2021年2月
24日(水) 「結婚記念日」     

11年目の結婚記念日。
契約更新。
今後もよろしくお願いします。


23日(火) 「白鳥いない」

白鳥いるかなーと、諏訪湖へ。

最初、肉を食おうとしたんです。
諏訪に目につくステーキハウスの看板があったので、
寄ってみようと。

ただね。

いつのまにやら、そばを食いに行くことに代わりました。
ウチららしいっちゃ、らしい。

で、インター近くのそばチェーンの店に入りまして、
嫁さんは特盛。600g。
私は、ちょっとひねって、季節限定の炭火焼鳥のつけそば。

  

うん、おいしかったですよ。
でも、物足りない。
なんかね、そばを食った気がしないんですよ。
鶏の脂でごまかされている感じ。
なので、やっぱりもりそばがいいです。

諏訪湖は、風が強くて波打っていました。
御神渡り? なにそれ?
そんな感じ。
白鳥は・・・・・・いませんね。

  

ヒドリガモの群れ。

  

カワアイサ。

角度が悪かったので載せませんが、オオバンやホオジロガモにも会いました。
あとはね、モズ。

  

もうちょっと大きく・・・・・・と近づいたら飛んでいっちゃった。

その他、ヒヨドリ、トビ、スズメあたりが賑やかでしたね。

さて、風が冷たくて耳も痛くなってきたので、そろそろ動きましょうか。

この近くに、妻の知人が開いているカフェがあるのです。
この機会に行ってみようかと。

諏訪大社下社秋宮の近く、住宅地の中に入ったところにあります。
カフェ無伴奏

目立つ看板がないので、行きすぎそうになりました。
あらかじめストリートビューで外観を見ておいてよかった。
駐車場に車を止めて店内へ。

カウンター2席、テーブル12席という店内。
天井が高く、開放感があります。

突然現れた妻に、マスターがびっくりしています。
普段なら韮崎で会う人だもんね。

コーヒーとケーキのセットをいただきました。
その後がっつりと居座ってしまいまして、
営業時間ぎりぎりでお暇。
いやぁ、お邪魔しました。
今度はお食事をいただきにまいります。

明日が結婚記念日ですが、狙っていたレストランが満席で入れず、
他も決まらなかったので、外食なし。
てことで、ちょっといいものを、といつものお魚屋さんへ。
閉店ぎりぎりで、商品は少なくなっていましたが、
それでも、うまそうなものが並んでいます。
すしやら柵やらを手にした後、マグロを一瞥。
うん、うまそうやね。
でも、マグロを手にするのかなーと思った妻がすっとそこを離れました。
いらないの? と声をかけると、
食べたいけど、コストがねというから、
今回は外食しない分コストがかかっていないから、俺が出すよと言った瞬間、
妻が踵を返しました。

分かりやすい(笑)。

今夜はすしと刺身です。


22日(月) 「ダイヤモンド part.2」     

代休でお休み。
お日様の光を浴びて、布団がふっくら。
暖かすぎて、桜が咲きそう。

さて、今日もダイヤモンドを狙うと。
てことで、南アルプスへの日没を狙って、
仕事から帰ってきた妻と一緒に、明野の梅ノ木遺跡へ。

駐車場は柵が立っています。
開くのは、まだ先のようです。

日没まで30分くらいでしょうか。
そのタイミングまで時間があるので、遺跡を見学。
復元された竪穴式住居をじっくり見ると、
太古の昔の歴史が感じられ・・・・・・ません。

うーん、さすがに針金は使っていませんが、
木をつなぐのに、市販のロープを使っているんですよね。
一気に安っぽい。
せめて、麻縄辺りを使ってほしかったな。
縄文時代にも麻はあったようなので、
時代考証的にも悪くないと思うし。

あまり見るところもないので、駐車場近くのベンチに座り、その時を待ちます。

背後でカラスが賑やか。
ハシブトガラスですな。
ん、ハシボソもいる。
遺跡周りでヒョコヒョコ歩いているのはツグミ。
その周りになにか飛び回っているけど、なんだろう。
昨日と違って、今日はカメラしか持ってこなかった。
スコープを持ってくるべきだった。
と悔やんでいたら、妻が双眼鏡を貸してくれました。
さっきのはスズメでした。
背の高い芝に埋もれてヒョコヒョコ。
上空で響くのはカワラヒワか。
ホオジロも。
軽いドラミングが聞こえるから、カラ類もいるんでしょうね。

さ、そろそろ日没です。

  

昨日の富士に比べて、壁のように連なる山脈は空の比率が低いので、
明るさの取り方が難しい。
測光の場所、仕方を探りながら、
光をはらむ稜線の姿を切り取り・・・・・・いや、そんな格好良くないな。
頑張って撮影。

  

こんな感じかねぇ。


21日(日) 「ダイヤモンド」     

「白鳥を見にいこう」
ということで出かけた山中湖。
カメラに、フィールドスコープと探鳥会で実用性を証明した小型望遠鏡、
それに合わせて三脚3つを用意して出かけました。
これは私だけの荷物。
妻は別途カメラを担いでいます。

甲府から御坂峠を抜けて富士五湖へ。
世間様は連休扱いですかね、結構混雑していました。

妻が、せっかくだから吉田のうどんを食べようと。
道の駅や、他に地域では食べたことがありますが、
本場、吉田で食べたことがないから。
それについては異論はありません・・・・・・が。
日曜日なんですよね。
混んでるだろうなと。
それと、吉田のうどんて、印象ですが、
個人店が多いような気がします。
となると、店は小さくて営業時間は短いかなと。
つまり、回転は悪く、客をさばききれないはず。

妻が目星をつけて1軒目。
「混んでる」。
道路に駐車場の空き待ち渋滞。
2軒目。
「うどんが終わってしまって」。
3軒目。
商店街というか裏路地の1軒。
どこもかしこもシャッターで、気にはなったのですが。
「あかり、ついてないね」。
定休日ではないはずでしたが、臨時休業なのでしょうか。

全滅。

開店と同時くらいに入れるようにするか、
なにか対策を考えないと、
いつまでたっても食えないですね、きっと。

すでに13時30分に近い時間帯なので、ほとんどの店が閉店になります。
これ以上は無理と判断。
すこっと諦めて、スーパーに入りました。
身延でよく行く、聖地のスーパーの系列店。
あそこでよく買う爆弾おにぎりでも、なんて思ったら、
ないんですね、こっちには。
片っ端からあてが外れていきます。

弁当を買って山中湖の湖畔に行くのもいいのですが、
「ファミレスに入ってイチゴパフェってのもありかもね」と提案。
というのも、こないだから、妻が「いちご狩り、いーなー」と言っていたからです。
そしたら、妻がファミレスで思い出したらしく、「あ、ロイヤル〇スト」にいこうと。
以前は甲府にもありましたが、すでに閉店。
現在唯一の支店が、ここ富士吉田にあります。
滅多に入れないとのことで、そちらに決定しました。

スーパーを出て、ほどなくして到着。
そういえば、私も随分久しぶりの利用です。
こんな感じだったっけと思いながら入店。
高校時代、友人が、ロイヤル〇ストとデ〇ーズの、
挨拶のテンションの違いを実演してくれたなー、なんてことを思い出しながら席に着きました。
さて、メニューはと。

結構がっつり。
ランチメニューとされるものは並んでいますが、
いずれも、相当にハイカロリー。
数年前までなら飛びつけたんでしょうけど、今はちょっとためらってしまいます。
それらに圧倒されながらメニューをめくっていますと、
デザートのところに、これまたそこそこのボリュームのイチゴパフェがありました。
妻の目がロックオン。
となりますと、食事はあまり重くできません。
かといって、食べないでいると夕方には腹がぺこちゃんでしょうから、
多少は入れておきたい。
ということで、ミニサイズのピザとイチゴパフェをオーダー。
私は、ハッシュドビーフのかかったオムライスとコーヒーゼリーサンデー。

普段、オムライスなんで頼みませんが、なんか目についたんですよね。
ファミレスでは初のオムライスです。

結論。
うまかった。

食事を終えて、いざ山中湖へ。

当初の目的は「白鳥を見ること」でしたが、
そろそろシーズンも終わるということで、一度「ダイヤモンド富士」も拝んでみたいと。
正直、思い入れはありません。
平たく言ってしまうと、ただの「日没」なので。
それが、「太陽が富士山の山頂に沈んでいくように見える」という条件になるだけなので。
「それが大事なんじゃ!」
といえばそうなんですけどね。

見やすいであろう場所を検索し、一路そちらへ。
途中の駐車場は結構な混雑。
湖越しに見られる場所は人気のようですね。
風がなければ湖面に映るダイヤモンド富士も見られるわけですから。

ま、今日は無理ですけど。

クジラのような形の山中湖を、北側からぐるーっと回っていき、お目当ての場所へ。
ここは、あまり車がいませんね。
駐車場に車を入れて、妻はカメラと三脚を。
私は・・・・・・「カメラだけでいいや」。

というのも、お目当ての白鳥の姿がないんだもの。

暖かいから、シベリアに帰ってしまったのでしょうか。

カメラとズームレンズのみという、「あれだけ担いできた装備の意味はなに?」と車に文句を言われそうな軽装備で外に出ました。

駐車場から階段を降り、湖畔へ。
そこから、少しずつ富士山へ近づいていきます。

・・・・・・あ、白鳥、いた!

一羽だけですが。
それも、すいーっと湖面をすべるように小さくなっていきますが。

ま、あれじゃ、スコープがあってもね。

気を取り直して湖畔を歩いていきますと、水陸両用バスの進水口と言いますか、
それらしいところにたどり着きました。
ここなら富士山のすそまで見えていますし、太陽もそこそこの低さになっているので、
まぁいいところでしょう。

  

さっきのとは違う白鳥もいたし。

  

うーん、角度が違ったらハートに見えたんだろうなぁ。

あとは、少しずつ設定を変えながら、太陽を追いかけつつ白鳥も追いかけつつ、
タイミングを待ちます。

やがて

  

どれをベストとするかは難しいですが、
こんなもんかなと。
これとは違うタイミングのものをトップ画面に据えました。

あとは、日没後の空の色を収めるべく、探りながらシャッターを切っていきます。

  

ま、いいでしょう。

妻が、私のプレビューを見て、色の出し方を試行錯誤しています。
うーん、設定はほぼ同じなので、あとは機体の差でしょうか。

と、私のカメラを見た妻が、
「あれ、PL使ってる?」
うん。
「サイズはいくつ?」
72mm。

きらーん。

妻の目が光りました。
レンズ径がちょうど同じだったのね。

それで撮影してみましたが、うーん、思ったほどの効果は出ていない様子。
なんでしょうね、なんか明るいというか、コクがないというか。
とはいえ、自分の機体なら、いろいろ設定をいじりながら追い込んでいきますが、
そうじゃないですしね。
私がいじってしまうと、戻すにしても変えるにしても、自力で調整できなくなってしまいます。
それも問題ですし。
てことで、それ以上手を出すのはやめました。

ダイヤモンド富士はおまけでしたが、
・コブハクチョウ
・ハクセキレイ
・マガモ
・ハシボソガラス
・トビ
・カワラヒワ(声のみ)
あと、恐らくカラの仲間だろうと思われる声が聞こえました。
カモ類は、逆光で姿がよく見えなかったので、マガモ以外は未確認です。
でも、昼過ぎから夕方までの時間で、これだけ会えればよし、かな。


7日(日) 「このところ」     

なんでしょうね、頭が痛い。
夕方くらいから、しびれるような頭痛が走ります。

先日は、健康診断。
午後からだというので、完全に絶食しなきゃならんのかと思っていたら、
朝一で軽く食べるのはOKというので、ちょっと安心。
例年なら近所の会場で行われるのですが、
コロナ禍ということで、密を避けるためでしょうね、
甲府の厚生連で受けることに。

で、午前は仕事をして、昼過ぎに出たわけです。
終わったらなにを食おうかなー、
そうだ、最近CMをしているチキンタツタを食おう、と、
そこまで意気込んでいました。

会場に到着。
いつも、健康診断の際は荷物が邪魔になるので、
必要最低限のもの(保険証)だけ持って、あとは車に置いていきます。
行われるのは別館だそうで、玄関を入って靴を下駄箱に。
数年前に建て直したようで、
随分と小ぎれいで、真新しい、機能的な建物でした。
スリッパに履き替え、手指消毒をして、受付をしたら体温計を渡されました。
検温? あ、そうなんだ。
検温して来いって書かれていたから、朝計ってきたのに。
訊きもしないじゃん。
ま、いいか。
聞き取り表に記入し、下駄箱のカギと一緒に渡して順番待ち。
このカギ番号で呼ばれるそうです。
仮眠するようにして待っていると、しばらくしてカギ番号で呼ばれました。
カウンター前で待機し、諸注意を聞いて問診へ。

密回避ということで、スピード感はないですね。
一か所一か所でしっかりと待ちます。

問診を終えたら更衣室へ。
検査着に着替えるそうです。
って、そうなんだ。
ありゃ、ロッカーがあるじゃん。
じゃあ、無理に荷物を置いてくる必要も、
白いTシャツを着てくる必要もなかったんだ。
あ、そう。

着替えを済ませ、2階に上がりますと、まず検尿。
ついで血圧。
採血に行くのかなーと思ったら、レントゲン。
部屋の前で手指消毒して部屋の中へ。
次いで心電図。
消毒をして部屋の中へ。
検査着だから楽なもんです。
そこから聴覚検査。
また、部屋の前で手指消毒して部屋の中へ。
それが終わったら視覚検査。
やっぱり手指消毒。

いや、視覚検査で触るとこないやん。

次は身体測定。
やっぱり消毒。

いや、室内で行ったり来たりしているのに、いる?
神経質になりすぎと違う?
そこで、でっかい空気清浄機も動いているし。

そして、今回のハイライト、いよいよ胃カメラへ。

胃カメラかぁ。
初めてなんです。
ここ2年は、四十肩で体を動かせなかったので、
バリウム検査をパスしていたのですが、
さすがにこれはパスできません。
覚悟を決めて・・・・・・あ、そっち?
本館の方で? あ、そうですか。

なんか、連行されていきます。

建物の一番奥で椅子に座り、順番を待ちます。
壁掛けのモニタに、胃カメラの説明が流れています。
それを見るとはなしに見ていますと、「胃カメラがずいぶん細くなりました」と。

いや、前を知らんから。
1cmは十分に太いから。

え? 麻酔?
それ、採血前にやっていいの?
え? 検査後、最低1時間は飲食禁止?

衝撃的なんですケド。

タツタ、食えん。ぴえん。

微妙にテンションが下がったところで呼ばれ、中に入りました。
あ、もちろん手指消毒はしてね。

中で、また待機。
その間に、多分ずーっと使われてきたであろう、ラミネート加工されたA3サイズの説明書きを渡されました。
クッタクタで、そろそろ作り直せよと思いたくなる、年季の入った説明書き。
検査中の姿勢とか、麻酔のこととか書かれていまして、
そこにもしっかり、検査後最低1時間は飲食禁止と書かれています。

まじかー。

やがて、いよいよ自分の番。
麻酔って、スプレータイプのものを喉にかけるんですね。
これが苦いそうですが・・・・・・にっが!
すっげぇ苦い!

一回軽くかけてから、もう一回、しっかり喉の入り口周辺にかけまくられて、
それを飲み込めと。
いや、苦いって。
調味くらいできるだろうよ。
若干涙目ですよ。
で、そのまま検査室へ。

マウスピースを渡されて口に含み、その上から穴の開いたマスクをします。
左を下にして横になって姿勢を整え、口元には唾液受けのトレーを置きます。

「胃カメラなんて、少し太いうどん思えばいいんや」

香川県ではテンプレらしい言葉ですが、
ここにきてやっぱり不安。

流れるように検査スタート。

視線はボーっとなにも見ない感じで、少し見上げた角度で遊ばせて・・・・・・、

あ、なんか入ってきた。
でも、これくらいならなんとか・・・・・・ぐえっ。

うえっ。

無理っ!
喉の違和感が凄い。
吐き出せないのが凄い。

いつの間にかに背後に回っていた看護師さんが背中をさすってくれています。
力を抜くようにと言いながら背中をさすってくれています。

いや、理性では分かっていますけど、
生理的な反応はどうしようもないでしょう。

さっき見ていた説明書きでは、これが少なくとも5分は続くと。

まじか。

思わずうめいてしまうと、「声を出すと喉を傷つけてしまうので静かに」だそうで。
出ちゃうんだもの。
それに、胃をかき回されている感覚って分かるもんですね。
空気で胃を膨らまされているのも、
自分で意図してやっているわけではないので、凄い違和感。

その間も閉じられない口からは唾液がこぼれ続けていきます。
なにか、人間の尊厳が破壊されていく気分でした。

やがて、地獄の数分間が終わりました。

あうぅ・・・・・・これならバリウムの方が楽じゃあ~・・・・・・。

検査が終わったのが15時。
てことは、16時までは飲食不可。
確かに、喉が麻痺していますので、
うまく飲み込めないでしょうから、そのこと自体は納得です。

最後に別館に戻り、血液検査。

いつも、左腕を見て右腕を見て、最後に左腕で採血をします。
血管が見つけにくいんだそうで。
今回も、やっぱりそうでした。

無事血を取り、止血をして1階へ。

もう大抵の方は終わったようで、残っているのはほんの数人でした。
やっぱり、胃カメラが時間を取るんでしょうね。
検査表を提出し、着替え。
全てを終えて、お疲れさまでした。

本当に疲れた。
これで、また仕事に戻るのかと思うと、げんなりです。

ついでに言うと、食欲がありません。
空腹感がない。
これじゃ、どっちにしろ、チキンタツタは食えなかったなぁと思いつつ、
静かに帰路につきました。

事務所に戻り、仕事をしていますと、妻から連絡が。
夕飯の買い出しにスーパーにいるけどなにか食べたいものがあるかというので、
食欲がないと告げましたら、
そうだろうと思っていたらしく、しっぽくうどんにすると言ってくれました。

ありがたいねぇ。

で、定時まで仕事をして・・・・・・と思っていたら携帯が着信で震えました。
なにかと思ったら同僚から。

・・・・・・へ?
弁当?

どうやら、撮影で使った弁当を持たされたから持っていってくれないかと。
10分くらいで戻るからと。

あや~。

で、妻の分と二つ、弁当を受け取りました。

もちろん、妻にも連絡。弁当が二つ配給されたと。
帰ってきた返信は
「なんとー!!」
でした。

ですよね。