2016年4月

23日(土)   「お休みのありがたみ」

今日明日はお休み。
ありがたいですね。
家にいるのが当たり前になっていたので、
いられないのが当たり前になると、家にいる間になにをしておかなきゃいけないかを考えるようになります。
当然のことなんですけども、久しぶりにそういう感覚を思い出して、なんだか噛み締めるものがあります。
職場が近いため、昼時に戻ってきて洗濯物を取り込んだり、
掃除機をかけてみたり、洗い物をしてみたり。
もちろん、昼寝をしてみたり。
過ぎていく時間と、使っていく時間の違いを、ありがたく噛み締めている感じ。

まだ、薬を飲み忘れたりすると、ボーっとしたり、喉の奥に違和感が芽生えたりはしますが、
そこは根を詰めないようにして付き合っていくしかないので。

さて、入社してみて実感。
本当にイラレを自前で使えない人たち。
てゆーか、デジタル作業ができていない感じ。
記事の使い回しをするのにも、
誌面をコピーして、該当箇所を切り取って、指示書に貼り付けて指示を記入して、
高解像度スキャンで取り込んでメールに添付して送信。

・・・・・・物凄く手間じゃない?

PC上でやれないの? と尋ねたら、
今までこれでやってきたので、どうでしょうと返ってきた。

今どきの若者って、こうなの?
楽できるなら楽になる方法を模索するのかと思ったら。

イラレで地図を作るのも、ちまちまラインを描いてはつなげていく。
2時間たっても出来上がらない。
慣れてるんで代わりましょうかと言うと、びっくりしたように、「できるんですか?」と訊かれました。
できるよー、そんなの。
だって、地図をトレースしちゃえばさぁ。

「・・・・・・トレース?」

な、なんですか、その「?」は。

WEBのMAPをプリントスクリーンでイラレに貼り付け、その上をなぞって、
必要なランドマークを書き込んで出来上がり。
ものの15分。
どうよ?

「完璧っす」

感心してる場合じゃないのよ。
それくらい、無駄な時間を使っていたということを認識してね。

とりあえず、手持ちのもので、使っても害のなさそうなフォントを貸与PCに放り込みました。
これで、なんぼかはマシになるでしょう。
少なくとも、新ゴやHelveticaくらいは入っていないと、使いにくくて。
もちろん、入れる前の状態はコピー済み。
いつでも元に戻せる算段はした上で実施。
一応、フォントは財産ですからね。

まぁ、まだ新米編集部員なので、諸先輩方の仕事を見つつ、
口を出せるところがあればやっていくという感じで、
しばらくは猫をかぶっているとしますかね。


20日(水)   「2日目」

社会復帰2日目。
今日は、フリーペーパーの発刊日。
甲府市内に全員で取りに行き、そこから各々の担当地区へ配布設置。
合わせて、協賛店には見本誌と請求書を渡していきます。
さて、近いところから設置していきましょうかね。
最初はご近所の温泉施設。

・・・・・あれ?

休館日。

あふぅ。

き、気を取り直していきましょう。

新刊を置いて、先月号を回収。
幸いというか、このフリーペーパーが結構評判がよく、
それほど残っていませんでした。
途中の施設では、むしろもっとくれと言われたり。
前の職場と異動前の職場にも設置に行ってきました。
前の職場に業者としていくというのは、なんか変な感じ(苦笑)。

15時くらいまでには、だいたい終わっていたので、
一度自宅に帰りましたら、
物干しざおが落ちていました。
洗濯物が風に煽られて竿が動き、竿のエンドキャップが外れてすっぽ抜けたようです。
ほぼ乾いた後でのことだったようで、汚れていなかったのが救い。

さて。
新参者の私は、まだ事務所のカギを頂いていません。
で、スタッフ総出で(4人だけど)配布に回っているので、
事務所が開いていません。
夜の営業までクローズしている飲食店があり、そこへの請求書を持って行けてないので、
とりあえず待機をしたいのですが、
とにかく待つしかない。
朝が早かったので、車の中で軽く昼寝。
2時間ほどで、一人帰ってきました。

とりあえず、事務所の掃除でもしちゃいましょ。

時間を調整して、夜営業を始めたお店へ出向き、見本誌と請求書を渡しました。
中には顔なじみの店もあり、
「あれ、どうしたのぉ?!」
なんて言われたりして。
そういや、そんな話をしに来てなかったわ。
簡単に経緯を説明して、今後ともよろしくと。

思った以上にバタバタはせず、これくらいの仕事量なら、体にも違和感はないですね。
まぁ、締切に近くなったりすると、とんでもないことにはなるんでしょうけど。

まぁまぁ、ぼちぼちいきましょう。


16日(土)   「お疲れ様でした」

旅がらすさん、遠路はるばるありがとうございました。
桃の花も撮影できたようで。
日帰りは大変かな。
でも、遠距離は慣れたもんか。
お土産、おいしく頂戴します。
また是非語らいましょう(笑)。


さて、九州の地震は続いていますね。
雨の予報、しかも大雨だといいますが、大丈夫でしょうか。

政府が「青空避難をやめて屋内退避を」という指示を出して、県知事が不快感を示したって話がありましたね。
最初はなんのことかと思いましたが、
避難所がなくて外にいるわけじゃない。
室内にいるのが怖くて外にいるんだと。

そらそうだよ。
あんだけ震度6が続けば、建物の倒壊が続けば、屋内になんかいたくないですよ。
理由も知らずに不用意な発言をしないでもらいたいものです。
なんのための情報収集なんだか。

あと、ニュースでしょっちゅう出た、縦割れマンション。
あれだってねぇ、倒壊を防ぐためのエキスパンション部分が崩れたわけですから、
いわゆる、「あそび」の部分がきちんと機能した証拠。
ただ、揺れが大きかったから、「想定以上に崩れた」だけで。
元々空いているんですよ、あの隙間は。
現場では「エキスパン」て呼んで、普段は危険のないように覆いをつけて、防水加工をして仕上げているんですよ。
橋だって、揺れを想定した継ぎ目があるじゃないですか。
あれと一緒。
設計事務所だか建設会社だかにもらったコメントを読んだニュースもありましたが、
「想定以上の揺れで壊れた」
という趣旨のコメントだけを使っていました。
これ、「もともと建物の倒壊を防ぐために隙間を作っているのですが、想定していた以上の揺れを受けたのでその部分が崩れたんです」という内容のものを端折った結果、
さも設計にミスがあったかのような情報操作がなされたわけですね。

怖いですね。

情報が集まりやすい現代だからこそ、
「最初の情報にすべてが詰め込まれている」という錯覚に陥りやすい気がします。
それが衝撃的なものであるほど、短い言葉で繰り返し発信されやすいです。
そして、それが伝聞情報で拡散していきます。
だから、そのまま植えつけられてしまう。
でも、その短いセンテンスの前に、どれだけの土台があるのか。
どれだけの端折られたものがあるのか。
それが見えてこないままに印象が作られてしまうのが本当に怖いです。

報道の在り方もさることながら、個人レベルのものも含めた情報発信の在り方、
そして情報の受け取り方を、きちんと考えなければいけないと思いますね。

まぁ、ともあれ。
マスコミも無闇に煽ることはせずに、事実をありのままに、
ホント、余計なコメンテーターとかいらないから、
脚色をせずに、きちんと報道をしてほしいものです。

ついでに。
ヘリ、飛ばせるんなら、
水くらい持っていってあげてください。
マイクを向ける前に。
人として。


15日(金)   「揺れた!」

揺れましたなぁ!
震度7!
M 6.5!

熊本、九州という遠隔地ではありますが、
嫁さんの写真が鹿児島にあるもんですから、あまり他人事とは思えません。
鹿児島も、熊本も、長崎も、嫁さんの知人はみな無事のようですが、
被害が拡大しないことを祈るばかりです。
特に先日は、沖縄でしたか、4月としては46年ぶりの豪雨なんてのもありましたし、
ただでさえ火山灰が堆積している土地で、揺れて地盤が緩んだところに雨なんてきたら、
一気に滑っていきそうな気もしますから。

余震でさえ震度6ですもんね。
生きた心地がしないでしょう。
これでも原発はそのままか! とか叫んでいる人もいるようですが、
今そういうことを言える人は、当事者じゃないからでしょうね。
そんなもん、後でいいんです。
我々にできることを、と声を上げる人もいますが、
多分、余計なことをしないのが一番でしょう。

地震から一夜明けただけです。
津波があったわけでも、発電所が崩壊したわけでもありません。
噴火したわけでもありません。
いきなり物資が枯渇することはないでしょうから、あれもこれもとするのではなく。
まずは国の調査、分析と発表を待つ。
そして、現地からの声に耳を傾ける。

判明した必要なことを、過不足なくしましょう。
過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
現場が大変だからこそ、第三者として落ち着いて見極めましょう。
一緒に焦っては、かえって混乱を招きます。
くれぐれも、焦らず、冷静に。

P.S.
 一応、震災が起きたけど・・・・・・。
 言い訳できるくらいの災害だと思うけど。
 増税するんだろうか。


10日(日)   「白州」

久しぶりに探鳥会に行ってきました。
バードサンクチュアリはすっかり様変わり。
道は広くなっているし、砂利は敷いてあるし、土止めなのか石は積んであるし。
すっかり、森の中の小道じゃなくなってしまいました。
歩くには便利だけど、不自然。
お客様が歩くのだからという理屈は分かりますが、
自然を守り育てるという理念を象徴するものが、あの森だったはずなんですけども。
必要最低限の整備だけをして、ほぼありのままの姿を残してこそ、バードサンクチュアリ(野鳥の聖域)なんじゃないですかねぇ。

今日は、とにかくヒヨドリ。
どこに行ってもヒヨドリ。
そしてメジロ。
満開の桜の間を、せわしなく飛び回っていました。


9日(土)   「やっと」

トップの写真、やっと差し替えました。
自宅前の桜。

そして、やっと。
地元フリーペーパーの制作に携わることになりました。
多分、一番やってみたかった仕事。
まぁ、本当にやりたかったのは作家でしたが、
そこまでの創作能力はないと、在学中に分かっていたので、
それを支える仕事をしてみたいとは思っていました。

県内フリーペーパーの多くを束ねる会社のグループに入っているようですし、
情報発信の場にいられるというのは、なにかと便利ではないかという思いでいます。
まぁ、フリーペーパーですので、広告料に依存するわけですから、大きく収益を上げられる会社ではありませんけども。

ともあれ、今月下旬より社会復帰です。