「証拠写真」でも撮るべかと携帯のカメラを会館に向けたとき、
ツアートラックが目の前を通過。
迷わずそちらを撮影(笑)。



そのまま長野駅へと向かいました。

道自体は複雑ではないものの、
とにかく短いスパンで景色が変わるこの界隈。長野駅南側。
変化の早い下町といった風情。
それに比べてかなり開発されているのが北側。
北側は善光寺の門前町ということもあったのでしょうが、とにかく南側とのギャップが凄い。
相方も目を丸くしていました。
駅前は、甲府よりも数段都会。
ビジネスホテル、シティホテルの他、
東急もあるし、ビルにテナントとして入っている店舗が多い。
加えて、エリア循環の100円均一バスが走っているのも魅力。
善光寺を中心に、観光を主体に取り組んでいる姿勢が見事です。

・・・・・・と、まぁ、スムーズに歩いているように書いていますが、
この間、雨は降り続けていました。
小降りになってはまた強く降り、傘なし徒歩の我々にはなかなかしんどい道のり。
それでもバスに乗らなかったのは、「夢家族」を見つけるため。
表通りを外れて路地に入ったときに、雨が普通に降ってきました。
もうコンビニもないエリア。
仕方なくそのまま歩きます。
しばらくして、だいぶご近所になってきました。
私の視界には、はっきりと「夢家族」が入っています。
相方に「もう見えてるよ」と告げましたが、やはり見つからない。
「え・・・だって、近くにアレが・・・・・・って、アレ?」
日差しと雨とでかなりやられてきている夢家族の看板を発見。
久方ぶりの天守閣(笑)。
主宰であるとら丸さんが外遊(笑)に出ているのは知っていたので、そのまま素通りするつもりでしたが、
結局お邪魔をしてしまいました。
その節は、ぱせりさん、PLUS君、津波、お世話様でした。

数刻の雨宿りの後、再び善光寺へ。
とはいえ、もうメインはお参りではなく、そば屋。
参道に横から入り込み、改修中の様を尻目に、参門へと下り始めました。
お参りしたら時間がなくなるもの(苦笑)。
で、しばらく歩いた先で、閉店ぎりぎりの蕎麦屋に突入。
とりあえず腹を整えて、循環バス「ぐるりん号」で長野駅前まで。
そこから会館まで、雨の中を歩いていきました。

会館の駐車場には、車がわっさわっさと止まっています。
開演までは50分くらいあったので、とりあえず車で待機。
指定席ですしグッズを買う予定もないですから、慌てる必要はナシ。
とはいえ、雨足は弱まらず、することもない。
30分前には会館入りしました。
グッズをチラ見し、そのまま席へ。
このときに、相方興奮気味。
だって、前から8列目、右から3、4番目ですもの。
ステージからの袖が目と鼻の先に来ていますもの。
ツアーの内容は、ネタバレになるので伏せておきますが、
ライブ中、2メートルの位置まで二人が来たことだけ記しておきます。
二人の口の中まで見える距離だもの。
相方、大興奮(笑)。このときばかりはただのミーハーでした。

いつもはライブ後に山梨まで戻ってきていましたが、
今回は連休をもらえていたので、長野市内のビジネスホテルで一泊しました。

次回、長野紀行その2
「明日は本命の蕎麦だ」

つづく