2016年3月

29日(火)   「ポエムかぁ」

鹿児島で行われている嫁さんの写真展も、そろそろ終わりです。
これについて、昨日、現地のFM局に、嫁さんが電話で出演してインタビューを受けました。
そのときに、写真に添えられている「ポエム」にも触れられまして。

我々は「キャプション」と呼んでいますが、
まぁ、傍から見れば、確かにそうかもしれませんね。

なんでしょう、英語で「poem」というのは、普通の言葉なんですが、
日本語で「ポエム」というと、若干の揶揄的なものを感じてしまいますな。

あれを、どういう意図でつけられたのかと訊かれても、実際には困るんですよね。
見たときに感じたものを、自分の中のリズムに合う音数で書き出すという作業なので。
だから、改めてどういうつもりでいるのかなと考え直したら、
あぁ、そうか、
「写真を二度見させるためのものなんだな」
と気づきました。
一度見て、キャプションを見て、「なんだ、これ?」と思わせたら勝ち、みたいな。
メインは写真なんですよね。
でも、写真だけなら「ふーん」で終わる可能性もある。
そこに、一見謎めいた文章が添えられていることで、
「どういうこと?」
と、もう一度写真に目を向けさせる。
文章の意図を、写真から探ろうとさせる。
それが目的。
探りきれなくてもいいんです。私の心象なので。
だから、理解してもらわなくてもいいんです。
極端に言えば、「変なこと書いてるな」でもなんでも、
メインである写真を吟味させることができれば、私の仕事はOK。
もちろん、自分の中で、こだわって作っている「作品」ではありますが、
写真だけの場合や、撮影時の苦労話、状況説明があるだけでは醸し出せないなにかを作り出せていれば、
自分としては満足なんですね。

今後も、嫁さんが要らないと言わない限りは、刺身のツマのように添えられていくと思います。
合わせて楽しんでいただければ幸いです。


28日(月)   「すっかり春めいて」

そういえば、昨年の今頃、明石で嫁さんの写真展が始まったんですな。
あれから一年とは。
そして、ドタバタと。
いやはや、早いもんだ。

肌寒い日はあるものの、
日差しはすっかり春めいてきました。
桜もボチボチでしょう。
去年は、桜が咲いた後に雪が降ったけど、今年はどうかな。


9日(水)   「部分・・・・・・」

てゆーか、雲で全部隠れているから、皆既か(自棄)。