2018年11月
11月25日(日) 「讃岐うどん遍路 vol.4」

夕べは、ちょっと飲みすぎましたかねぇ。
ちょっと酒の匂いが残っていました。
嫁さんが嫌そうな顔をしています。

さ、さぁ、気を取り直しまして(脂汗)。

本日1軒目は、これまでなんとなく行かなかった名店。
釜揚げうどんの、長田in香の香。
なんでしょうね、混んでいるというのもありましたが、
本当に、なんとなく寄らなかったんですよ。
今回は一念発起、突入です。

 

・・・・・・うわ。

開店してそれほど経っていないのに、
駐車場もあらかた埋まり、
すでに行列ができています。
嫁さんがひるみましたので、
これは回避すべきかと思いましたが、
でも、これでやめていたら、多分二度と食う機会がない。
意を決して駐車場に突っ込みました。

まぁ、行列といっても20人くらいでしたし、
いっても、うどん屋です。
回転は速いですから。
車を止めて、早速行列に並びます。
じわりじわりと進んでいき、店内へ。

すごい勢いで注文をさばくお姉さん。
超アナログなシステムで、注文を管理していました。
札を受け取って、奥のカウンター席へ。

 

きたきた、きました。
でかいとっくりでやってきた、つけダシ。
猪口に注ぐと、香りが立ちます。
そこに、あつあつの釜揚げ麺をくぐらせて、ぞぞーっと。

うん、なるほど。
うまい。
味の方向性としては、関東人に馴染みのある感じ。
だから、違和感なくいただけます。
釜揚げ麺は湯切りをしていませんので、
そのまま食べていくと、ダシが薄まってしまうと思っていましたが、
なるほど、薄まってからも美味しいダシなんですね。
計算されてるわ~。

食べ終えて外に出ようとして・・・・・・。
そういえば、どこから出るの?
店の入り口は、行列を吸い込んでいるだけで、スペースがありませんし、
そういえば、誰ともすれ違いませんでした。
ということは、別の通り道があるわけで・・・・・・。

ぐるりと見まわして、それっぽい戸を見つけました。
表示がないので、合っているかは分かりませんが、
出られそうなので、そこから外へ。
すでに、我々が来た時よりも伸びている行列をかき分けて、
車に乗り込んで、ほっと一息。

さ、気を取り直して次へ行きましょう。

現在地は、香川の西寄り、善通寺市。
本日は、淡路を抜けて帰る予定です。
だから、そちらに向けて進めべきなのですが、
まぁ、まだ時間もありますので、
とりあえず、さらに西へ。

おなじみ、鳥坂まんじゅう。

 

いいですね、ほんのり塩気のある、控えめなこの甘さが。

そして、昨年末、年末年始でお休みだった名店、
木の葉型天ぷらの渡辺へ。

 

カウンターの上に、バットに入ってずらりと木の葉型天ぷらが並んでいます。
見れば、奥の棚の上にもずらり。
そりゃあ、その都度揚げていたら大変ですもんね。

嫁さんが名物の天ぷらうどん、私はきつねうどん。

 

 

背後にあったおでんも少々いただきまして。

・・・・・・べふっ。
さすがに、食べ過ぎた。

でも、最後に、さぬきうどんらしいさぬきうどんをいただきまして、
大満足です。

お土産を買うため、高松のいつものショッピングモールへ。
その道中が、軽く渋滞。
まぁ、連休の最終日ですもんね。

おおう、ここも渋滞デスカ?

モールの駐車場も、ほぼ満車。
どうにか見つけたスペースに車を止めました。

とりあえず、お土産うどんと、
帰りの食糧も。
なんかね、サービスエリアとかだと、
いつも食べる気がしないんですよね。
なんとなーく避けて、パンとかおにぎりとかを買って、
車内で食べながら移動してしまいます。 今はお腹いっぱいですが、道中、どこかできっと腹は減るので、
だったら、弁当でも買っておこうかと。

滞在中和食、海鮮続きだったからか、ハンバーグにとんかつに。
若干、洋食の味に飢えているようです。

高松の東、三木から高速に乗り、
明石海峡大橋、新名神経由で大きな渋滞を回避しつつ、
23時過ぎには帰宅できました。
で、道中、弁当を食うこともなく来てしまいましたので、
アラフォー二人が、夜中にファットな弁当をいただきました。

いつもは、もう終わりか、もう帰るのかと思いながら香川を離れるのですが、
今回は満足感をもって帰途に就くことができました。
いつもより1日長い、3泊4日という行程がよかったんですかね。
そう簡単にできることではありませんが、
今後、ちょっと意識してみようかしらん。


11月24日(土) 「讃岐うどん遍路 vol.3」

今朝もいい天気。
来たとき以外は晴れという珍しい行程です。
本館の方で宿泊証明を受け取り、出発。
まずは、名前と外観で選んでしまった、キリン。

 

ステキな外観です。
中も動物のイラストがそこかしこにあり、
よく言えばポップ、悪く言えば・・・・・・小児科?
でも、うどんは本物。

 

かつお風味の強いだしで、ぶっかけをいただきました。
なんとなくですが、東讃はかつおだしが強いような気がします。
高松から西に行くと、いりこが勝ってくるような・・・・・・。
別に、統計を取ったわけではありませんが、
なんとなく、ね。
アジフライもうまし。

さて、科学館はまだ開かないので、なにをしようかと地図を見ていて、
思い出しました、水族館があることを。
高松の東、屋島の上にあるんですよね。
水族館ラブの嫁さんが、強く反応をしました。
てことで、水族館へ。

基本平地ばかりの香川県。
突然オブジェのようにぞびえる山が特徴ですが、
屋島もそんな感じ。
街から、いきなり「グン」と登っていきます。

 

さすがに長野の山奥ほどではありませんが、
それなりのワインディングロード。
嫁さんが楽しそうにハンドルを握っています。

ここには、「ミステリー坂」なるものがあります。
要は錯覚なのですが、
例えば、景色は下り坂のように見えるのに、
実際には上り坂だというもの。

でしたが。

「見たまんまじゃね?」

道路脇に「ミステリーゾーン」という看板が出てくるのですが、
その先は、普通に上り坂にしか見えません。
行きじゃ分からないのかな、とは思うものの、
そこに看板があったわけだから、そう見えるということなんだと思うけど。

いまいち。

某番組で、意気揚々とここを説明をしたディレクターが、
「キミだよ、ミステリーなのは!」
と罵られていたのを思い出しました。

嫁さんとも話しましたが、ドライバーは余計に分かりにくいかもしれません。
上りなら上りなりに、下りなら下りなりに、アクセルペダルにレスポンスがありますからね。
分かりやすいのは帰りなのかもしれないと気を取り直し、
とりあえず、また確認をすることにして、先へ。

ドライブウエイの終点、広い有料駐車場に車を止めます。
ここから、屋島寺を抜けて水族館へ行くわけですね。
売店には「うどん」の文字がありますが、
そこはスルーして、向かいましょう。
途中、お土産物屋さんが数軒あり、
瓦投げの瓦を勧めていました。
この先の展望所で投げられるみたいですね。

おぉ、景色が開けましたねぇ。

 

海が見えた瞬間、テンションが沸騰する、海なし県民の嫁さん(笑)。

ひとしきり以上にシャッターを切りまして、
さらに奥へ。

見えてきました、新屋島水族館

 

林の奥に、ポツンと建つ小屋のような・・・・・・。
失礼ながら、あまり流行っているようには見えない外観ですが、
これまた失礼ながら、結構お客さんは来ていました。

建物の古さが目立ちますなぁ。 また、全体的に作りが小さく、狭い水槽が少し不憫。
カワウソやペンギンたちも窮屈そう・・・・・・。
展示されている種類は、そこそこ。
だから、楽しいは楽しいんですが、
それだけに、窮屈さが際立ってしまっています。
まぁ、でも、それなりに楽しみながら、
写真を撮りながらぐるぐると回っていまして、ふと時計を見ると・・・・・・。

イルカショーが始まってるよ!

二人して、慌てて通路を抜けていきます。
扉から外に出ますと、
・・・・・・なんだろ、ずいぶんとテンポの良いやり取りが。

笑ってしまって、ほぼ写真を撮っていませんでしたが、
このイルカショーは秀逸ですな。
ヒーローショー仕立てのイルカショーです。
この発想は素晴らしい。
決めポーズがイルカへの指示になるんですね。
いやいや、飼育員さんのなりきりっぷりたるや、本当に素晴らしい。
少しでも照れがあると台無しですが、ほれぼれするほど見事です。
これは、見る価値ありですな。
そして、どうやら、演目はいくつかあるようです。
もはや劇団じゃないのかしらん。

終演後、サインや撮影に応じるスタッフさん。
ステキ。
そして、イルカの水槽の前に注意書きの札を持ってきた子供。
まぁ、不用意に近づくと、水をかけられますしね。
しかし、彼はいったい?
スタッフの子供がお手伝いをしているのだろうけれども、
それにしても慣れた様子で。

ハードはともかく、ソフトはとても素晴らしいですね。

さて、見逃したところを逆行して見て回りまして、
売店を冷やかして、外に出ました。
うん、面白かった。

さて、ほどよく腹が減ってきました。
近いといえば近い、山田屋さんもありますが、
タイミング的にも立地的にも、混雑が予想されます。
科学館に行きやすいことを考えまして、
途中にある、国道沿いのまるいちに決めました。

 

こちらでは、温玉ぶっかけ。

 

ほどよい麺のこしと、かつおの香るだし。
温玉のコクも加わり、うまいですねぇ。

さて、腹も落ち着きましたので、科学館に行きましょう。

ビルに到着し、裏手の立体駐車場へ。
で、建物の中に入ったわけですが・・・・・・。
こちらの科学館
市民交流センターや子育て支援施設も入っていまして、
上階の方が、科学館になっています。
1フロアそのものは、それほどスペースはありませんが、
窓を大きくして光を取り込み、天井も高いので、さほど窮屈な感じはしません。
プラネタリウムは5階ということで、上っていったわけですが、
本当に、ちょうど投影開始直後。
うどんを飛ばせば間に合いましたね・・・・・・(苦笑)。
次の投影は、お子様向けの番組。
その次の最終投影を見てから琴平に行くのは、
いかに香川が狭いとはいえ、ちょっと。
ということで、展示だけ見ていくことにしました。

5階は、平和記念館ということで、
第二次大戦頃の高松の様子を主に、
戦争のことを伝えるフロアになっています。

ここねぇ、多分、今まで見てきた戦争を扱った展示の中で、
一番興味を持てました。
ただ悲惨だった、つらかったというのではなく、
日常生活のデータが、結構細かく展示されているんです。
配給品や闇市の品目から、なるほど高松だという特徴も分かります。
もちろん、ここだけで完結させてはいけません。
そのための閲覧図書が、これまたそれなりの数あるわけです。
感じて、調べて、考える・・・・・・この一連が成立させられる気がします。

下のフロアは、動物標本、化石、科学実験など、多様な展示物がきれいにまとまっています。
フロアが狭いので、それなり感もありますが、
興味を持ってもらうという意味では、まずまずではないでしょうか。
あとは、芽生えた興味をどうやって育てていくか、
どうやってフォローをしていくか、ですかね。

さて、ひとしきり過ごしたところで、琴平へ向けて出発です。

小腹も空いてきたかなー、というか、
もう一杯くらいいっておかねば、という感じで。
うどん屋さんは、営業終了も早いので、
間に合うところで、するっといただけそうなお店をチョイス。

 

大衆食堂チックな桑島製麺所さんで、これぞ基本と思える、素朴なうどん。

 

こちらは、しょうゆうどん。
エッジのたった、讃岐うどんらしい麺。
うまし。
屋号には製麺所とありますが、一般店なんですね。
手打ちでやっているので、製麺しているのは間違いありませんが、
玉売りメインというわけではないようです。

勝手知ったる慣れた道で、いざ琴平へ。

うん、慣れたもんです。
道も景色も大きく回ってはいないみたいです。

ホテルに到着し、チェックイン。
お、珍しく、東側のお部屋ですか。
だいたい、こんぴらさんビューだったので、
部屋のつくりが逆向きなもんですから、
ちょっと戸惑います。
街側の景色を見下ろしますと、
これまたお馴染みのスーパーが眼下に。

あれ?

そこにあったはずの、黄色いMに似たマークがないことに気づきました。
確かテナントとして入っていたはずなんですが・・・・・・。

このときは、ただ撤退したのかねぇ、なんて思っていたのですが、
調べてみると、2012年には閉店していたとのこと。

過去の日記を読み返しても、そのことは書いていないので、
書くことでもないと思ったのか、書くときに忘れていたのか、
それとも、本当に気づいていなかったのか、
そこは分かりませんけども。

今回はいつもより一日多い3泊4日。
そのため、洗濯したい衣類がたまっています。
ということで、洗濯室へ。
このホテルには2台の洗濯機と乾燥機があるので、
そこで済ませておこうということなのですが、
さすが連休、目の前で、今まさに乾燥機2台に洗濯物を放り込んだ方が。

洗濯機は空いていたので、とりあえず洗濯開始。
しかし、終わっても、すぐには乾かせませんね。
まぁまぁ、仕方ないです。

大浴場で入浴を済ませ、洗濯物を回収。
そして、身支度を整えて、お寿司。

おすしおすし~。

お土産を持ってお店に行きますと・・・・・・。

あれ?
暖簾が変わってる。

 

まぁ、お店の看板だもんね。

気を取り直して、店内へ。

ご無沙汰ですー!

こちらに来て何年になりますかねー、なんて話をしました。
10年くらいですかね、なんて答えたのですが、
2007年に初めて訪れているので、11年目でした。
食事をしたのは、ランチで再訪した年があるので、13回目です。

この程度の回数ですが、すっかり常連顔させていただいております。
いつからでしょう、具体的に注文をしなくなったのは。
メニューで注文せずに、適当に出していただいているだけ。
具体的になにをというのは、お酒だけですね。
おつくり、おいしかったです。
天ぷら、最高でした。

 

うなぎもホクホクでした。
お寿司はもちろん、今年も素晴らしいです。
だから来年も来ます。
ありがとうございました。


11月23日(金) 「讃岐うどん遍路 vol.2」

朝風呂ですっきりしまして、
支度をしまして出発。
一度空港方面に向かって、ギリギリになっていたガソリンを入れてから、
宿方向に引き返して、そのまま通過。
徳島との県境付近を走っていきます。

今日の最初の目的地は、天体望遠鏡博物館
世界で唯一の博物館です。
ボランティアによる運営なので、
営業をしているのは土日と祝日になる金・月のみ。
2016年3月にオープンしましたが、
その年はスケジュールが合いませんでしたし、
昨年は年末だったので、休館でした。
やっと行けるということで、テンションMAXの嫁さんはルンルン(死語)でハンドルを握っています。

今回塩江温泉にしたのは、ここに行きやすいから。
なんせ、ここから道一本で行けるのですから。
なんの不安もなく、まっすぐ行きましょう!

しかし・・・。

地図を見ながら走るも、山肌を沿うように続く道で距離感覚が狂い、
現在位置を見失いました。
嫁さんのスマホで確認したところ、まだ先だと表示されたので安心しましたが、
それにしても、目立つ目印がなく、若干不安。
そのうちに県境が出てきて、徳島入り。
その後分岐点が出てきて、
左に行けば香川に戻るとのこと。
さすが県境付近の山間です。行ったり来たりなんですね。

などと簡単に見過ごしたわけですが。

工事現場の交互通行を過ぎた辺りで、やっぱり気になり、
スマホの地図を拡大。
すると進行方向が、なんと逆向きに。
目的地から遠ざかっていることに気づきました。

OH!

そうか! さっきの分岐を左折すべきだったのか!
嫁さんに平謝りで、ドライブインのようなところでUターン。

ほんと申し訳ない。

一応言い訳をしますと、
参考にしていたのは、うどんガイドの地図なんですが、
ちょうど分岐のところが県境付近ということで、ページの下の端にありまして、
地図がそこで切れていました。
なので、そこは分岐ではなくて、クランクのようなコーナーだと思っていたんです。
だもんで、一本道を行けばいいんだと思い込んでいました。
よく見ればね、分かったんですけどね。
国道の番号も違いましたし。
ほんと、すんません。

ということで、先ほどの分岐を右折しまして、
少し行ったところで、やっと目的地へ到着。

 

 

閉校した小学校の跡地を活用し、
グラウンドに物産店と食堂を、
校舎や屋内プールなどを博物館にリニューアルしたんです。
博物館の開館まで時間があるので、
まずは結願の郷で腹ごなし。
売店のレジで食券を買いまして、
隣の食堂の奥、調理場の扉の脇のザルに半券を入れてオーダー。
調理場の方が気づいていない場合もあるので、
念のため、ベルを鳴らす方がいいそうです。

なお、メニューは、夏はざるそばとざるうどん、
冬はしっぽくうどんとしっぽくそばのみ。
ということで、しっぽくうどんをオーダー。
若干、量に不安を覚えながら待つことしばし。
きましたよ、うどんが・・・・・・って、

具がでけぇ!

 

大根と人参が、これでもかと主張をしています。
でも、おぉ、柔らかい。
歯ごたえを残すくらいに煮込まれていて、
味も染みていて美味しい。
うどんの歯ごたえも良く、出汁にあげの油が染み出して、
こちらも美味。
ただ、腹にズドンときます。
何軒目かにきたら、入らないんちゃうか、そう思うくらい。
まぁ、我々は朝一ですし、これから数時間はここで過ごしますので、
大丈夫なんですけども。

さて、綺麗にいただきまして、
いよいよ本丸、望遠鏡博物館へ。
校舎の脇から裏へ回りまして、元屋内プール棟が受付および特大望遠鏡の展示スペースです。
途中、小ネタもあり。

 

入館料を支払い、ボランティアの方にご案内をいただきます。

 

いやねぇ、博物館ですわ、ほんとに。
大型のものは、基本、閉めた施設からですね。
また、現行施設でも、使われなくなったものであるとか。
個人のものでも、所有者が亡くなり、ご家族から寄贈されたとか、
そういうものが集められているわけですが、
こんなものがあったのかと驚くばかり。
すごいボリュームなんです。
望遠鏡の光軸を調整する機械や、
メッキを蒸着させる機械(非稼動ですが、調整予定だそうです)なども並んでいて、
嫁さん、コマネズミのように動き回ってシャッターを切っています。
そらもう、ボランティアさんがびっくりするくらい(苦笑)。
引き上げられてきた機材は、もちろん、稼働しないものも多いわけですが、
ボランティアの方々も様々な経歴をお持ちなので、
それらをメンテナンスするわけですよ。
使えるようにしちゃうわけですよ。
ほんと、すごい。

大きなものを堪能した後は、校舎に入って小型望遠鏡の展示室へ。
これもまた、すごい。
なにがすごいって、量がすごい。
いくつかの教室に分散して置かれていますが、
ほんと、見たこともないようなものもいっぱいで。

 

こんな小型のクーデ式って、あったのね。
望遠鏡は接眼部から覗き込むわけですが、
普通は、接眼部は本体=鏡筒にありますから、
望遠鏡を向ける方向によって、かがんだり背伸びをしたりしなければならないことも多いです。
昔の観測機器では、梯子に登って覗いたという絵もありますね。
それを、本体内で光を屈折させて、架台の方へと像を導いて、
どこに向けても覗き口は動かないようにしたのがクーデ式。
つまり、大型望遠鏡であれば、ありがたい機構なんですね。
それを、このサイズでやると・・・。

筒に頭がぶつかります(薄笑)。

対物ユニットの上に雲台があるということは、あくまでも追尾撮影用なのかしらん。
でも、どうやら望遠鏡も使えるようで・・・・・・。

対物ユニットにファインダーがついていますが、
ファインダーは、対物ユニットとのシンクロをさせなければなりません。
つまり、ファインダーと本体の方向を合わせるために、双方を覗き比べる必要があるわけです。
ということは、その都度ファインダーを覗きにいき、その都度アイピースを覗きに戻りということで。

・・・・・・めんどくさ!

実際に使ってみたら、もしかしたらいい面もあるのかもしれませんが、
ざっくり考えるに、メリットは思い浮かびません。
その機構を組み込むくらいなら、赤道儀の精度を上げるとか、
なにか他にすべきことがあったような気がしますね。
ボランティアさんも、特にフォローをしなかったので、
多分、そういうことなんだと思います。

また、展示されている機材のメーカーにも偏りがありますね。
いや、もっと直接的に言えば、
古くても手放さないメーカーってありますね、です。
要は、収蔵されているものが少ないメーカーがあるわけですよ。

例えば、某T社。

嫁「仕方ないよねー(笑)」

という感じ。

T社のものは価格が高いです。
でも、作りがしっかりしているので、
価格と性能のつり合い・・・コストパフォーマンスはいいわけです。
ほどほどの価格でそれなりなのか、高くてしっかりなのか、
どちらが正解とは言えませんし、多分どちらも正解なんですが、
そういうところで、高いものを選んだ人は、
手放しませんよね、やっぱり。

3階の奥の部屋は図書室だったんですね。
そこに天文書籍がズラリ。
特に、天文雑誌がズラッと揃っているんです。
「だいたい5セットずつあります」
だそうで。
以前来られた方は、開館から閉館まで、ずっとここにいたそうです。
ボランティアさんが、そろそろ閉めたいと声をかけて、
もうそんな時間ですかと驚いていたそうですから、
よっぽどだったんですねぇ。

まぁ、でも気持ちは分かります。

スライディングルーフの観測室で、実際に太陽観測をする望遠鏡や、
身分を明かしていたので、館長さん直々に稼動できる大型望遠鏡を見せていただいたり、
この観測室は、元は物置で、下にレールをつけて人力で動かして望遠鏡を露出させるなどと、
至れり尽くせりのガイドをしていただきました。

その後お話をちょっとして、「また適当に見て回ります」と外に出ましたら、
ちょうどスタッフさんが小型望遠鏡を・・・いや、普通の望遠鏡なのですが、
見てきたものが見てきたものなので、小型としか言えなくなってしまいました。
まぁ、普通の望遠鏡を出してきました。
星は無理ですが、景色は見えますので、
実感していただこうという趣旨のようです。

おぉ、そいつは我が家にもあるやつですな。
でも、その取っ手は・・・・・・?

 

フライパンかい!

思わず吹き出しました。
なるほどねー!

工作が得意な方が多いのがよく分かります。
そういえば、さっき見たものの中で、同じところを小さなスコップで作っているのもありました。
さすがです。

嫁さんたっての希望で、もう一度図書室へ。
ワクワクしながら見て回っています。
私が小学生のときに、繰り返し読んでいた天文の本は・・・・・・、
流石にないですね。
マンガ仕立てで、男の子と女の子がいて、博士がいてという、
教養マンガにはありがちなものでしたが、
面白かったんですよね。

それから、パラパラと雑誌をめくっていて、ふと思い出しました。
あれは何年前の何月号だ・・・・・・?
2001年の・・・・・・。

私が必死になって雑誌を漁っていると、
嫁さんも不審そうにやってきました。

うん、確かこの辺りに・・・・・・。

お。

ありました!
私が、山梨に移住するきっかけとなった号が!

  

このページの一番下の一文が募集の文言だったんですよね。
懐かしいですねぇ。
ここに書いてあること、今となっては夢物語ですが、
当時はインターネット天文台なんて触れ込みで始めたんでしたね。
まぁ、会社側も、始めてみて分かりましたよ。
平常運営をしながらそんなこともしようだなんて、無理だって。
ネット環境ははるかに悪かったし、システムのレスポンスも悪かったし。

さて、結局3時間半の滞在。
お腹も空いてきました。
そろそろ行きましょうか。
本日は高松市内で宿泊ですので、とりあえず北上。
その途中の、溜でひとすすり。

 

醤油蔵を改装したお店ということで、雰囲気がありますね。
そして、たまり醤油のうどん。

 

んまい。

さて、いつもは通らない、東讃地域から高松市内へ。
聞きなれないうどん店の名前を見ながらいきますと、
かなりの市街地に、ビルにでっかい球体がはまっている建物が。
科学館ですね。

嫁さんはかねてから行きたがっていたのですが、
私は、番組偏重のプラネタリウムは好きではないので、
二の足を踏んでいました。

それはともかくとして、
あまりに唐突に現れたのと、時間的に遅くなっていたのと、
まぁ、間違いなく眠かったのとで、
とりあえず、スルーしました。
で、市街地へ。

さて、見慣れた風景ではありますが、
今日のお宿はどこかいな。
通りから中に入ったところにあるのは分かっているのですが、
どうやら、大きな看板を出しているわけではないようで、
全然見つかりません。
この道なのか、いやその先かと、ナビと景色を見比べながらいましたら、
路地の中にそれらしき小さな看板が。

いや、それは見つけられんて。
しかも一通だし!

ぐるりと回ってもらいまして、逆側から進入。
駐車場がないため、路駐をしてもらって、そそくさとフロントへ。

今日お願いしている者ですが・・・・・・。
え、チェックイン、4時ですか。
お部屋の確認がまだ?
あ、行ってきていただけますか。
はい、じゃ、駐車場に・・・・・・。

そんな感じで、駐車場を教えてもらいまして、
目と鼻の先にあった、このお宿の本館の駐車場へ入れまして、
フロントへ戻りました。
部屋の確認に行かれていたスタッフさんが、少しして戻ってこられました。
せっかく見てきていただいて申し訳ないのですが、
部屋に入ると出る気が失せそうだったので、
チェックインの手続きだけ済ませまして、商店街に向かいました。
腹ごなし散策兼食事処探しです。
でも、まぁ、目の前にスーパーがありますので、
二人とも、結局ここだろうなと、目星はつけていましたが。

大きなアーケード街ですが、慣れたもんです。
ぶらぶらと歩きながら、店頭を冷やかすでもなく見て回り、
よさげな飲食店を探します。
昨日は刺身の盛り合わせですし、明日は寿司確定ですから、
肉系かねぇと。
とはいえ、歳のせいなのか、あまり重いのもちょっと。

お、焼き鳥かぁ。
いいですねぇ。

メニューも見つつ、店の雰囲気も見つつで歩き回りまして、
アーケード街から出て歩いていたところで、
ケーキ屋さんを発見。

発見といっても、例のところですけどね(苦笑)。
(欧州屋さん:ホームページは閉鎖されてしまったようです)

今日も健在の、例のブツ。
陳列ケースに鎮座ましましております。
そして、レジ横には、さらに気になる文字が。

パイ投げ ¥1200

パイ投げって、バラエティでよくあるアレ?
あれ用のものってこと?

怖くて確認できませんでした(笑)。
WEB上には上がっているようですので、
気になる方は確認を。

食後のデザートで、カットケーキを二つ買いました。

結局、よさそうなんだけども決定打がなく、
ホテルに戻りました。
大浴場は本館だというので、支度をしてお出かけ。
その帰りにスーパーで食事をゲット。
刺身に焼き鳥、白飯にサラダ。

おぉ、やってみると、なんか豪華だ。(笑)
部屋食も慣れたもんです。
あまり匂いのきついものでなければ、迷惑にもならない・・・・・・かな?

昔はワンルームマンションだったのかなと思わせる建物。
洗面所がなく、水が出るのはトイレの中の手洗い場だけ。
しかも、蛇口の下をひねって水を出すという、
近年では、ほぼ見られないタイプ。
(写真撮っておくべきだったなぁ!)
そこに難儀をしました。

さて、明日はいよいよ琴平へ突入です。


11月22日(水) 「讃岐うどん遍路 vol.1」

三味線教室最終日。
一曲仕上げると聞いていたので、かなりおののきながらスタートしたものの、
こきりこ節の通し練習をしたところで終了。
お世辞にも「弾けた」とは言えませんが、
面白い体験ができたのは間違いありません。
余力があれば続けたかったところですが、
時間的にも金銭的にも厳しかったので、断念しました。
いつか機会があれば。

さて、帰宅して準備を整えましたら、
1時間ほど仮眠をしまして、日付が変わってから出発
深夜なので、諏訪まで下道で走りまして、そこから高速へ。
やけにトラックの多い中、先に軽く寝ておきまして、
恵那峡で交代。
交代して、首枕、通称「ポン◯リング」をつけた途端、嫁さん爆睡。

あっというまだったねー。

それにしても、トラックが異常なくらいに走っています。
途中で見るPAやSAもトラックで埋まっています。
こんな状況、初めて見ました。

雨が降ったりやんだりする中、
岐阜、名古屋、京都、大阪を通過しまして、
名塩まできたところで休憩。
嫁さんも目を覚ましまして、
あまりに途中経過がないことに驚いていました。
交代して姫路に入り、白鳥で休憩。
腹へったけど、今食うとうどんが入りません。
いつもなら立ち寄る、瀬戸大橋の中央、与島に立ち寄らず、
そのまま四国入り。

とーちゃーく!

さて、坂出に入り、とりあえずご近所でと一軒選んだのですが、
あまりにも怪しい佇まいに尻込みし、
近所にある、名店がもうに変更。
狭い道をすり抜けて、到着。

 

いやー、駐車場が空いている!
行列がない!
平日の朝ですから当たり前ではありますが、こんながもうは初めてです。

 

うまいですねー。
あげの甘みが染み出しただしは、逸品です。

一台、マイクロバスが到着し、
団体さんが店に入って行きました。
こんな道に、あのガタイでよく入ってくるなぁ。

ついで、人気店一福にしようとしたのですが、
この先は連休になるので、平日の内に山越に行こうと言っていっていたのを思い出し、
まだ時間帯も早かったので、行き先変更。

慣れた道ですな。

と言ったそばから、一本間違えました。

まぁまぁまぁ。

無事にリカバリーしまして、キングに到着。
さすがに駐車場はそこそこ埋まってきていましたが・・・・・・、
あれ、さっきのバスがいる。
追い抜かれたのか。

さて、山越にしたら、行列とも言えない列に並びながら、
昨年のことを思い出します。
ここでねー、嫁さんがねー、カメラが軽いって気づいたんよねー。

「今回は大丈夫だもん!」

出がけにもチェックしましたからね。

順番が来まして、いつもの通り、私はかまたま、嫁さんはかけ。
そして、天ぷらを堪能。

 

んまい。

ほどほどに重くなったお腹を揺すりながら、次の行程を考えます。
すぐにはうどんは入りません。
で、今日のお宿は塩江温泉なので、高松市街地に出るのは得策ではありません。
ということで、高松空港で飛行機でも眺めようかと思ったのですが、
近くまで行ったところで気づきました。
駐車場が有料なんですよね。
なので、あっさりと構内をぐるっと回って退散。
県道を北上しながら、なにかないかと探していたところ、
一軒、行きたいと思っていたうどん屋、清水屋が近いことに気づきました。
中野うどん学校高松校の敷地内にあるうどん屋さんです。

なんで行きたかったかというと、
讃岐うどんブームの火付け役「麺通団」がいじりまくるうどん屋だから(苦笑)。
どれだけいじられているかは、こちらのポッドキャストを聴いていただくとして、
その愛のあるいじられっぷりから、絶対にうまいと確信をしたからです。

さすが中野うどん学校。バスが止まれる駐車場です。
そこに並ぶ清水屋さん。

 

入り口近くでうどんを打つ方が大将ですね。
お優しそうな方です。
店内は、そこそこ混んでますね。
直前まで肉ぶっかけだと思っていたのですが、カレーの文字に踊らされました。

 

でも、うまかったからよし。
絶品味噌をつけたおでんもいただきました。

さぁ、腹パンパンです。
いつものように、ゆめタウンで腹ごなしをしましょう。
コーヒーとかケーキとか、いろいろ惹かれますが、
入りません、入りません。
ザーッと見回しましたら、お宿へ出発です。
途中でね、ソフトクリームでも食いたいなと思って、
道の駅に寄ったんですけどね。
うどんソフトが名物のところね。
なんか、担当の方がいなかったみたいで、やめました。
代わりに、近くのコンビニで、ペロリ。
さて、もう一度空港方面へ向かいましたら、
そこから国道に沿ってそのまま進んで行きますと、
川沿いの鄙びた温泉地という雰囲気がビシビシときます。
ほどなくして、迷うことなく到着しました。

以前は団体を受け入れて賑わったんでしょうね。
八十八番霊場大窪寺にも近いので、
お遍路さんも利用していたのかもしれません。

フロントのある建物の上階はマンションのようです。
客室は、通路では繋がっていますが、奥の別館。
食事は、いつものようにつけていませんので、
近隣の食事処を尋ねましたが、
来る途中でも気づいてはいましたけれども、
あまりないようです。
いや、以前はあったのでしょうが、
今は閉めたところも多く・・・・・・という感じ。

時代ですね。

館内で食事をするのであれば、18:30までに連絡をくれということでした。
見たところ、アラカルトメニューもあるのだから、
そこは入店してからのオーダーで対応をしてほしいところですが、
まぁ、郊外や地方のお宿では、致し方なし、といったところですね。

食事は、結局、車で20分程度のところのスーパーで買い出し。
おつとめ品の刺身盛り合わせとご飯もの、野菜サラダでそこそこのボリューム。
お宿の食事も楽しいですが、
こと香川については、量の調節もできますし、これが楽。

温泉はアルカリ泉で柔らかく、
肌もすべすべ。
そういえば、べっぴんの湯とありましたね。
優しい、いいお湯でした。

さて、明日は望遠鏡博物館だ。


17日(土) 「木曽」

30万キロを超えてまだまだ現役の嫁さんの車ですが、
それを目前にして、CDが動かなくなりました。
社外品のデッキを友人に譲り受けたものの、
内装の統一感からなのか、元の純正品が独特のサイズで、
いただいた社外品が入りません。
ただ、それより後に出た型であれば開口部が大きく作られているので、
純正品の後期型パネルを手に入れれば、装着は可能とのこと。
嫁さん、ネットオークションでなんとか入手し、
これでつけられると、喜んでいたわけですが・・・・・・。

実はボタン類の配置が違うため、
配線の組み換えが必要なのでした。
最初、ディーラーに持ち込んだところ、 そのままでは、オーディオは動くのですが、
エアコンとハザードランプが作動しないことが判明。
結局改造みたいなものなので、
ディーラーではやんわりと断られました。
顔なじみの工場に相談をしに行きましたが、
電装品の加工は社外に出すようで、
ディーラーと同じように、
 「外してみないと分からない」
 「現行サイズに合うオーディオを見つけて差し替えた方が安いと思う」
と言われました。

自作でやる人も多いようですが、
失敗する人も一定数いるということで、
手を出すのはやめました。

で、近所にカスタムやレストアも手掛ける自動車工場があるので、
そこに持ち込んでみました。
車とパーツを見比べ、
開けてみないとはっきりとは分からないが、と前置きをした上で、
配線の組み換えから取り付け時間までを大まかに試算して、
2万4千円くらいだと。

実は、配線の組み換えをせずに取り付けられるアダプタを制作した、静岡の業者があり、
その部品の価格が3万円に消費税。

値付けの妥当さがよく分かりました(笑)。

嫁さん、しばらく考えていましたが、
不具合といっても、結局CDが聞けないだけ。
そこまでお金をかけるくらいなら、
ポータブルオーディオでスピーカーをつないでみたり、
FMトランスミッターで聞くなりの方が賢いだろうと。
手に入れたパネルは、またオークションに出せば買い手もいるだろうし。

てことで、いったん保留。

お忙しい中、ご相談に乗っていただいて、ありがとうございました。

で、午後からは木曽へお出かけ。
木曽にある東大の観測所で、講演会と観察会があるのです。
ちんたら走る、リズムの悪いB〇Wにイライラしつつ、
20号線から、諏訪に出て、昼飯を調達。
その後酒蔵に寄ろうと向かったのですが、
なんか歩いている人が多い。
なんだべなと思いながらいつもの酒蔵に寄りますと、
お・・・・・・車がいる。
失礼ながら、2台も車がいたところを見たことがない(苦笑)ので、
驚きました。

嫁さんに、無理に車を止めてもらい、
滑り込むように店内へ。

中では、7~8人の試飲の真っ最中。

・・・・・・商品が見えん。

その隙間から、棚の商品を見定めて、酒瓶をゲット。
レジへと持っていきました。
そこに、チラシがありました。
そういうことだったんですね。

納得して外に出ました。

さて、ここまで来るのにも時間がかかりましたが、
ここからも混んでいる様子。
とりあえず、岡谷から塩尻を抜けて向かっていくつもりで走り出しました。
しばらくはのろのろでしたが、岡谷インターを越えた辺りから流れ始めました。

そういえば、この道、8年前に走りました。
逆からね。
2010年12月18日の深夜、新婚旅行の帰りにこの道を使っていました。
そのときは、もちろん真っ暗だったので、景色なんて分かりませんでしたが、
日中に通ってみると、まぁ、いろいろあるんだなと気づかされました。
本当にこの道っだったっけと思うくらいでしたが、
時折現れる、宿場町の看板が、ビビッと記憶を刺激しました。

それにしても、と思うのが・・・・・・。

「あれ、また道の駅?」

19号線を走っていると、ちょいちょい現れる、道の駅の看板。
一つ過ぎたと思ったら、すぐに次のが出てきます。
こんなにあんのかい、と思うくらい。

トイレ休憩で、一か所立ち寄り。

さすが、漆器の町、木曽ですね。
お土産も漆器がずらり。
別コーナーには、漆塗りの車も展示されたりして・・・・・・。

お見事です。

そこから走ることしばし。
山の中を分け入るようにして、ようやく観測所に到着。
駐車スペースが足りないらしく、敷地内の道路に止めるよう指示されました。
で、転回して、路肩に止めたわけですが・・・・・・。

みなさん、下手すぎやしないかい?

路上駐車って、助手席側にスペース空けないでしょ。

ほとんどすべての車が、助手席側から普通に乗降できるくらいにスペースを空けて止めているわけですよ。
おいおい、と。
そりゃま、それでも、車が通れるくらいのスペースはありますが・・・・・・。
いや、普通のドライバーならさ。
そこはきっちりしようや。

まぁ、ともあれ、カメラを抱えて天文台へ。

 

そびえたつようなドームの中へ入りますと、
小さな展示室でした。
この天文台の働きや、望遠鏡の仕組みなどがパネルで説明されていました。
上は観測室ですね。
でも・・・・・・。

講演をするのは、どこ?

分からないままに外に出て、ぐるりと見まわしますと、
遠くの方に、小さな建物が。

・・・・・・あれか。

そこらに立っているスタッフ、なんの説明もしない。
お前ら、分かってるだろうと。
当然のように思っているようですね。

だから、だめなんだ。

看板の一つでも出せ。
一般人が来るんだから。
一般人を呼んでいるんだから。

さて、そちらの建物、
プレハブのようにも見える小さなものでしたが、
ここが観測所の本館なんですね。
すでに結構な数の参加者がいました。
でも、最前列って空いているんですよね。

なにしにきたんだか。

とっととそちらに座りました。

主催者の想定以上に集まったようで、
結構かつかつな中で始まりました。
終わった後は、外で観察会。
雲が多めながら、晴れ間もあり、
月は明るいですが、なんとか見えそう。
まぁ、我々は見るよりも撮るで。

 

撮りに来た人もポチポチいるようで、
あちこちで三脚を立てた人がいます。
どんなもんですかね。

しばらくすると、雲が増えてきました。
観察会も終了しましたし、頃合いですかね。
しし群の極大はこれからですが、
そろそろ帰りましょう。

お疲れさまでした。



11日(日) 「しばらく乗ってみて」

まだ正式には代車である、次の車。
ハイブリッドということで、燃費はどんなもんかと、
ちょっとだけ期待していたわけですが。

今のところリッター24㎞。

・・・・・・うーん。

まぁ、今までの平均がリッター15km強ですから、
格段にいいのは間違いありませんが、
もうちょっと伸びてくれてもいいかなと。
とはいえ、山坂の多いところなので、
年式も古いし、こんなもんですかねぇ。

今月20日に車検を通し、
そこで、正式に自分の車になります。
リコールの修理もあるというので、戻ってくるのは少し先ですが。
とりあえず、ワイパーゴム替えて、
スタッドレスを、ホイルごと手に入れないと。