2011年2月

27日(日)   「久々の探鳥」

第4日曜日に休みがきたので、
久々に探鳥会へ。
案内人さんのページでは、
第2日曜日にあたる13日の記録がなかったので、
なにかあったのかと思いつつ出かけてみたら、
2週間前は大雪で工場見学すら中止になっていたそうな。
だから、探鳥会もなかったとのこと。

なるほどね。

今日は程よく暖かく、
また、春の繁殖シーズンを前に野鳥たちも少しずつ活発になってきて、
最終的には19種の野鳥が現れました。
特にカワラヒワとホオジロは、これでもかというくらいにジッとしていましたので、
じっくりと姿を見ることができました。
ホオジロはともかく、カワラヒワがあそこまで動かないのは珍しいなぁ。
ゴジュウカラも、何年ぶりかに姿を見ましたね。
いやいや、いってよかった。

あとは、床屋が臨時休業でなかったら、
今日は完璧だったんですけどね。


25日(金)   「長崎旅行 vol.2」

2月15日。

思いのほか気持ちのいい目覚め。
一瞬、自宅にいると錯覚するほどに寝心地のいいベッドでした。
遮光カーテンを開けると、窓の外に青空が広がっていました。
昨夜は大雪に見舞われて、渋谷での雪かきの様子がニュースで流れていましたが、
この分であれば、帰りの飛行機は無事に飛んでくれそうです。

・・・・・・。

ちっ。

ホテルで朝食をとりまして、支度を整えてチェックアウト。
早速カステラを買いにいきました。
カステラはお互いの実家と自宅用。
職場には、カステラだと切り分けるのも面倒だったりするので、もなか。
皮の中に自分で餡をつめるヤツでした。

それにしても、ここは絵になる街並みですな。
モノクロで撮りたくなるという嫁さんの言葉に、
試しに撮影してみると



ふむ。
いいではないか。
ま、デジタルは後でどうにでもなるので、
あえてここでモノクロで撮る必要はないんですけどね。

買い物を済ませ、向かったのは昨日の喫茶店。
途中、ファインダーを覗かずに、歩きながら適当に撮影。
ローアングルからの写野になるので時々やります。



こんな感じ。
ちょっと好きです。

さて、昨日のお店に寄るのは、なにを隠そう(隠す必要もないけども)、
長崎名物の「ミルクセーキ」は是非いってくれと、Nさんに言われていたためです。
店に向かうと、マスターが笑顔で迎えてくれましたが、
ミルクセーキをと言うと、にわかに表情が曇りました。
「ちょっと買ってくるから」

はい?

どうやら、先日大量の注文があって、材料を切らしていたらしいです。
ひとっ走りと、外にいってしまいました。
申し訳ない。
そこまで無理に食べたいとは思っていなかったのですが・・・・・・。
さて、長崎のミルクセーキは、かき氷やフラッペのようなもので、
夏の食べ物なんですね。
飲み物ではありません、食べ物です。



当初はマッ○シェイクみたいなものかと思っていましたが、
いやいやどうして、見事にかき氷ですわ。
しかも、でかい。
コーヒーを頼んでいなかったら、
二人でも、全部はいけなかったでしょうね。

「ちゃんぽんは食べた?」
とマスターに訊かれました。
昨日はラーメンだったし、今日もNさんにはラーメンを勧められていたので、
ちゃんぽんを食べる機会はありませんでしたが、
試しにと、おいしいところが近くにあるかと尋ねてみると、
中華街のは、中途半端でダメだと言われました。
そういえば、昨日Nさんからは、
「一番おいしいのはリン○ーハットだよ」
と聞いていました。
しかし、マスターも、その場にいた常連さんも
「あれは、ちゃんぽん風。本物じゃないよ」
とばっさり。

しかし、ふと気づきました。
本物ではないとは言いつつも、おいしくないとは言っていない。
逆に、本物だという方は、「こうでなきゃ本物じゃない」という評価。
ということは、味というか食べやすさというか、
そういう意味ではリン○ーハットの方に軍配が上がるのかもしれません。
まぁ、残念ながら、私はどちらも食べたことがないので、
比較はできないんですけどね。

で、まぁ、とりあえず、Nさんに勧められたラーメン屋へ。
比べてみると、うーん、好みの問題かな。
昨日のラーメンでがっつり心を奪われたので、
そういう意味では物足りない。
多分、これはこれで凄くおいしいんだけど、
先に食った方がインパクトが強かったからなぁ。
嫁さん曰く「デートで来るならありだね」だそうで。
デートでとんこつラーメンてのもどうかとは思うが(苦笑)。

夕方まで時間があるので観光をすることに。
そのためにも、まずは荷物をどうにかしたい。
路面電車で長崎駅のロッカーに荷物を置きにいき、
そこからグラバー園、というスケジュールにし、
店を出て、地図を頼りにそぞろ歩き。



商店街を出て少し歩くと川沿いに出ます。
いかにもチャイナなハリボテがずらり。
干支で並んでいたので、来年使えるかもしんないと「辰」を撮影。



あ。
ここで載っけたら、来年使えないじゃん(汗)。

この川には、有名な眼鏡橋も架かっています。
橋本体と、川面に映る橋の姿が重なって、丸眼鏡になるというものですが、



川面が揺らいでいたらダメよね。

この眼鏡橋をモチーフにした手提げ袋があったんですが、
橋の中央だけを切り取ってデザインしていたので、
パッと見、「ブリーフ」。
その袋がないので、本物で再現。



分かります?

見えるよねぇ。

また、この橋の傍にはハート型の石があるとかで、
修学旅行の女子高生が、懸命に探していました。
見つけたら大はしゃぎで、なにやら写真を撮っています。
こんな感じ。



若いっていいわね(笑)。

大して若くない我々は川を離れ、メインの通りへ。
路面電車って乗ったことあったけなぁ。
思い出せません。
江ノ電で乗ったことが・・・・・・あったかどうか。
正確には、あれは路面電車ではなく立派な鉄道ですけども。



右の手は嫁さん。

電車とバスの相の子のような路面電車に揺られて、ひとまず長崎駅へ。



ロッカーにスーツケースを預け、また路面電車に乗り込みます。
長崎の路面電車は狭いエリアをかなり短い間隔で運行しています。
しかも、運賃は120円ぽっきりで、お得な一日乗車券もあります。
もっとも、500円ですから、今回我々はパス。
そんなに使えるほど時間がないので。

長崎駅からグラバー園最寄の石橋電停へは、直通の路線はありませんので、
途中、築町電停で「乗り継ぎ」をします。
この際、運転手に告げると、乗り継ぎ用にチケットを発行してくれます。
これで、改めて運賃を支払わなくても済むというわけ。
ありがたい。

路面電車の走る街並みは、
普通に長崎の歴史の中にあります。
出島商館跡、文○堂本店などが見えると、
沖縄で感じたような時間の流れを意識しますね。
観光客と地元客がごった煮になった車両で、
車窓に流れる歴史的風景を眺めながら、
終点、石橋電停に到着。
グラバー園への矢印は、住宅地の中へと向かっています。



ごく普通の・・・いや、やたらと狭い路地を抜けて歩いていくと、



ネコ。
多いですね、ネコ。

その先、マンションの玄関口かい? とも思うような場所が現れました。



これが、グラバー園入り口への斜行エレベータ乗り場。
かなりな丘陵地にあるため、こういうもので登っていくようです。
囲まれたケーブルカー、という趣の箱でまずは一回。
箱を降りると、また住宅地。
斜面の住宅地なので、目の下に民家の屋根。
屋根やベランダには大量の猫が。



逃げもしません。慣れてるんですね。
そこから少し歩いて、今度はエレベータで上ります。
これも結構グーッと上りまして、
着いたところがグラバー園入り口。
いやいや、結構な高台ですな。

園内には、修学旅行生や中国からの、これも学生かな、そんな団体やら、
ワサワサと人がいました。



点在する建物の中では、明治期の趣をたっぷりと感じます。
驚いたのが、この中も写真撮影OKなところ。
首里城でも思いましたが、こういうところをOKしてくれるのは嬉しいですな。
なにに使うわけじゃありませんが、行ってきたんだという記憶が蘇りますから。

さて、この園内、ところどころに、コスプレをしている人たちがいました。
ハイカラさん、といった趣の衣装で散策をしている女性たち。
なんじゃらと思っていたら、レトロ写真館で衣装を借りてたんですね。
嫁さんも張り切って変身(笑)。
男性用もあると言われたのですが、
軍服も紋付も微妙で、やめておきました。
(スキンヘッドの男性が軍服を着ていた様は、格好良かったなぁ)
1回500円、制限時間30分で、写真館の中だけでなく、外に出てもいいというので、
園内をグルグルと歩き回りました。






ずいぶんと撮影をこなし、タイムアップギリギリで受付に戻ると、
レトロ写真館が人で溢れているではありませんか。
一体なにがあったのかとびっくりするくらい。
スタッフ二人しかいなかったのに、これで回せるのかいなと心配になります。
ちゅーか、戻ってきたのに脱ぐこともできないくらい。
こっちもなんとかしてくれい。

隙間を縫って更衣室に入り、なんとか変身解除。
あぁ、よかった。

グラバー園を出て、そのまま歩いていくと大浦天主堂



いうまでもなく、国宝であり、長崎最古の教会です。
いやいや、立派。
それ以外、言いようもないですな。
嫁さんはミッション系のお嬢様学校に通っていました。
プロテスタント系なので、カトリックはよく分からんと言っていましたが、
やはりなにか感じるものはあったようですね。

教会を後にしたところで、もういい時間。
長崎駅から空港までバスで1時間ほどですから、
そろそろ戻らなければなりません。
路面電車で長崎駅へ。
荷物を抱えてバスセンターから空港へ。
空港で、なんとか「大人のお子様ライス」であるトルコライスにありつきました。



サフランライスにトンカツが載ったハヤシライスとナポリタン。
そしてサラダ。
お子様ランチっすね。

小腹を満たし、土産物を物色し、
一路空路で羽田まで。
満席でしたよ、この便。
すげぇなぁ。

いやぁ、飛べなかったら面白かったのになぁ。
もうちょっと長崎を楽しみたかったですね。
機会があったら、また行きたいです。

今度はちゃんぽんだ。


18日(金)   「長崎旅行 vol.1」

週間予報のときから天気が悪かったこの日程。
案の定といいますか、雨にやられましたが、
2日目にはすっかり回復し、まずまずというところでしたね。

それではいってみましょう。

2月14日月曜日午前3時、支度を整えて出発。
竜王駅より高速バスで羽田空港へ。
狭い車中で体はビッキビキでしたが、
ほぼ時間通りに羽田へ。

羽田の朝はカレー、というのがお決まりでしたが、
奥の方に和朝食のお店があったので試してみることに。

結論から言うと。

カレーにしときゃよかった(><)

口直しをしたいと思いつつ、腹にはたまってしまっていて、
なんだかすっきりしないままに、ス○バでティーラテ。
なんとかリセットをして、搭乗口に向かいました。

ゲートをくぐって、乗り場へ。
おや、今回もバス移動ですか。
さっくりと乗り込んで、滑走路を突き進んでいきます。

結構遠いなぁ。

窓の外は、雨。から雪へ。
白い粒が飛んでいきます。
いよいよ天気予報通り。
そして、「どっちのせいで天気が悪いのか」という不毛な言い合いをしながら機内へ。

ビジネス客も多かったですが、観光客でほぼ満席。
ランタンフェスティバルをやっているということですが、
それにしても、連休明けの平日でこの混雑って。

「もっと大きな機体にしてくれよ」

という言葉をグッと飲み込んで、シートに体を委ねました。

8時発の長崎行き。
エンジン音が高まり、滑走路を走り始めます。
が、なかなか滑走しません。
ぐるぐるぐるぐる・・・・・・。
ようやく飛び立ったのが、8時40分。
30分以上も、場内をドライブしてました。
だったら、8時30分出発にしてくれればよかったのに。

いつもは天候不順で、離着陸のどちらかに不安を抱えながらのフライトですが、
今回は、何事もなく長崎着。



長崎では、現地の方が待っていてくれました。

嫁さんも使っている「ヒノサワさんちのアストロカメラ」ユーザーで、
モノクロフィルムの現像をお願いしている方で、
今回、アストロカメラで撮影した天体写真の個展を開いたNさん。
実は、嫁さんが昨年個展を開いたあとに、
「次はアナタだからね」
とプレッシャーをかけたそうな。
それも後押しになって、今回の個展開催となったというのだから、
なんかもう、すんませんでした(苦笑)。

で、その個展を見るのが目的で、我々は長崎入りをしたのでした。

弱い雨に降られつつ、Nさんの車で長崎空港を出て、
車中で観光をしながら連れて行かれたのが、
なぜか、久留米ラーメン。
久留米ったら、福岡やん!
でも、うまいのでOK(笑)。

いや、ホントにうまかったのよ、ココは。

スープ、麺、チャーシュー、煮卵、すべてうまし!
そして、びっくりしたのが、海苔。
これがもう、口に含んだ瞬間、潮の香りが膨らみまして。
たちまちノックアウトでした。
また、メニューを見て頂くと分かりますが、「背脂の揚げ玉」ってのがあるんですよ。
これが、また、クセになる。
働く男の好む味、ですな。
これは、草食野郎にはいってほしくないです。
ガテンなオジサンにこそ似合うラーメンでした。

ラーメンで空腹を満たしたあとは、
またぶらり観光。
向かったのは、長崎ペンギン水族館





ペンギン水族館ですので、ペンギンもいっぱいいますが、
ペンギンオンリーではありません。
なかなか見かけない魚も含めて、結構なボリュームでした。
またいっても楽しめる、そんな感じがしましたね。

また、車に揺られて、やってきたのは天文ハウスTOMITA
町の中にある眼鏡屋さんの上にドームが乗ってるなんて、
なんという絵面(笑)。



ここで、小一時間くらいいたでしょうか。
お仕事のお邪魔をして申し訳なかったです。



途中で見つけたオモロイ看板。
床屋で「のびる」って・・・・・・(苦笑)。

さぁ、ここからいったん、本日宿泊のお宿へ。
このお宿が長崎の中心街にありまして、
個展会場もすぐそばという好立地。
もちろん、だからこそココを選んだわけですが、
これがまた、凄いところにあります。
完璧な繁華街。
カステラの老舗の本店も目と鼻の先。



中華街もすぐ傍(行ってないけど)。
観光名所目白押しの場所でした。



これは交番。
かっちょええ!

まずはチェックインをして荷物を部屋へ。
そこから徒歩で、繁華街のアーケードを抜け、



個展会場である喫茶店へ。
ここの2階が小さなギャラリーです。

おぉ、嫁さんの個展を思い出すぜ。



長崎の街の中で見上げる星空、というコンセプトで、
見慣れている写真とはまったく違うアプローチ。
面白かったです。
これだけ絵になる建造物があり、広い空があることが羨ましくも感じました。
もちろん、あちらから見れば、
空が暗くて湿度も低いこちらの方が羨ましく感じることもあるかもしれません。
隣の芝は青いということで。

ひとしきり写真を眺め、アストロカメラのツーショットも収め(笑)、



コーヒーを頂いて(飲みやすくておいしかった!)、
さぁ、晩飯です。
お店は、ホテル目の前のココ
Nさんも初めてとのことでしたが、おいしいと勧められていたそうです。
席に着くと壁にあるモニタに、本日のオススメメニューが次々と表示されていきます。
油断をしていると「SOLD OUT」の文字がかぶってきます。
慌ててさくさくっとオーダー。

「長崎は、とにかく青物だ」

というNさんの言葉通り、アジがンまかった!



そして、うちわえび。
カブトガニみたいなフォルムで、身はあまり入っていないのですが、
この味わいが非常に複雑。
伊勢海老のようにドンと来るわけではなく、
噛むたびに味が変わっていくような、非常に不思議な海老でした。
いや、うまかった。

ただ、一点気になるといえば、醤油が甘いということ。
九州の醤油は基本甘い、それは知っていました。
が、ピンとはこなかった。
現地で、ようやく思い知りました。
なるほど、こういうことかと。
すぐに慣れましたけどね。
また、日本酒があまりおいしくないそうで、
別の土地の地酒を頂きました。
ここは、そうはいっても土地のお酒を頂くべきだったかなと後悔しています。

食って飲んで、Nさんは明日仕事なので、適当なところでお開き。
彼と別れたあと、我々はブラブラっと街を散歩してみました。


なんか好きな写真♪
車の後ろには路面電車も写っています。

さすがの繁華街、看板にはスナックやパブばかり。
客引きのお姉さんも立っています。
大阪の夜を思い出しますが、さすがにあそこほどは怖くないですね(笑)。
適当に歩き、居酒屋で軽く二次会をして部屋に戻りました。

朝が早かったから、体力も限界。
風呂上りですぐに倒れました。
なんだかんだで、さすがにきつかったわぁ。


13日(日)   「また雨だよ」

明日未明より、また西日本に向かいます。

うどんじゃないっす。

ちょっくら、嫁さんのお供で。

で、また雨です。
いつも雨です。

ああああ〜♪

・・・・・これだけで、行き先が分かったら凄いな。


10日(木)   「お灸」

義父にお灸をすえられました。

背中にね。
鍼と一緒に。

あまりに痛かったので。

ただそれだけ(笑)。


6日(日)   「正しい朝食」

長崎の嫁さんの知り合いから南蛮漬けが届きまして、
昨夜の肉じゃがと合わせて、
今朝はこんなご飯。



これに納豆。
正しい朝食です。