2010年5月

31日(月)   「明日は衣替え」

だというのに、肌寒いですな。

思えばこのところずっと天気が悪く、
今日は久しぶりの陽光。
気持ちいいです。
しかし、気温はそれなり。

あまりの天候不良続きで、
ご近所の農家の方からは、
外米を大量輸入したときみたいだという話も出ているほどだそうです。
あれって10年以上前ですよね。
とあるサービスエリアで取った食事が非常にまずかったことを思い出します。

米の備蓄はしておいた方がいいのか知らん。

悪天候続きで体も痛いままの日々。
あぁ、しんど。


18日(火)   「爆笑」

今回の箱根の旅には、義叔父の形見であるビデオカメラも携帯しました。
フェアの様子を撮ろうかと思っていたのですが、
小心者なので踏ん切りがつかず、
翌日の観光地で適当に回していました。
合計10分くらいの動画。
で、見たんですね、それを。

バカですね、我々(笑)。

お互いの姿はまったくありません。
時折見切れるくらい。
あとは、風景と会話。

なんですか、もう、自然に『どうでしょう』なんですな。

なんか見つけて会話して。
画面はそのまま風景を映し続けて。

箱根のビジターセンターの敷地内をそぞろ歩きまして、
ついでに、ビデオを回してみました。
なんてことのない、林の中ですよ。
そんな中で、遊歩道脇の木々を見ては、コメントしてるんですね。
これも、馬鹿馬鹿しいやり取りですよ。
足元の小さな花を見ては、
「なんだろうね」
「なんでしょうな」
などと、非建設的な会話しかしていないし。
それが、ホントに馬鹿馬鹿しく面白い。
ビデオって怖い(苦笑)。

その中で一枚のプレートに気づきました。
カメラはそちらには振らずに、私の声が感心したように入ります。
「そぉかぁ、これが生い茂るとぉ・・・」
カメラがゆっくりと動き、「ミズキ」のプレートがフレームイン。
さらにズーム。
「ミズキシゲルかぁ」

現場では、嫁さんに馬鹿にしたような声を浴びせられましたが、
ビデオで改めて見た我々は、悲しいかな、爆笑。
しばらく立ち直れませんでした。

ま、ある意味幸せ夫婦ですな。

ビデオを回していて気づいたこと。
動画はもてあます、てこと。
どこまで回したらいいか、線引きが難しい。
やめ時が分からないので、
カメラ(静止画)の方がよほど楽。

ただね、あとから見て面白いものもあるってのも気づいたので、
これからもとりあえず持ち歩こうかとは思います。
回し続けることはないでしょうが、
ところどころで、思い出したように数分撮影する、てな感じで。

どんな「アホな」動画がたまっていくんだろ。
無駄に楽しみです。


17日(月)   「偵察」

16日、午前7時、携帯のアラームにびっくりして目覚めました。
嫁さんは夢うつつのまま、もう一度眠りに落ちました。
しばらくの後、とりあえずの支度を整えて、箱根へと出発しました。

もう、式の会場は当然決めています。
だから、その意味ではルール違反ではありますが、
こんなときでもないと、なかなか情報を仕入れることはできないので、
箱根のブライダル・フェアを偵察に行きました。
この会場は、職場のブライダル担当が
「一度はいってみたい」
と強く希望しているレストランです。
で、こんな理由なので、場所を細かくは掲載できません。
詳しくは「ココ」をご覧あれ。

ブライダル・フェアのため、試食した料理も特別でしたが、
それにしても「うまい!」
食材の選び方もいいのでしょう。
なにより腕が確かです。
偉そうに言うのもなんですが、凄いです。
食材の邪魔をしないこだわり方は、
一つ一つの料理に対する熱意を感じました。

すべての料理写真は撮ってありますが、
ここはあえて、メインだけをご紹介。



溶けるような、脂ばかりの肉ではないです。
切るのにも、ちょっと力が要るくらい。
でも、その固さが歯ごたえになり、
噛むほどに肉の旨味を口の中に広げてくれるんです。
右に見える野菜たちの色合いもいいでしょう?
下の長いものはイモです。
コレが甘くておいしい!
もし会場を決めていなかったら、ここにしてしまったかもしれません。
それくらいに凄い。

ロケーションも素晴らしい。
晴れていて、初夏や紅葉の盛りには、
きっと思い出に残るウェディングができるでしょう。
また、フェアに臨む各業者も、意気込みがよかったです。
ちゃんと各卓を回り、パンフレットを持ちながら話をしていくんです。
コレは山梨では一度もなかった。

ただし、です。
やはり、そこはレストランに宿がついているという場所なので、
すべてにおいて造りが小さいです。
円卓を並べ、ゲストが座っていったとすると、
サービススタッフの動きは極めて制限されます。
新郎新婦が動くのもぎりぎり。
小さなチャペルは地下(というかレストランの階下)にあり、
そこへは狭い螺旋階段で下りるしかなく、
高齢者には少々しんどい。
またドレスでの移動も厳しいでしょう。
そして、築年数25年という事実が、
そこかしこにしっかりと出ています。
壊れているわけではありませんが、
塗装がはげたり、磨耗したりという傷みが目立ちます。
食事はフレンチで、大変素晴らしかったのですが、
そのイメージが、建物に完全には出されていないのももったいない。
別棟の建物はバリ風だったりするし、



そこにある大浴場は完全に和風だったりするし、
イメージを共存させるにしても、盛り込みすぎて逆に半端な感じ。
案内が不親切だったのも減点ですな。
着いたときのベルのおじいさんに案内された先は、
建物の裏手から回り込んだバリ風のところで、
そこでブライダル・フェア参加を申し出ると違う場所を案内され、
その教えてもらった先は裏口にしか見えないところ。
どうすればいいのかまったく分からず、
最終的に元の建物に戻り、中にいたスタッフに声をかけてなんとかなったという状態。

基本的にどんな事態でも、それを楽しむという我々なので、
大きな問題ではありませんでしたが、
我々だけでないとなると、それは問題になります。
だから減点。

館内案内、人前模擬挙式、披露宴、写真撮影、食事と、一通り体験して、
素晴らしかったなというのは、食事と景色。
あとは、オーナーシェフ(ムッシュと呼ばれていました)とブライダル・コーディネーターたち。
とても気さくなムッシュは、デザートブッフェのあとに参加者の前に出てきて、
笑顔で挨拶をしてくれました。
また、各テーブルを回り、参加者それぞれと写真も撮ってくれました。
気難しいシェフしか知らない我々には、目からうろこの方。
実際のイベントに臨むスタッフたちの対応も素晴らしかったです。

そういえば、カメラマンの腕も微妙でしたな。
本番で撮影を担当する、白髪の明るい方がシャッターを切っていました。
その方の作品で構成されたアルバムも見ました。

うーん。

なんで、ストロボで背後に影ができているの?
なんで背景がボケていないの?

ついでにいうと、私のデジイチで一枚撮ってくれたのですが、
それも、よく見るとピントが来ていない。

あれぇ?

そこそこいいカメラは使っていたんですけどね、
サードパーティのズームレンズ一本だけで撮っているようだと、
やっぱり微妙かな。
せめて、別画角になるレンズをつけたカメラをもう一台持ってきていてほしかった。
デジイチを構えていた私に向かって、
「あとで写真セミナーをやるよ」
と笑いながら言っていましたが、
正直勘弁です(苦笑)。

司会者と、演奏スタッフも、ちょいとね。
プロにしては機転が利かない印象でした。

とりあえず、こんなところでしょうか。

さて、フェアとブライダル相談が終了したのが17時過ぎ。
本当はココで宿を取りたかったのですが、
空室状況から、1名2万円という料金がネックになり、
泣く泣く断念。
嫁さんが箱根に宿泊したことがないというので、
色々迷った挙句に、温泉宿に泊まることにしました。

部屋は狭いが露天風呂つきという小さな宿
前職場の寮の部屋くらいですかね。
そこのキッチンやバスをつぶして寝室を広げたという感じで、
懐かしいサイズでした。
そして、なにより温泉♪



お湯は非常によかったです。
お肌スベスベ♪

食事はね、昼が凄いので軽めに済むようにしましたが、
それでも、まぁそれなりに出ますので、
嫁さんは持て余していました。
味は・・・それなりかな。
1人1万円ですからね、こんなもんでしょう。
このお湯に何度ものんびり入れたのがよかったです。

日が明けて17日は、ぶらり箱根の旅。
朝風呂を楽しみ、朝食をとったら、
美術館やビジターセンターなどを回り、
その後、御殿場のアウトレットで歩き回ってから帰路につきました。

河口湖で工事渋滞にはまり、
20分以上足止めを喰らった以外は快適でした。
ま、動けないのをいいことに、



なんて写真も撮っていましたから、
それはそれでしたけどね。

近くて遠い、遠くて近い箱根の旅でした。


8日(土)   「悩んでもね」

本日も試着。
ただし、今日は私。
・・・ドレスじゃありませんよ(汗)。
タキシードです。

ま、どれにするかと言うよりも、
サイズが合うかの確認です。
貸衣装ですから、ズボンはアジャスターつき。
合うか合わないかというよりも、合わせられるかどうかですね。

で、最初のものは、ダブダブでした。
アジャスターでぎゅっと絞りました。
色を変えて次のは・・・お、きついな。
アジャスターは・・・、て、これMAX?
最初のがLLで、次のがL。
そんなに違うってか。

なんでもいいので着やすいやつ。
で、嫁さんの邪魔をしないやつ。
てことで、あっさりと決定。
男のものなんてこんなもんよね。

こちらに戻ってきて、地元の馴染みの写真屋へ。
予算の都合上、これまでは和装の前撮りをするつもりはなかったのですが、
地元の写真屋で衣装、着付けなどをすべて揃えてしまえば、
そこそこお安くできてしまうことに気づきまして、
これ以上嫁さんにブツブツ言われるのも癪なので
そうそう和装などする機会もないので、
せっかくだからとお願いをしにいきました。
顔見知りなもんだから話も早くて、こちらもあっさりと衣装が決定。
あとは日取りを決めて撮影するだけ。

来週は箱根でブライダルフェア。
会場を探しているということで参加してきます。
演出の見学や偵察を兼ねて、というところですな。

婚礼料理を安く食べるチャンスですしね(笑)。


1日(土)   「カラドレ」

いよいよ挙式打ち合わせを開始しました。
まだ半年ありますから、早いといえば早いのですが、
夏にはなにもできませんので、
早めにできることはやっておこうということです。

今日は招待状などのペーパーアイテムをどうするか。
とりあえず手作りをしてみる方向で検討をし、
予算などの兼ね合いで最終的にどうするかというところ。
さらに、出席者の数のおおよその確定も、そろそろ。
いやいや、始まってきたという感じです。

ホテルでの打ち合わせ後、時間があったので食事へ。
国道沿いのとんかつ屋。



ジャンボロースかつ定食。
ジャンボです。
21時を過ぎようかというのに、まだ腹にある感覚があります。
うまかったので、またいってもいいかな。

夕方からはカラードレスの試着。
今回で大体固まりましたね。
次は、おっと、タキシードの試着だそうです。
悩む必要もないので、ちゃちゃっと決めてしまいましょう。