2020年12月
26日(土) 「仕事納め」     

今日で本年のお仕事終了。
去年はここから追加の仕事がありましたが、
今年は無事に終了です。

ほっ。


19日(土) 「サファリパーク」     

若干手こずりましたが、
無事に締め切りにも間に合いまして、
最後に、「ロゴのパスが多すぎて印刷しようとするとエラーが出る」というデータトラブルにも見舞われたものの、
なんとか印刷にも回りました。

さて、妻の知人よりお知らせが来て、
群馬のサファリパークに行くことになりました。
当初は、ナイトサファリの後に星空観察会があるからということで、
「じゃあいくー!」
ということだったらしいのですが、
それが、観察会のお手伝いをすることになり、
じゃあ、お客としてナイトサファリに参加した後にお手伝いだと思ったら、
そちらもいいよということになりまして。
結果、お手伝いのお駄賃にナイトサファリに参加できるという待遇になったようです。

場所は富岡。
といえば、言わずと知れた世界遺産、富岡製糸場があるじゃないですか。
じゃあ、社会科見学か遠足だ、なんて言っていたら、
さらにその近くに、こんにゃくパークなるものも見つけまして。

これはやばいぞと。
明らかに、我々ホイホイじゃないですか。

ただ、製糸場の方は、入場料が結構するんですね。
大人1,000円。
確かに、それだけの価値はあるのかもしれません。
場所の価値と比べれば、確かに妥当かもしれません。
ただ、お財布から確実に1,000円が消えると考えると、
それはきついと。
しかも、結構な広さがあり、我々の行程を考えると滞在時間はさほどないから、
というか、経験上絶対に時間が足りなくなるから、
そこに投じる額としては、結構な負担であると。
ということで、こんにゃくパーク(実利的価値あり)、夕方からのサファリパーク(お仕事)を優先、
いけたら製糸場ということにしました。
宿泊するということも考えたのですが、富岡の辺りにちょうどいい宿がなく、
まぁ、状況でという感じにしまして、
一応お泊りグッズの準備だけはしました。

荷物を積んで、午前10時頃に出発。
群馬の北部は連日雪、コロナ感染者も過去最高を記録と、
県トータルで見ると厳しい状況のようですが、
富岡は県の南端で、天気もコロナもさほど大きな影響はないようです。
警戒はしつつ、向かいます。

141をひた走り、佐久に入ったところで、脇に右折。
実は、以前立ち寄ったうまい蕎麦屋がこの辺にあり、
妻が久しぶりにそこに行きたいというので、立ち寄ることにしたのです。
ただ、私は詳しい場所も店の名前も忘れていまして、
そばとミニ天丼が異常にうまかったことと、
いろりを囲むようなコの字のカウンターが面白かった記憶しかないんですね。
でも、妻は場所を覚えているというので、
じゃあいいかと思って任せていたのですが・・・・・・。

「この辺曲がったよね」

そうだとは思うのだけど、そこからどう行ったのかは覚えていません。
そしたら、妻もやっぱり細かいところまでは覚えていなかったらしく、
「なんちゃら団地とかいう交差点を右折」、「その通りから一本入る」、
そんな記憶だけではたどり着けるはずもなく。
で、コンビニの駐車場に入り、スマホで地図検索。
近隣の蕎麦屋を調べますが、そこにそれらしいものが表示されません。

おや、これはもしかして閉店した?

客が少なくて閉店ということはなさそうな店だったので、
油断をしていました。
まぁ、仕方ないです。
現地に向かいましょう。
幸い、行動食として妻がサンドウイッチを作ってきているので。
それに、コンビニにいるので、トイレを借りるついでになんか買いましょう。

じゃあ出発。
妻がスマホナビを起動させて、助手席私に寄越しました。
ナビの起動音がしたのでなんの疑問もなく受け取ったのですが、
なんか画面に違和感があります。
現在位置、こんなん?
移動開始後も、なんだか現在位置が動かないように見えます。
でも、ルートは出ているし、ちょいちょいバージョンアップがされるので、
なんか変わったのかなくらいに思っていました。

しかし、現在位置が変わらない。
これはおかしい。
それに、地図のルートを見ていっても、
今走っている道に該当するように思えません。
GPSの不具合かもしれませんね。

仕方なくUターンして、分かりやすい道からリスタートです。

これで、富岡製糸場の見学はなくなりましたな。

佐久に来る途中もそれなりに雪が積もっている場所がありましたが、
佐久から下仁田に入る辺りも、そこそこ真っ白。
メインの路面は問題ありませんが、歩道や脇道は雪が積もっています。
多いところで5cmくらいはあるでしょうか。
妻が帰り道の心配をしています。
まぁ、多少路面は濡れていますし、
この状態で凍結すれば厄介かもしれません。
でも、今走っている道路がほぼ下りなので、
帰りは上り。
上りでうっすら凍結くらいなら、さして問題はありません。
だめそうなら高速で帰るということにして、とりあえず先へ。

下仁田の道の駅に到着。
ねぎを買います。
ついでに、目についたのでこんにゃくパウダー入りというソフトクリームを。

  

チョコなのですが、炭が入っているので真っ黒。
指につくと、こすっても取れません。
これ、服についたらお母さんに怒られるやつです。
で、食べると、唇や歯も舌も黒くなります。
そして、細かい砂をかんだようなシャリシャリ感。
うん、炭なんだね。

運転手交代で富岡へ。
向かうはこんにゃくパークです。
ある程度スマホの地図を頼りに走りましたら、
ココだろうという交差点で、どんと看板が。
そこを曲がったら、100mおきくらいに看板が立っています。
で、住宅地に入るころで看板がなくなったかなーと思ったら、どでかい看板が目に入りました。

すげぇ。

案内に従ってぐっと坂を上れば、でんと。

  

工場とその見学、ショップ、コンビニなどが結構な規模で並んでいます。
そして、混んでる!

あら、ぐんま大使のあの人と並んで撮れる顔出し看板も。

まずは工場内見学。
土曜日なので、ラインは一部だけ動いていました。
貼り紙に、工場が休みなので、動いている様子は動画でご覧下さいとありました。
うーん。
見学ができる場所で、人が来る土日なのだから、
動いていなきゃだめよね。
そこはシフトを組むなどして、きちんと動いている様子を見せた方がいいんじゃないかしらん。
その分他のコーナーに人を回しているのかもしれませんけどね。

工場を回ったら、いよいよ無料の試食バイキング。
さまざまなこんにゃく製品が無料で楽しめるバイキングです。
来る途中、サンドウイッチでそこそこ腹が膨れているので、
まぁ、軽く、なんて思っていたときがありました。
品数はそれほど多くありませんが、
その一個一個が、思いのほかくすぐってくるのです。
味噌田楽は当然として、味のしみた玉こんにゃく、旨辛煮、
こんにゃく焼きそば、こんにゃくラーメン、キムチ和え、ピクルス、白滝のかき揚げ・・・・・・。
そんなにあるんかい!

結局、プレートいっぱいにとってしまいました。

 

こんにゃく麵は、まぁ白滝チックな食感ですが、味は悪くありません。 驚いたのは、白滝のかき揚げ。
これがなかなか良かったです。

そのあと、こんにゃく詰め放題とかアウトレット品のお買い上げとかいろいろしまして、
こんにゃくを満喫して施設を後にしました。

さて、本題のサファリパークです。
本日のナビは信用できませんので、
とりあえず現在地確認と、地図としての活用。
妻のナビで走ること数分、無事に会場にたどり着きました。

前もって伝えられていた通り、
第1ゲートで、星空観察会の手伝いできたと伝えて通過。
次のゲートでも伝えてくれと言われて走ったのですが・・・・・・、
ゲート?
確かにゲートはあります。
正面に立派な奴が。

 

でも、これ、園内に入るやつだよね、きっと。
他にゲート?
とりあえず、ここは大きな駐車場。
遊園地エリアがすぐそこにあります。
そして、ショップとレストラン。
しかし、ゲートはそこのメインのものだけ。

???

よく分からないので、ここで車を止め、
現在位置を知人に連絡を入れたうえで、
「時間があるから見てこ!」とテンション爆上がりの妻と売店へ。

アイテム数は結構ありますが、
ぬいぐるみ、フィギュア系が多いですね。
野生に近い状態で動態展示をしているわけですから、
園内での写真集とか、それを使った図鑑とかあってもいいかなと思いました。
・・・・・・あったのかな。
気づかなかっただけかな。

しばらくして、打ち合わせに来た知人の方に無事遭遇。
やっと、これからの段取りが分かりました。

とりあえず、これからナイトサファリが始まるので、
それが終わったら、室内で星空のレクチャーがあり、
その後、星空観察会に入ると。
じゃあ、我々はそれに備えて待機・・・・・・なわけですが、
大丈夫ですか?
PCとプロジェクタをつなぐケーブルがないなんて。
あ、買いに行く?
じゃ、大丈夫ですね。

さて、そろそろナイトサファリが始まるそうです。
我々はスタッフに近いわけですから、
後ろの方にいさせてもらえれば・・・・・・。
え? 5~8番を押さえている?
あ、そうですか。
で、ほぼ満席のバスに乗って席の番号を確認すると、
客の中で最前列じゃないですか。
本来、客が乗るべきじゃないんですか。

とは思うものの。

ま、仕方ないですね。

さ、出発です。
宵闇の中、バスがゆっくりと進んでいきます。
静かに開くゲートの中へ。
ちょっとワクワク。

すでに、うっすらと動物の姿が見えます。
そして、運転手兼ガイドさんのトークが冴えわたります。
水牛、シマウマ、バイソン、ヒツジなどの草食動物、ホワイトタイガーやライオンなどの肉食動物、
その後は生息地で分けたエリアで、ラクダやシカ、サルなどなど。
まぁ、いるわいるわ。
もちろん、寒いので建物の中に入ってしまっている動物たちもいましたが、
それでも、結構なボリュームでした。
小刻みにストップ&ゴーを繰り返しながら、
スポットライトを当てて、いろんな動物を見ていきます。

 

途中、バスを降りて歩いて回れるところも。
これ、いいですね。
フラミンゴがいっぱい。うわ、あんなふうに鳴くんだ。
先ほどのシカとラクダのエリアを内側から見られるんだ。
へぇ、いろんな動物が・・・・・・ん、腹が・・・・・・痛い?

ストップ&ゴーでバスに細かく揺られた上に、路面もボコボコ。
腹がシェイクされたんでしょうか。

トイレに・・・・・・っと、でけぇヒツジ!
毛がすげぇ。
手が沈む。
ゴワゴワだけどモコモコだ。
いやいや、トイレに行く途中だった。

用を済ませて戻ると、だいたい集合時間でした。
バスに乗って後半出発。

分かってはいましたが、多くの動物たちは夜行性なんだなと、改めて感じました。
だから、活発ですよね。

ぐるりと回って、ナイトサファリ終了。
さ、お仕事です。

バスを降りて車から機材を下ろしたら、
指定の場所でセッティング。
ナイトサファリに参加しなかったお手伝いの方もおられたので、
自前の機材以外は完了しています。
ま、うちの機材なんて、
ものの5分で終わるもんですから、
お客が出始めてからでも間に合いますけどね。

双眼鏡が5台、望遠鏡が2台。
案内が5人。
ま、十分でしょ。
観望対象は、月と火星、すばる辺りですかね。
機材の足元には目印用の小さなランタン型ライトを置き、
月に多めに向けて、お客さんが来るのを待ちます。

さて、レクチャーを受けたお客さんが会場を出てきました。
会場出口にスタンバった妻が、こちらへと誘導をかけてくれています。
私は望遠鏡を少し後ろに下げて、月を導入していたので、
先に他のガイドがお客の前にいるのですが・・・・・・声かけなし?
お客が不安そうにキョロキョロしてるじゃないですか。

あぁ、もお!

「こんばんはー」
いくしかないですもんね。

室内でどんなことをしていたのか軽く質問をして、
早速近くの双眼鏡で月を見てもらいます。
今日は三日月くらいの細い月です。
でも、双眼鏡でもいいもんでしょ?

ちょっとテンションが上がったのを感じます。
だから、それを望遠鏡で見ましょ、と誘導。
全然違う見栄えに歓声が沸きます。

シーイングも落ち着いていましたので、クレーターも明瞭です。
それに地球照もばっちりです。

その間に次々とやってくるお客さんに、
他のガイドの方が対応をしていきます。

ふう、一時はどうなることかと思った。

ファーストインプレッションでは、月が一番。
大人も子供も分かりやすいので。
で、だいたいの方が一巡したかなというところで、
手元の望遠鏡を火星へ。

さすがに高度が高いので、望遠鏡の角度がきつい。
月は高度が低く、お子さんに合わせるために三脚を伸ばしていませんでしたが、
さすがにこいつは伸ばしておきましょう。

うん、火星さん、まぁまぁの大きさですかね。
さすがに10月の最接近ほどではありませんが、
よく見えています。

ひとしきり案内を終えたくらいで、時間もぼちぼち。
終わりっすね。
参加者も三々五々帰っていっていますので、
残っているのはスタッフだけになりました。
しゅーりょー。

手早く撤収して、最後にミーティングをして、
お弁当を受け取って終了です。
さ、帰りましょう。

来るときはビビっていた道ですが、
凍結するほど冷えることもなくかったです。
一瞬、野辺山手前くらいが「-11℃」という気温表示で驚かせてくれましたが、
誤作動かピンポイントでの表示だったようで、
全体的にはさほど寒くもなく、無事に帰宅できました。

遅くなりましたが、ご飯。
いただいたお弁当は・・・・・・お、これはおいしいやつでは。
確かテレビで見ましたもの。
で、確かにうまかったです。
あれ・・・・・・写真がない。

えーと。

おいしかったです。


13日(日) 「ふたご群」     

いまだリモートワーク続きの日々。
週明けが締め切りです。
間に合うか知らん。

さて、いよいよビッグイベント、ふたご座流星群。
極大日を今夜に控えて、昨夜は前哨戦とばかりにカメラを空に向けました。

しばらく空いていたお隣の部屋に入居があり、
部屋から漏れる光が明るいのはご愛敬。
暮らしてみないと、遮光カーテンが必要かどうかも分からないですしね。

あれ、でも長野から来たって言ってたな。
防寒の意味でも必要なことは分かっているんじゃ・・・・・・。

まぁ、いいか。

で、一晩放置しましたが。
1000枚以上撮影して、見事にゼロ。
素晴らしい。
いつものように街灯を嫌って西に向けたので、
それが駄目だったんでしょうね。
極大前は、まだ西に届くほどの角度では入ってこないようですから。
承知の上で、穴狙いだったので、仕方ないっす。

明け方の、月と金星の姿は美しかったですよ。
景色をシルエットにしたら、ハロウィンみたいになりましたが(苦笑)。

 

さて、今夜はどうなるかな。