2017年8月

26日(土) 「特別公開」

日本の宇宙研究の最前線を見てきました。
相模原キャンパス、年に一度の特別公開。

10時、開場前から長蛇の列。
こんなに興味を持つ人がいるのかとびっくりするくらい。

定刻で、いそいそとお目当ての会場へ向かう人たち。
前もって、何を見るのか、どう回るのか、シミュレーションしてるんですね。

初参加の私。
毎年来ている嫁さんにくっついていろいろと見ましたが、
うーん、率直に言わせていただくなら、

 難しいことを発表している文化祭

という印象。
確かに、あくまでも研究機関なので、
そうなるのは致し方ないと思います。
しかし、それにしても、どこもかしこもテキストだらけ。
最新の研究、宇宙開発が紹介されているので、

 見た気になる

のですが、しみ込んでこない。
もう少しスペースをうまく使って、
模型やVTRなどで「具象化」してくれてもよかったのかなと思います。
また、試験棟や実験棟、格納庫などがあるわけですから、
「研究内容」ではなく、「研究している姿」を見せてくれると、
より楽しかったのではないかと感じました。
ああいう場所は、まず、「普段見られないものが見られる」から楽しいんです。
そこを前面に押し出すべきだったんじゃないかと思いますね。

ということで、一番良かったのは
「宇宙探査実践棟」です。
月の地表を模した砂地の上に、
探査機となるローバーを走らせたり、観測器を着陸させたりというシミュレーションを行う、
新築ほやほやの施設でした。


14日(月) 「お盆にお出かけ」

これまで絶対に出かけることのなかったお盆。
でも、今日は所用があり、嫁さんと一日かけてお出かけしてきました。

実は来月、星空案内の仕事が入り、その現場が遠いため、
下見に行こうと決めたのでした。
欲を言えば、泊まりにして夜も確認したかったのですが、
さすがにお盆。
現場の宿も満室でしたので、
日中の下見だけでもと。

8時前に出発し、中央道へ。
向かうは長野県北部、安曇野。

安曇野インターで長野道を下り、
国道でさらに北へ。
お盆でもありますから、インター近くは結構混雑していた印象でしたが、
めぼしい観光地が過ぎたあたりから車の数は減っていきました。
小さな湖と山と森という景色が続きますから、
そんなもんだろうと思っていたのですが・・・・・・。

適度に開けた集落と、何もない山の中を繰り返しながら辿り着いたのは、
道の駅

 

えれぇ混んでるじゃんけ!(甲州弁)

昼時に差し掛かっているということを加味しても、
なかなかの混雑。
周囲に飲食店はおろか休憩所もありませんから、
ここに集中するのかもしれません。

ここには、星空案内をする施設の社長さんが、今日おられると伺ったので、
ご挨拶をしにやってきました。

いやぁ、中も混雑。
ちょっと気後れするほど。
で、誰に声をかけようかと見ていたら、
レジにいた方のネームプレートが見えました。

あら、社長さんですね。
こちらでレジ打ち?

お客が途切れたのを見計らってご挨拶。
ついでに、お土産の信玄餅もお渡しして、そそくさと撤収・・・、
いや、店内を見て回り、お酒などをゲット。
星にちなんだ銘柄やデザインのものがあったもんで。

時間帯はお昼時。
レストランはオープンを待つ人でごった返していましたので、
屋外のプレハブでそばをすすりました。
そこから、来た道を引き返します。

国道から脇へ入り、スキー場方向へ。
指示された駐車場に車を止めて、
今度はロープウェイに乗り込みます。

 

さすがにいい景色。
ですが、山頂方向は・・・真っ白。
雲の中ですね。

こんな天候表記、あるんですね。

 

分かりますけども(苦笑)。

ロープウェイを乗り継ぎ、30分ほどで目的地へ。
ここまで、だいたい4時間半くらいですかね。
やっぱり、結構かかるわ。

 

このあと、少し青空も出ましたが、
基本的に真っ白。
この時期は、やはり晴天率も低いようで、
となると、当日の夜も、何とも言えませんね。
曇りベースで考えて、晴れたらラッキーというスタンスで行きましょう。

帰りのロープウェイはずっと雲の中。
ふもとの駅手前でやっと視野が開けました。

しばらく走って安曇野インター付近まで来ると、
さすがに渋滞が始まっていました。
帰路渋滞ですね。
ネットで確認すると、市街地は軒並み渋滞中。
道草を食いつつ、晩飯を食いつつ、タイミングをずらしてみましたが、
高速の渋滞が解消されません。
こうなったらと、下道を使えるところまで使い、
どこかで上にスイッチをしようということになりました。
嫁さんにナビを任せて走り始めます。

言われるままに車を走らせていきますと、
とんでもない道に。
幹線道路の側道で、川沿いの・・・・・・これ、なんだ?
一方通行の、林道並みの狭い道。
こっちは恐る恐るですが、地元であろう車が後ろに来たので、
走っていい道だとは分かりました。
結構ずーっと走り続けましたら、
嫁さんが歓声を上げました。
「渋滞抜けた!」

まじ?

想定以上に早く、思った以上のいい場所に出たようです。

あとから道を確認しようと思いましたが、
暗かったので、もうなにがなにやら。

二度と使えない道かも(苦笑)。

そのままするするーっと走り続けられまして、
気が付けば自宅周辺。
高速を使うのと大して変わらない時間で帰ってきました。

高速代返してくれ(笑)。


さて、今日の本題が何だったか忘れてしまいそうでしたが、
とりあえず、せっかく現地の空気も感じられましたので、
当日の準備を始めましょうかね。