2017年3月

27日(月) 「島から月へ vol.3」

出発前にコーヒーでもと思い、
以前立ち寄った喫茶店にいってみたら、開いていませんでした。
後で分かりましたが、
オープンが遅くなったようです。

今日は静岡名物の工場へ。
こちらですね。

浜松の街中を抜けて、ちょっと山に入ったなーと思った先の工場地帯にありました。

月曜日だというのに、駐車場は結構混んでいます。
工場前で集合写真を撮っている団体さんも。

 

見学は自由かガイド付きかですが、
ガイド付きだと時刻が決まっていますから、
ここは自由見学です。
中で申し込みをして、お土産をいただいたらスタートです。

廊下から見られる光景。

 

階段の手すりの支柱もうなぎ。

 

かわいいですね。

上からは工場内の様子が一望できます。
その先にカフェスペースがありましたので、ちょっと休憩。

 

さすが。
こだわりの照明。
ここまでうなぎパイなんですねぇ。

オーダーしたのはパフェ。
結構なビジュアルです。

 

おいしいのはもちろんですが、
うなぎパイメニューの提案の仕方が楽しいですね。

さぁ、帰路につきましょうか。

昨日、山梨方面は雪だったと散々脅されましたので、
富士五湖は避けて、52号線から北上することにしました。
で、帰ってきたわけですが、韮崎に入っても北杜に入っても、
雪の姿が全くないわけですよ。
多少ビクビクして帰ってきたのに拍子抜けと言いますか、
あそこまで言われたのなら、少しくらい雪の姿を見たかったなぁと。

急遽決めた旅行でしたが、楽しかったですね。
また行く機会があればなぁと思います。


26日(日) 「島から月へ vol.2」

雨の日曜日。
ジョギング大会と言っていましたが、どうなったんでしょうか。

てゆーか、雨か。

傘、ないなぁ。
いつも車だから気にしないんですよねぇ。

弱くなってくれることを祈りつつ、朝ごはん。

 

丁寧なご飯でした。
いいですねぇ。

支払いをするときに
「何時の船だっけ?」
と訊かれ
「10:35だね」
と言いながら時刻表を見ましたら、
「10:25」
の文字。

うぉっと、あぶねい!

乗り損ねたら、次は午後3時過ぎ。
危ない危ない。

宿を出て干物屋で干物をお買い上げ。
出港まで時間は少々ありますが、つぶす場所もないので、
弱い雨の中、乗り場の前で待つことに。
同じような人が結構いる・・・・・・というか、こんなにいたの?
知多に向かう人もいるからとは思いましたが、
それにしても結構多い。
高速船のほか、水上バスなども航行していますが、
人数が全然減っていかない。
まさかと思いながら、乗るべき船がきたので乗船口に向かいますと、
ずらーっと列が出来上がりました。

乗れんの?!

そう思うくらいの人数。

乗れましたよ、そりゃもちろん。
定員内なんでしょう。
でも、なんだか行きよりも船が重い感じ。
体に伝わってくる震動がおとなしいといいますか・・・・・・。

30分後、無事に渥美半島に到着し、
荷物を積み込みましたら、1日ぶりの運転席。
さぁ、静岡へ向けて出発です。

途中、浜松でうなぎでも、とも思わないでもなかったのですが、
朝ごはんがそこそこおなかにたまっていましたし、
それよりもなによりも、今日は大事なミッションがあります。
とにかく天竜川を目指して走っていかないと。

42号から1号に入り、152号で北上。
車の流れに乗りながら、小腹はすいてきていますので、
なんか入れておこうかと考えていた頃、ドンと「珈琲」の文字が。
Cafe&Bakeryとあります。
パンならいけるかと思った瞬間に見えた看板が。

・・・・・・なにこれ?

 

7272・・・・・・なになに?

もう楽しくなっちゃいました。
車も多く、結構混んでいるようです。

中に入ってメニューを確認。
ほほぉ、カレーですか。
・・・・・・ライスを珈琲で炊いた?
ほんとだ、色がコーヒーだ。
まじか。

楽しいじゃないか。

 

ほんのりコーヒー色。
いや、おいしい。
想像がつかなかったですが、コーヒーライス、全然邪魔してないですね。
ちょっとクセになります。
パンをくりぬいてシチューを詰めた、ディナー限定のメニューも気になりますな。
面白いぞ、この店。

レジ横のパンをいくつか買って出発。

ぽつぽつ雨が落ちる中、また気になる看板が。

 

なんですか、これは?!

さすがに立ち寄る余裕がないのでスルーしましたが、
さっきの店に入っていなかったら、ここには入っていたでしょうね。

やがて、天竜川を渡る飛竜大橋に差し掛かりました。
大きな橋ですねぇ。

 

街路灯がオブジェになってます。
すてき。

天竜川に沿って北上をしていたら、出てきましたよ。

 

「月まで3km」

嫁さん念願の場所。

その筋の人の中では有名です。
そういう部落があるんですね。
狭い県道を進んでいくと、

 

月に着きました(笑)。

さぁ、地球に帰りましょう。

ぐるりと回って国道を南下。
道の駅は花盛り。

 

あったかいんですね。
山梨北部や富士山周辺は雪らしいですが、
ここでは花桃が鮮やか。
そんなに遠くに来たつもりはないんですけどね。

今日のお宿は浜松。
駅前が一方通行の場所ばかりで、
前回来た時も迷いましたが、
今回もお宿にたどり着くまでに、若干右往左往。
なんとか駐車場に入れました。

夕食はぷらっと出まして居酒屋へ。
良さげなお店があったのですが、
混んでいるのかスタッフが足りないのか、
卓の片付けもままならない感じがしましたので、別の店へ。
そうしたら、先の方で同じチェーンのお店がありました。
こちらは空いていましたので、それはそれで気にはなるものの、外れであればはしごをするだけですので、
ひとまず入店。

お通しに静岡おでんのはんぺんと大根。
いいですね。
いろいろおいしい店で、結果大正解だったのですが、
びっくりしたのが、かつおの刺身の厚さ。

 

もったいないから、半分にして食べました(笑)。
ホルモン焼きもおいしかったです。
最初は、もうちょっと海鮮を食べようと思っていましたが、
いやいや、満足しちゃいました。


25日(土) 「島から月へ vol.1」

20日が発刊日のため、祝日出勤をした代休として27日を休みにし、
3連休にした初日。

24日の仕事終わり、もろもろの支度を終えて、
お天気がよろしくない中、仮眠をとって出発。
いつもなら西ですが、今回は南へ。
行先だけは決めたもののなにも調べずに、
なんの情報もないままに、富士山を脇を抜けて静岡に出て、
そこからひたすら西へ向かいました。

高速道路には乗らず、国道で西へ。
静岡は、東西に本当に長いですね。
いつまでたっても終わらない。
途中道の駅でドライバー交代。
浜名湖を通過し、愛知県に入りました。
そのまま渥美半島を西へ進んでいくと、
いちご狩り、メロン狩りの文字が連発されてきました。

メロン狩り?

ピンときませんが、そんな時間はありませんし、
まぁ、時期でもないでしょう。
私自身、そもそもそんなにメロンが好きではない(笑)ので、
食べ放題といわれても、ということで、そのまま通過です。

しばらくいくと、黄色い花があちこちに出てきました。
菜の花です。
数年前の下田を思い出すねぇ、なんて話をしていたら、
菜の花祭りの文字が出てきました。

なんせ、なにも調べずに出てきたので、びっくりしましたが、
そこはそれと飛び込むのも我々。
あっさりとハンドルを切りました。

 

時間帯も早かったためか、お客も少なく、
駐車場もガラガラ。
すっと車を止めて、入場料の100円を支払って中へ。

本当に早かったんですね。
まだ、露店も準備中。
てゆーか、開けるんなら、その前に準備しておけよ、とサービス業に従事していた身としては思います。
でも、まぁ、そんなゆったり感もここには合っているのでしょう。

ぐるりと巡り、ついでに海岸にも降りて、
ひとしきりの半島の景色を楽しみました。

 

南国の景色ですねぇ。

 

小一時間ほど滞在し、出発。
すいすいと進み、半島の突端にある道の駅に到着しました。
ここから高速船に乗り、島に渡ります。
船の本数が1日に2本なので、
早めに着こうとは思っていましたが、
早く着きすぎたために時間をつぶすのに苦労しました。

そういえば、軽くつまみながら走ってはいましたが、朝飯を食っていません。
出港時刻は11:05。
時間は十分にあるため、軽くラーメンでも食べておきましょう。
2人で1杯ね。

 

スタンダードなラーメンでしたが、
チャーシューが肉厚で思った以上にうまかった。
隠れた名物かもしれません。

出港まで一時間。
昭和なラインナップのゲームコーナーでじーっと船を待ちました。
ヤシの実博物館なるものもありましたが、
まぁ、なんというか、ホコリがたまっていて、もうちょっとメンテナンスをしてほしい気がします。
せっかくの展示が台無しです。

それにしても船が来ません。
15分前になっても10分前になっても、5分前になっても。
あまりに船が来ないので、焦れて乗り場に向かいました。
たまたまいた猫にそっぽを向かれて軽くショックを受けた頃、
乗船時刻の5分前を切って船が来ました。

 

嫁さんのテンションマックス。
わっきゃわっきゃ。

 

まぁ、この名前はね。

さて、乗る方も続々と集まってきますが・・・・・・、
乗客が少ない。

これで、この路線はやっていけるのだろうか。
そんな心配をしてしまうくらいに利用者が少なかった。

あぁ、これで、荷物も運ぶんだ。

段ボールでキャベツが運ばれていきます。
個人宛の名前、電話番号が書かれています。
・・・・・・個人情報やん(苦笑)。
まぁね、一番確実なやり方ですけども、
時代に合わせたやり方にしていく必要だと思いますよ。
私に悪意があったら、これは利用できるわけですから。

一つ島を経由して、目的地のに到着しました。

 

タコの「にっしー」がお出迎え。
某ドラマで主人公が訪れた島です。
来ちゃいました。

とりあえず、まずは腹ごしらえ。
彼が訪れた食堂・・・・・・ですが。
激混み。
さっきの船の乗船率から考えたら、想像がつかない数。
知多半島から来る数が凄いのかなんなのか。

一度は別の店にすることも考えたのですが、
結局ここにすることに決めて並ぶことに。

4組待ち。

後ろにも続々と客がたまっていきます。

1階の食堂だけでは賄いきれず、2階の宴会場も開放していて、
順番がきた我々はそちらへ。

たこめし、タコ物定食、大あさり焼に中ジョッキ(笑)。
だって、ここじゃ運転なんてしないもん。

 

これで1000円しないってんだから、お安いでしょう。
さすがの愛知県、赤だしにわかめの味噌汁です。

ご飯がちょっとにおいました。
水なのか、ちょっと放置してしまったのか。
でも、それ以外はおいしかった。

 

こいつのおつゆをご飯に垂らしたら、それはもうたまらんわけです。
二人してご満悦のランチになりました。

さて、満腹になった我々ですが、
まだお昼を回ったくらい。
さすがにお宿には入れません。
幸い、曇ってはいるものの大きく崩れそうにもなかったので、
ちょっと散歩をすることに。
レンタサイクルもありましたが、まぁ、ちょっと腹をこなしてみようかと。

 

もはや、象徴でしょう。

到着した西港から南回りでぐるーっと海岸線沿いを歩いていきます。
ところどころ、露出した地層があり、その中に断層もあり。

 

ずれてるよねぇ。

まぁ、島があるということは、マグマが噴出したか、大陸から分かれたかでしょうから、
こういう風になるのは当たり前なんでしょうけども、
生活圏内でこれだけはっきりと出られるのも、ビビるといいますか(苦笑)。

歩いている人、自転車で走っていく人など、結構な観光客数です。
こんなにいたんかいと思うほど。

ぱぁんっっ

なにかと思ったら、脇を抜けていったオジサマの自転車のリアタイヤがぺしゃんこに。
パンクしたんですねぇ(苦笑)。

しばらく歩いていくと、集落が見えてきました。
東港です。

 

こちらは「がっしー」。

某ドラマの主人公がタコ串を食べたところなんですが、
お店が混雑していたので断念。
さらに歩いていきます。

やがてビーチが現れました。
小さな海岸ですが、この島では唯一の海水浴場です。
今は時期ではありませんので、もちろん泳いだりする人はいません。

・・・・・・クラゲ?

波打ち際で、クラゲがプカプカ。

違うところでは、アサリがコロコロ。

いや、ほんとにアサリ。
活アサリ。
ちゃんと動いていたもの。
これが、波に遊ばれて砂浜に残されたり、水際に戻されたり。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
獲ったら、密漁だよね、やっぱり。

さぁ、そろそろ足が疲れてきましたよ。
しかし、位置的には、まだ半分。
頑張っていきましょう。

この島の東と西の港は、交通のためのもののようで、
漁で使うのは北の港みたいです。
ぐるりと歩いていくと、漁船やタコツボがずらっと港に並んでいました。
網もありますね。

 

先へ進むと、海沿いはえらく細い道に、
比較的大きい道は高台へと続くのが見えました。
地図を検索すると、海沿いはかなり遠回りの様子。
ショートカットではないですが、ここは太い道でいきましょう。

我々とは逆回りで島をめぐる人たちも多く、
そこそこ急な斜面を自転車で下りてくるのですが、
キーキーと、まぁ、うるさいです。
こんなのとか、きょろきょろと周りを見ながらとか、
自分の生活圏内に、見知らぬ人がぞろぞろとやってくる状況。
慣れたもんなんでしょうけども、島の人にとってみれば、多少気持ち悪かったりしないんでしょうか。
観光とか商売とか、割り切らねばらならない部分はありますが、
もっと根っこのところで、本当ならずいぶんと静かな島だったのにという思いはあるのかな、なんて。

もう一つ気になったのは、原付のノーヘル。
9割の方がノーヘル。
この島だけ特例でもあるのかと思うほど。
ちょっと走って目的地、という距離感ですし、
車もほぼいないですから、まぁ危険も少ないんでしょうけども。
その油断が、自損事故のときに大惨事につながったりしますからね。
ある程度はピリッとした方がいいのではないかと、ちょっと感じました。

さぁ、ようやく見覚えのある景色にたどり着きました。
一周6km強。
のんびり2時間程度の散歩でした。
歩けるもんですね。

細めの道に入ったところで後ろからやってきた車をやり過ごしたら、松本ナンバー。
ちょっと親近感(笑)。
この島は、車の上陸に制限があると、なにかで見たのと、
フェリーが使えるのは知多半島側だけだったことから、
我々は人間だけでやってきました。
まぁ、それで正解だったと思います。
よほどでなければ、よそ者は車を使う必要がないです。
ガソリンスタンドも、小さな給油所を3か所見かけただけでしたし、
当然備蓄量も少ないでしょうから、そこで迷惑をかけることもないでしょう。

14時過ぎだったので、一度宿によって荷物を置き、
少し身軽になったところで軽く水分補給。
お土産物屋さんを冷やかし、別の店でソフトクリームをいただき、カフェバーでコーヒーをしばき、
落ち着いたところで宿に戻りました。

朝から寒かったのか
「暖房がまだ効いていなくて」
としきりに恐縮する宿の方でしたが、
氷点下になるエリアから訪れた我々には、十分に暖かい館内。
「大丈夫ですよ」
と何度言ったことか。

お宿は建物の密集する中にありますが、
部屋の窓から海は(一応)見えるオーシャン・ビュー。
ひとしきりのんびりしまして、お風呂に行きました。
家族風呂とのことで、入ったらカギをかけてくださいねとのこと。
温泉ではありませんが、大きなお風呂は本当にのんびりできますね。
島を歩き回ってくたびれた足も、だらしなく伸ばせました。

食事は、別フロア。
食堂ではないですね。
元客室だったのでしょうか、そこで2組。
もう一組は、若い女性二人でした。

あなた方みたいな人が、なんでこんな島に?

訊いてみたかったですねぇ。

翌日に、ジョギング大会があるという話はありましたが、
だからといって、若い人がこぞって来るとも思えません。
日中も、結構若い人たちを見ましたが、
なんで来ているのか、不思議でなりません。

さて、フグ尽くしですよ。

 

枚数を気にせずに食えるてっさなんて!

 

ジューシーかつ旨みたっぷりのから揚げ。
いや、こんなに旨いフグのから揚げは初めて食いました。

そして、とても危険な食い物、雑炊。

 

少なそうに見えてボリュームたっぷりなんですよね。
コイツのおかげで、腹がはちきれそうになりました。
なのに、いるんですよね、まだ。

 

デザート。

もぉもぉ、物理的におなかいっぱいなんですよ。
食いましたけどね、食いましたけどね。
おいしかったですよ。

お隣にいた女子は、あまり食えなかったみたい。
途中で出されたゆでだこを持ち帰らせてもらってました。
我々が食べ終わる前には、すでに退出していました。

・・・・・・あれ。

結構残してる。
鯛の焼き物なんて、ほぼ姿で。
刺身も4切れ残しちゃって。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

ぱくっ。

んまい。

もったいない。

ありがたい。

さぁ、ごちそうさまです。
ありがとうございました。


16日(木) 「入稿完了」

無事、4月号の入稿が完了。
印刷所で念のためにチェックをしてもらい、
発刊へと続いていきます。

まぁ、なんとかなりました、というところでしょうか。
毎度のことですけども。

本日、偶然、前の前の職場の同僚とスーパーで会いました。
なんでも、そこから異動せよとの打診があるそうです。
行先は、私の前の職場。

なんだか、先が見えていますね。

以前から辞職しようという意思はあったそうで、
色々と体制が変わっていく中で、
この異動が受け入れがたいと。
で、誰にも相談できなかったところに、事情を嫌というほど理解している私がいたと。
話をしてすっきりしたそうです。

踏ん張る必要があることもあります。
でも、無駄に無理をする必要がないことも事実。
しなくてもよい無理と想定できることであれば、
それは回避すべきでしょう。
良い方向へと進んでいけることを祈っています。


さて、地元コミュニティFMで、我が社の番組がスタートすることになりました。
ラジオですよ、ラジオ。
土日の昼間、30分の収録番組ですけどね。
先方は番組を提供し、こちらは誌面を提供する。
そこは、内部的には、相殺となります。
さらに、誌面とラジオの連動でスポンサーを集めるというところがキモ。
まぁ、どちらも武器を手に入れたというところでしょうか。

しかし、ラジオ。
30分。

なにすんだろ。