2008年8月

31日(日)   「おつかれさん」

今日で8月も終わり。
仕事的には、まだまだ落ち着きはしませんが、
それでも区切りにはなります。
やっと夏が終わった・・・・・・、これがどんなに嬉しいことか。
そして、相方。
8月は休みなしで、ずっときました。
雨が降ってるんだから休めばいいのにと言っても、
「待ってる人がいるから」、と。

くぅ〜〜〜〜っ、かっこいいねぇ!

ま、雨が降って雷が鳴っているのに天文台に来る人がいて、
さらに、「星、見えないんですか?」って言うんですから、
世も末だなと思いますけどね。

アホかい。
つーか、アホだろ。

学力レベルの低下を思い知らされます。
単に知識という話ではなく、想像力の欠如ですな。
雨が降ればこうなるってことを考えない。
そして、そういう人種が、一握りではないってこと。
本当に嘆かわしい。

ま、とりあえず、夏が終わりました。
少し気が楽です。


27日(水)   「ルリちゃん」

職場でのこと。
送迎から帰ってきたら、
「小鳥がいるんだけど」
とのこと。
どうやら建物のガラスに激突して墜落した野鳥がいたらしく、
そのままではネコやらタヌキやらにやられてしまうからと、
保護をしたらしいことが分かりました。
事務所の外で、新聞を中に敷かれた段ボール箱には、一羽の野鳥がいました。
・・・・・・なんじゃら?



瑠璃色です。
オスの若鳥でしょう。
頭から背中までオリーブ色で、翼から尾羽までが綺麗な瑠璃色。
脇に褐色がないのでルリビタキではない。
コルリかオオルリかで悩みましたが、その場には資料もないし、
「コルリ・・・・・・かも?」
くらいにしか判別がつきません。
帰ってきて、図鑑をひっくり返しても、オオルリとコルリの、
換羽中の画像なんてあるわけもなし。
どちらかというと、胸の白い部分から、オオルリかなとも思い始めました。

さて、多分脳震盪なのでしょうが、瞬きや足踏みはするものの、
飛び立つ気配はありません。
どうしたものかと鳥獣保護を行う、県庁のみどり自然課に電話をしてみました。
外傷は見当たらないが飛び立つ気配がないという話をすると、
高い木の枝などに止まらせてやってほしいとの回答がありました。
さらに、病気を持っている可能性があるので、
手袋は必ずしてほしいとのこと。
そらそうだ。
で、脚立を持ってきて、外に連れ出しました。
多少元気が出たのか、箱の中で一鳴き。
手ごろな木の側で、箱の中の野鳥を外に出しました。
上から掴んだら、慌てたのか一生懸命に歩いて指の上に止まりました。
そして、途端に、ンコ。
ビッとね。
なんのイヤガラセよ!

気を取り直して枝に乗せてやりました。



なかなかうまく乗らない上に、翼も畳まない。
大丈夫かなと心配しつつも、とりあえず一枚。

事務所に戻り、しばらくすると、先ほど一緒にいた課長が、
「さっきのルリちゃん、地面の上にいたよ」
・・・・・・はい?
降りたならまだしも、落ちたならまずい。
確認しにいくと、確かに木の下にうずくまっていました。
「なにしてんのよ」
掴み上げて指に止まらせ、また手ごろな枝を捜すことにしました。



指の傾きを変えると体勢を整えるので、
足の力がないわけではなく、三半規管もやられているようには見えません。
ただ、飛び立ってもうまく着地できずに、石の上に止まろうとしてズルズル地面に滑り落ちています。
骨折くらいしていたのかもしれません。
そのうち、茂みの奥の方へ飛んでいったので、
「生きてくれよ」
と声をかけました。

自然の中で、弱ったものが強いものに捕食されるのは仕方のないことですが、
弱らなくてもよかったのに、建物に激突したせいで生きていかれなくなったとしたら、
こんなに申し訳ないことはありません。
少しでも生き抜いてほしい、
完全に換羽を終えて、綺麗な姿を見せてほしい、
ふと、そんなことを思いました。


24日(日)   「寒いっす」

お盆を過ぎた辺りから一気に気温が下がり始めている清里。
天気が悪ければ日中でも15度なんて普通になってきました。
23時は毎日13度前後ですしね。

体壊すっちゅうねん。


20日(水)   「すっかすか」

月曜日に冷蔵庫を買いに家電屋へ。
予算と大きさでアタリをつけていたところ、
他のお客と店員の話が耳に入ってきました。
「配送に時間がかかる」
・・・・・・なんと?
こちとら壊れかけかもしれんのじゃ。
我々は待てても冷蔵庫は待ってくれんのじゃ。
・・・・・・。
とはいえ、恐らくどこの家電屋も状況は同じ。
先日の雷の影響で、需要は増えているらしい。
これも聞きかじり情報。
なので、とりあえずこの辺だろうと、容量400リットルほどのものに的を絞っていました。
そこへ、店員さん登場。
どちらも型落ちだが、古いので12年保証はつけられない分安いものと、
保証がつけられるので、さほど値引きできないもの。
どちらかつったら、保証つきでしょ。
んで、やっぱり配送は一週間先。
どの型にしても、店では在庫を持っていないそうです。
そういうもんなんでしょうね。
いつ売れるか分からないものを各店舗に置くより、
売れる小型のものだけ備えておいて、
大型で場所をとるものは配送センターなどに集中させておけば、
効率はいいものね。
とはいうものの、すぐほしい場合には困る。
一応事情を説明したところ、色々と確認に走ってくれはしたのですが、
新品でとなると、一週間どころか九月に入らないと納期が読めないことが判明。
そこまで待てるかい!
てことで、展示品を出せないかと交渉。
「可能ですが、配送にはやはり一週間かかります」
こればかりは、店員が運ぶわけではないのでどうにもなりそうにない。
レンタカーを借りてきて・・・というのも一瞬浮かびましたが、
冷蔵庫が一週間もってくれることに賭けました。
すると、よほど気の毒に思ってくれたのか、
ポイントはつけられないがリサイクル料・配送料混みで、値札よりも安い金額にしてくれまして。

「ありがとうございます」

ちなみに、店を出て少ししたら電話がかかってきまして、
配送の都合をつけてくれたとのこと。
それにしても、明日には届きますだなんて。

「ありがとうございます」

翌日には、七年使っていた冷蔵庫に替わって、
大容量の冷蔵庫がどーんと鎮座しました。
展示品とはいえ、電気を通していない新古品。
音も静かだし、氷も作ってくれるし、
野菜庫もあるし、とにかくでかいし。

しばらく頑張ってもらいましょう。


17日(日)   「やっぱりね」

先日、携帯を換えた相方。
そのときに、改めて自分の携帯をいじってみて、
ようやくワンセグを見ることに成功。
「あぁ、これで、休憩中にテレビが見られるかも?」
なんて、ちょっとだけワクワクしていました。
ただ、エリアを考えると厳しいのも事実。
電波そのものが入りにくいエリアだし。
で、まぁ、見られたらラッキーくらいな気持ちで、いざ休憩タイム。
私は、休憩時には車に乗り込んで仮眠を取ることにしていますので、
いつも通りに運転席に収まりました。
そして、TVボタンをぽちっとな。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
「受信できません」

・・・・・・・・・・・・。

だよねぇ。


16日(土)   「をいをい・・・・・・」

仕事から帰ってきたら、
「冷蔵庫が調子悪いさ」
との、相方のお言葉。
手を突っ込んでみても、確かに冷気は感じられない。
思えば、前職場から7年、使い続けだもの。
そろそろかねぇ。

実は、このところ相方が「大きな冷蔵庫がほしい」と言い続けており、
先日家電屋にいったときに、ざっくり見てきてはいるんですよね。
冬はともかく、この時期の野菜があまりに早く傷むので、
野菜庫の付いているやつがいいなと。
そしたらコレだもの。
新しいのをベタベタ触ってきたから、冷蔵庫が拗ねたかとも、
自分は、そうなるのを予感して家電屋で見てきたのかとも、
まぁ、色々感じつつ、次の休みにはもう一度冷蔵庫を見てきます。
つーか、買うつもりでいかないとね。

ちなみに、こないだの家電屋で、DSのマ○オを買ってきまして、
久方ぶりにやっているのですが、
どっぷりハマっているのが、相方さん。
叫んでおります。
悲鳴をあげながら、笑いながら。

賑やかでよし(笑)。


11日(月)   「べふっ・・・・・・」

今日もまたまたクラフト展へ。
陶芸家、山の木窯さんにお会いしに。
私の使っている食器は、ずいぶんと山の木窯さんのものがありますが、
今回は、コレ。



招き猫。
若干ト○ロ風味ではありますが(苦笑)。
高さ5センチほどの置物です。
数年前から気にはなっており、今回ようやくお買い上げ。

その後、いつもの魚屋さんに、ランチ。
相方はぶりかま定食、私は刺身定食。
どちらも1500円。



「ちょっと多めに盛ったよ」とのこと(笑)。



ごちそうさま!
ちなみに、ごはん、おかわりしました。
べふ・・・・・・っ。

しめさばの刺身、ンまかったぁ・・・・・・ン。


9日(土)   「星まつり2」

いってきました、第二夜。
前夜よりもブースも増えて、懐かしい方にも会えました。
それよりなにより、晴れたんですよね。
綺麗に、ホントに。
久しぶりに、まともな天の川を見ましたよ。

アストロアーツ・ブースで、天体画像処理ソフト「ステライメージ6」を購入。
重くて遅くて、買ったもののあまり使わなかった4。
5が出たときには、悩んだものの、
まぁ、慌てるかたぁねぇかと見送りました。
しかし、バージョンが二つ上がり、さらに処理が軽快になったと聞いたら、
やっぱり悩むわけですよ。
星まつり特価だったこともありましたので、
悩んだ末に購入しました。
まだインストールしただけなので、これから色々試してみます。
それと、DS用の星空ナビゲーションソフトも触ってきました。
実機として、すでにそこそこの稼動はできる状態でして、
近いうちに市販できるんじゃないかという感触はありました。
空に向けると、そこの星空が表示されるので、確かに分かりやすい。
ただ、星座を理解していないと、どこまでいけるかなという気はしないでもないです。
星座早見盤よりも、もしかしたら使いにくいんじゃないか、
そんな気は、一瞬だけしました。
多少分かっていれば、結構楽しめそうですけどね。
とりあえず、普通に持っていると (つまり、足元に向けていると)、
地球の裏側の星空が表示されるのが笑えます。
また、空に向け、画面と空を見比べられるのが特徴なんですが、
この体勢、リアルに疲れます(苦笑)。
星空を長時間眺めていると首が疲れますけども、
コレを使うと、腕も疲れます。
二の腕は引き締められるかも(笑)。
ダイエットに効果あり?!
お試しあれ。

余談ですが。
アストロアーツの担当者が持っていた携帯、
私のものと機種どころか、色まで一緒。
んで、デモ展示されていたDSも、
私のものと色が一緒。
・・・・・・。
これって運命?


8日(金)   「星まつり」

8、9、10で行われる「原村星まつり」。
仕事終わりでいってきました。
到着が23時30分頃だもんですから、
半分はブースも片付いているし、人も少ないし、
空は曇ってるし、
「星」も「まつり」もありませんでしたが、
ご無沙汰している方ともお会いして、
とりあえず、足を運んだ甲斐はあったかなと。

ただねぇ、掘り出し物がないといいますか、
掘り出せるほど、モノがないといいますか、
なんとも寂しい出展状況ではあったような気がします。
もちっと、色々出てると面白いんだけどねぇ。

9日も、行けたら行きたいなと。
寝不足なので、そこが心配ですけども。
帰ってきたのが25時40分すぎで、
風呂入ってメシ食って、落ち着いたら薄明始まってたし。

う〜ん、体がもつかな。


7日(木)   「珍客」

今晩。職場の施設内に、珍客現る。
それがコレ ↓



分かります?
ヤマネです。
ネズミの仲間なんですけどね、
天然記念物っす。
写真では見たことありましたが、実物は初めて。
職場の天文台に、なぜか入り込んでいたようで、
担当者である相方から、
「ヤマネがいる!」
との通報を受けて駆けつけました。
本来であれば触れるのも恐れ多い天然記念物ですが、
まさか施設内に放置するわけにもいかず、捕獲大作戦開始。
とはいえ、すばしっこく逃げ回るので、大変でした。
なんとか捕まえてダンボールに閉じ込め、キープ協会に連絡。
やまねミュージアムの担当の方からは、
「自然の森に放してあげてください」
とのお言葉。
「そちらに連れて行かなくてもいいですか?」
「それよりも、森に帰してあげる方が、ヤマネにとってもいいことですから」
そらそうだ。
で、まぁ、森に連れて行くわけですが、
しつこいようですが、天然記念物のヤマネ君、
スタッフの誰もが対面するのは初めてなもんですから、
どうしても、撮影会になりますわな(苦笑)。
ストロボをたくと驚かせちゃいますから、
少しでも明るい電灯の下で、みな携帯を構えて撮影。
「かわいぃ〜〜〜〜〜」
「やばいっすよ」
と、メロメロの感想を漏らしていました。

取り急ぎ、職場近くの森に放しましたが、
真っ暗でしたから、どこにいったかは分かりません。
無事に暮らしてくれるといいなと思います。

こんなトコに、二度と入り込むなよ。


4日(月)   「土砂降り」

週間予報では雨だったのに、
朝からそこそこいい天気の本日。
午前中に出かけ、昼過ぎに帰ってきても、まだ晴れ。
しかし、山梨東部には大雨洪水警報が出ている模様・・・・・・、
そんなことを相方が口にした途端、空が曇ってきました。
しかし、降らない。
雷の音がし始めました。
でも、降らない。
ただただ蒸し暑い時間が過ぎていきました。
やがて、不意に、風が強く吹き始めました。
カーテンが風に踊りだします。
そしていきなり

カッ!!

何事かと思う閃光が空に走り、間髪をいれずに轟音が響き渡りました。
時間にして2秒足らず。
近い!
それから20分、明らかに上空で雷鳴。
明らかに半径数百メートルの範囲で落雷。
雷を、無闇に怖がる人ではありませんが、
さすがにこれは恐ろしい。
土砂降りの勢いも、無茶ぶりと言いたくなるほどの横殴り。
あっというまに、小さな庭が水溜りと化していきます。
やがて、嵐は急速におさまっていきましたが、
雷鳴はなかなか遠ざかりません。
5分くらい聞こえていたでしょうか、それも遠くなっていき、
空はセピア色に染まってきて、
晴れはしないものの、先刻までの嵐が嘘のように穏やかになりました。
いきなり涼しくなったもんだから、うとうとと昼寝までしていました。
そのとき

ぷつん

今度は停電。
まだ夕刻。18時半すぎで明るさは十分とはいえ、微妙な時間帯。
食事の支度を始めているお宅もあったことでしょう。
我が家のタイムテーブルは一般家庭と大きく異なるので、
その辺りの影響はありませんでしたが、それにしてもなにもできない。
地域の防災放送はなにも言いません。
テレビは使えないし、コンポもダメじゃ情報が得られない。
しかし、なんなんでしょうか。
たまたまです。たまたまなのですが、
買ったままパッケージから出しもしていなかった、
手回し充電タイプの懐中電灯つきラジオを、
本当になにを思ったか、数日前に箱から取り出して、充電しておいたんですね。
これが使えるじゃないですか。
いつ買ったか思い出せもしないものなのに。
なんの予感があったというのでしょうか。
で、スイッチオン。
AMのYBSラジオと、FM富士くらいしかまともに入りませんでしたが、
とりあえず、より明瞭に入るFMにしておきました。
ここで、相方がご出勤。そして、信号も消えてるとの速報。
ラジオでは、しばらく通常放送が続いていて、なんにも触れないので、
甲府方面はなんの影響もないのかと思っていたら、
ニュースの中では、山梨の甲府から峡北のエリアは、かなり広い範囲で停電をしていると。
「だったら、放送内で、もう少し触れろよ!」
と思いながら、ひたすら復旧を待っていました。
19時15分、防災放送が入り、停電していることと復旧の目処が立たないことを告げました。
停電したの、18時半頃よ。
まず遅い!
それに、淡々と事実だけを告げるなんて、無味乾燥。
行政の責任じゃないとはいえさ、
「住民の皆様にはご迷惑をおかけいたしておりますが」
とか、せめて
「今しばらくお待ち下さい」
とか、言えないもんかね。
「信号や街灯なども消えております。お気をつけ下さい」
とかさ。
「復旧の目処は立っておりません」
それで放送を終えるんだもの。
で、放送が終わって2分もしないうちに復旧。
これも、なんなのさ。
目処、立ってんじゃない。
まったくもぉ。

行政は当てにならない、ということと、
備えあれば嬉しいな・・・・・・もとい、
備えあれば憂いなし、ということ。
たかがラジオのことだけですが、しみじみ実感。
防災グッズ、少しは用意しておこう。