2022年12月
31日(土) 「うどん遍路 vol.3」

本日、香川を出ます。
なので、寄っておきたい、むさし。

   

このカレーがうまいんだよ。

しかし、混んでたなぁ。
去年の大晦日でさえ、ここまで混んでいなかったのに、
ひっきりなしだもの。

さて、次はどうしましょうか。
とりあえず、まんじゅうでしょうか。

というわけで、鳥坂へ。

ナビに導かれるままに善通寺の裏を抜けていく途中で、
助手席の妻が、
「三村のパンだって」
と言いました。
それに反応してしまうのが、うどラヂリスナーの悲しさ。
このパン屋さん、店の名前が「三村のパン」。
その下に、ローマ字で書かれているのが「MIMURA NO PAN」。

誰に向けての表示だと。

日本人なら、日本語で十分。
子供に読み方を伝えるなら、「みむらのぱん」でしょう。
英語にするなら、まぁ、「Mimura Bakery」です。
誰に向けての表示だと。

たまらんわけです。
しまったなぁ、見逃したなぁ。

まぁ、そんな説明をしつつ、11号線へ合流。
そこから西へと向かいます。
坂を上り切って、住所が善通寺市から三豊市に変わるところに、目当ての鳥坂まんじゅうが・・・休みーっ?!

やってませんでした。
ショック。

さすがに大晦日はやらんかぁ。

引き返すところもなく、そのまま直進して高瀬方面へ。

さて、どうするか。
名店、渡辺は・・・・・・休みですね。

さぁ、このまま進んでいてもなにもないぞ。
いや、なくはないが、よく分からんぞ。
と、その先に、こがね製麺所がありました。
「ここでいいんじゃない?」と妻。
チェーンだけどいいの?
あ、そう。普段いかないから逆に、ね。
了解。

   

肉かまたま。
いや、普通にうまいけど。

さすがやねぇ。
山梨に出てくれんもんだろうか。
〇亀製麺は、うまくないんよ。

さて、引き返しますか。
ついでに、鳥坂まんじゅうの隣のまんじゅう屋に寄ってみましょう。
やってたみたいだし、なんなら少し気にはなっていたし。

てことで、寄ってみましたよ。

   

おじさん一人で回してるんですかね。
12個入りだけだそうなので、それを購入。
試食もくれました。

お、うまい?

うん、うまいんじゃね?

鳥坂まんじゅうより、だいぶ大きいです。
普通のまんじゅうと鳥坂まんじゅうの間くらい。
で、甘酒まんじゅうというだけあって、こちらは塩味はありません。
麹の甘さでしょうか。

あれ、これ、結構な名物じゃね?

正直、観光客狙いの、単なるパチモンだと思ってました。
でも、考えてみれば、こんな至近距離で、結構前からやってるもんね。
パチモンじゃ続かないわ。

ごめんなさい。

うどん2杯にまんじゅうで、腹は膨れてきています。
どこぞでレクでもしましょうか。

イオンは初日に行ったし、ここからyumetownは遠い。
てことで、ふと思いついて丸亀城へ。

現存する最古の木造天守閣というのがウリですが、
美しい石垣というのも魅力の一つ。
毎回来るたびに立ち寄りたいとは思っていたのですが、
あの坂を思うとなかなか切り出せずにいました。
妻は興味なさそうでしたしね。

でも、今回はなんか乗り気みたいなので、行ってみることにしました。

11号線からそれて、丸亀城を見上げながら駐車場を探します。
うん?
専用の駐車場は・・・・・・?
なんか、市役所の駐車場はあるんだけど、城の駐車場がない。
進んだ先の矢印に従うと、結局市役所と市民センターの駐車場へ。

まぁ、広いし、ガラガラだし、使わせてもらいますか。
市民センターのトイレを借りて、一応利用者ということにして(苦笑)。

未舗装の駐車場ですが、とにかく広い。
そして、その隣は、なにかの発掘現場ですね。
なにを調査しているのかは分かりませんが、
結構大がかりです。

さて、なんのためについているのか分からない歩行者信号を渡っていきましょう。

ほんと、なんのためよ。

道を挟んで市民センターと駐車場があるから、その意味では信号はあってしかるべし。
でも、この道路、車両通行禁止のバリケードがあるのよね。
つまり、車が突っ込んでこられない道。

信号、いる?
元々は信号を使うべき道路であって、
建物の移転等で道路を封鎖することになり、信号はそのまま残ったというところでしょうか。
それなら、信号につながる電気は止めればいいのにとも思います。
ほんと、香川って突っ込みどころの多いところです。

市民センターの中にスタバ、そしてオープンスペースのライブラリ。
奥には多目的ホールでしょうか。
きれいだし、使いやすそうだし、こういうのって山梨にはありませんね。
センスの良さと機能美があります。

あれ、写真展をやってるんですか。
四国カメラ部だって。

結構面白かったです。
写真家一人一人がいろいろな企業などにスポンサードをしてもらっているみたいで、
そういうシステムも面白かったです。

しかし、やけにS〇NYユーザーが多いですな。
使いやすいんでしょうかねぇ。

ぐるっと見終えましたら、さ、丸亀城へ向かいましょう。

  

ポツンですよね。
ほんと小さい。ジオラマ感があります。
でも、距離が近いのも分かります。
で、石垣がでかいのも分かります。
石垣のでかさと天守閣までの距離感を考えたら、
相当な急勾配だと予想が付きますね。
これは、もはや壁です。

大手門をくぐりますと、直角に右折。
ハート石?
とってつけたように、そんなもん入れんなよ。

へ?
人力車もあるの?
これで上まで?
あの坂を?
気が遠くなります。

場内観光案内所の横を、さぁ、上りますよ。
いや、登りますよ。

見返り坂と名前がついていますが、いや、登山だよ、これ。

いや、でも30年前もこうだった。
あのときは、男3人、急勾配にはしゃぎながら登りました。
修学旅行の思い出です。
同じ班の女子たちは、多分げんなりしていたと思いますけども、
あの頃は、そんな気遣いはできませんでしたねぇ。
ま、あまりもの同士で組まされた班でしたから、
自由行動の行程を決めるのも、そんなに話し合った記憶もありませんしね。
なんでもいいとかなんとか、そんなことを言われたんじゃなかったかしらん。
だから、男子だけで決めたんじゃなかろうか。
かなり余裕を持って移動をする行程にしたんですよね。
勝手が分からない場所だから、たっぷりマージンを取って。
他の班は、移動時間を全く考えていないような、
ぎっちぎちのスケジュールを組んでいたような。
「しおり」に載っていたほかの班の予定表を見て驚いた記憶はありますもん。

これ、回れんの? いや、間に合うの?

と同時に、もうちょっとあちこち行くようにしてもよかったかもと一人反省をした記憶もあります。

さて、丸亀城は、ここから見上げる石垣がきれい。
扇の勾配といわれますが、この積み上げ方が、まぁ見事。
  ほんと、どんどん積み上げていって、最後にヤスリをかけたんじゃないかと思うくらい。

二の丸につきますと、植樹されたという桜たちが並んでいます。
シーズンは、きれいでしょうね。

  

メインはソメイヨシノだそうですが、数輪花が咲いていますね。
風にそよぐ姿に、たおやかささえ感じます。

三の丸から本丸へ。
見えてきましたよ、天守閣が。

  

蔵、ですね(苦笑)。

このサイズで三階建てですから、そりゃあ、中の階段も急で。
スカート厳禁です。
下から丸見えってこともありますが、一緒に踏んでしまうこともあるので。
当時も、女子は入らなかったはず。

入館料を払って中へ。
すぐにスリッパに履き替えて、ちょっと展示を見ましたら、
さぁ、お待ちかねの階段・・・・・・というか、もはやハシゴです。
これを見た経験があったので、
長野市の某夢〇族の家の2階に上がる階段を「天守閣」と称したのもいい思い出です。

妻が驚いております、笑っております。
ね、すごいっしょ?(笑)

3階から見る景色は、なかなかのものです。
絶景かと言われれば微妙ですが、
海も見えますし、平野にぽつんぽつんと紡錘形の山が点在するさまも見えますので、
なんか気分はいいですよ。

さて・・・・・・と。
降りるのが怖いんだ。

  

そーっとそーっとね。

しかし、これ、実用性はあったのでしょうか。

だって、当時、和服でしょ?
天守は、基本、物見やぐらや倉庫的な役割を担う場所ですから、
となると平服だろうと。
てことは、袴に近い形状のものでしょう。
・・・・・・裾、踏むんじゃね?

戦支度をしているとしたら、
甲冑は着ていないにしても、それでも、足袋や草履?
滑るんじゃね?

当時、どのようにしてここを使っていたのかを知る由もありませんが、
そんなことに思いを馳せてしまったのでした。

いやぁ、高校以来の丸亀城、よかったっす。

大手門を出ようとすると、お堀にかかる橋に数十羽の鳥が。
ハトだろうと思ったら、ユリカモメだっていうからびっくりです。
海じゃないのに。
ユリカモメ、カモメ類の中では一番内陸にまで入ってくるやつなんですって。
数十キロくらいなら、やってくるらしいですよ。
それじゃあ、海から一キロ程度の丸亀城なら、やってきますわね。

ただ、なんで? という疑問はぬぐえませんけども。

餌をやるなという看板のそばでせっせと餌をやっている人がおります。

なんなんでしょ。

  

さて、時間的には最後のうどんですかね。
どこにしましょうか。
なんか、歩いていける距離に一軒あるようですが・・・・・・、
あ、閉まってました。
昭和28年創業の老舗ですし、ちょっと試してみたかったですが、
大晦日は、やはりきついですな。
時間帯も、通常営業は終わるようなタイミングですし、
個人店は無理ですね。

今夜は琵琶湖近くで宿をとっていますので、
いつもよりゆっくりできますが、
さりとて、あまり遅くなるのもしんどいですから、
坂出のインターを目指しつつ物色を・・・・・・って、
まぁ、そんなに距離もないですし、
大きな道を外れていかなきゃ、店なんてないですね。
もう、インター入り口です。

てことで、また来年じゃ。

あでゅー!

  

えー、最後のうどんは、与島です。
ざるです。

与島に始まり与島に終わる、こんなのもいいじゃないですか。

てことで、いつものように未練たらたらではなく、
きっちりけじめをつけて香川を離れる気分になれました。

また来るけどねー。

さて、今夜は滋賀です。
滋賀の地に降りるのは初めてです。
なにができるかなーなんて、思っていませんよ。
与島を離れたのが15時半過ぎですもん。

途中、やっぱり宝塚で休憩をして、ひたすら琵琶湖へ。
そりゃまぁ、330キロくらいあるわけで、
暗くもなりますね。
ホテルの場所が分からないので、妻のスマホナビをセットして、彦根インターを下りたわけです。
すると、視界に、闇夜に浮かぶ蒼く輝くネオンサインがあるわけですよ。
あれか、と。
ただ、スマホのガイドは、そこを離れるように指示をします。
やり直しても同じ。

もしかして・・・・・・あれじゃない?

案の定、違いました。
別の支店でした。
目的地は彦根じゃなく米原の方だったんですね。
てことで、導かれるままに米原駅方面へ。

お、見えてきましたよ。
あのサインが見えると、ホッとしますね。

近くにコンビニがあるのも確認して、
ホテルの前へ車を滑り込ませます。
妻がフロントに駐車場のことを聞きに行きました。

戻ってきました。

ぐるっと回りこんで、立体の空いているところに止めろと。
あいよ。

てことで、細い路地を抜けてぐるっとホテルを回りこんで、
2階建ての立体駐車場へ・・・・・・って、
前の車が右往左往してね?
どこも空いてなくね?

うん、何度見ても、どこも空いてない。
Uターン。

駐車場を下りて、またフロントへ。

目の前の駅前ロータリーを抜けて、その先の契約駐車場へ?
歩いて4分?

結構遠くね?

まぁ、仕方ないですね。

てことで、もう一回ぐるっとホテルを回りこみまして、
駅前の小さなロータリーを抜けて、平面のだだっ広い駐車場へ。
街灯の近くなら止めていいとのことで、
そこに止めてエンジンオフ。
ホテルで預かった表示もダッシュボードに置きまして、
荷物を抱えてフロントへ。

4分はかからんね。

荷物を置くついでに、保冷材の冷凍をお願いしたところ、
年始の食材がパンパンになっているので、余裕がないと言われてしまいました。
ま、仕方ないか。

さて、じゃあ荷物を置いたらコンビニに行きましょう。
晩御飯を食べて、疲れを取りましょう。
久しぶりの、出先での年越しです。
お疲れさまでした。


30日(金) 「うどん遍路 vol.2」

セーブしていたとはいえ、それなりに呑んだので、
声が若干おかしいですね。
まぁ、それ以外におかしいところはないので、
早速参りましょう。

支度を整えて向かうのは、キング「山越」。
いつもはある程度のんびりしてから出てくるのですが、
今日は行列を少しでも回避するために、早めにやってまいりました。

とはいえ、並んでますねー。

いつも店の先にあるキリンの駐車場に止めるのですが、
駐車場係の方が、店の手前にあるゾウの駐車場へと誘導してくれています。
ここに入るのは初めて・・・ってか、狭い!
左右のスペースは普通ですが、前後のスペースが狭い。
ギリギリなんとかなりますが、多分5、6回切り返したんじゃないでしょうか。
これなら、いつものように奥に止めた方が、結果的に早かった気がします。

列の長さは去年の半分くらい。
これなら大体40分くらいでしょうか。
去年は、途中で小雨が降り始め、妻が傘を取りに行ったことを思い出します。
雨はすぐにやみましたけどね。

列は後ろにすぐに伸びていきます。
年末ということもあって、さすがの貫禄。人気ですなぁ。

ようやく中にたどり着き、お盆を持っておかみさんにオーダー。
じゃがいもの天ぷらと半熟卵の天ぷらは、もうありませんでした。
同じことを思ったのか、後ろにいた、地元の常連らしき方が尋ねたところ、すでに品切れなんだそう。
ほんとに?
早いよ。

庭が混んでいたので、庭の手前のベンチで食べることに。

   

いつものように、かまたまです。

さぁいただこうかとしたとき、目の前に、先ほどの常連ご夫婦さんが座りました。
たまに来られるみたいですね。
我々が山梨からだと聞くと、「遠いところから」と驚かれました。

お土産うどんでも買って、実家に送ろうかと思いましたが、
なんだか混んでいたので止めまして、出発することに。

給油をして、一路高松市内へ32号線を走っていきます。

次に狙うのは、元祖わかめうどんの「大島家」。
一度行ってみたいと思っていたんですよね。
全てが練りこみ麺で、むしろなにも練りこまれていない麺がないという、不思議な店。
白く見えても、じゃがいも麺だったりもするとか。
定休日ではないので、年末がどうなっているかが問題だったのですが、
店の前までやってきたら、やっぱり閉まっていました。
そのままスルーをしていくと、交差点の向こう側に、営業中の「いしうす庵」が見えましたが、
これはさすがに入りにくい。

仕方なく左折して、さてどうしようかと思って走っていたとき、
営業中の店が見つかりました。
細麵の名店「一福」の今里店です。
一福も一度訪れたい店だったので、これ幸いと駐車場に入りました。
やはり混んでますね。

   

カレーを頼みました。
加えて、とり天といいだこ天です。

細麺で定評のある「なかむら」で修業をされた大将のお店ということもあり、
麺はおいしいです。
が、カレーがいまいち。
スパイスがかなり強く、コクが足りない感じ。
だから、辛さも強く、舌が落ち着かないです。
妻は、かけ。
かけだしは、甘めが少し立つ感じで、うまくまとまっています。

どうしたもんかなと考えて、卓上のしょうゆを軽くかけ回しました。

うん、これで少し落ち着いた。

いいだこ天は、うまかったですねぇ。
あまり置かれている店はないですが、
これはうまいです。
ただ、そこそこボリュームがあるので、すぐに満腹になりそうですが。

さて、腹にたまってきましたので、レクに行きましょう。
高松市内にいたら、もうここしかありません。
「yumetown」。
なにを買うというわけではありません。
が、寄っておかないと、なんだか気持ち悪いので(苦笑)。

平面駐車場は混雑していたので、初めての屋上駐車場へ。
ここも混んでいましたが、なんとかスペースを見つけて車を止めました。
屋内に入り、プラプラと歩いていますと、携帯が震えました。

社長?!

なんだと思って電話に出ますと、あの仕事どうなっていたっけと。
指示がなかったので、止まっていますよ。
確認して連絡すると言ったきりだったので。

そしたら、とりあえずメールを送ってほしいというので、びっくりしました。
いやいや、仕事納めて二日目だよ。
昨日言うならまだしも、だ。
もちろん、それでも間に合いませんでしたけども。

山梨にいないと言うと、いつ戻るのかというので、年明けですと答えました。
そうしたら、少し黙ってからなんとかすると言うので、お願いしますと電話を切りました。
少ししてまた電話。
別のスタッフに頼むことにしたから、と。

それも迷惑な話だな・・・・・・。

電話を切って溜息です。
こんなタイミングなら、年内だろうが年明けだろうが、なにも変わりませんよ。
結局なにも動かないのだから。
急ぐ意味が分かりません。

あの人の行動原理は、当人の見栄だけなんですよね。
相手のことを考えているようで、
「あなたのためにこれだけしていますよ」
と主張したいだけ。
去年の時点では、それが外にしか向いていなかった。
そのわがままに振り回されたから、キレたスタッフがぞろぞろ辞めていったわけです。
今は私だけですから、少し落ち着いてはいますが、
それでも、随所に現れますね。

忘れていた耳鳴りが強くなった気がしました。

しばらくウロウロと歩きまして、そこそこ腹がこなれてきたところで、
次のうどんを目指して出発です。

とはいえ、もうすぐ14時。
セルフ店の多くは閉店時刻を迎えます。
それに、この年末は休業している店が多いため、
これまでのように個人店に照準を合わせるのは、やはり効率が悪い気がします。
そこまで考えたときに、そういえば、ここに来る途中で、繁盛している店を見たことを思い出しました。
国道32号線の対向車線側にあったなーと調べたら「ぼっこ屋」があります。
今日の3軒目はこれですね。

国道11号線を走り、高速に沿って右折。
しばらく行った先、ウインズの交差点で左折して32号線に入ります。
あとはひたすらまっすぐに。

・・・と、ポッドキャストから「ぼっこ屋」という言葉が聞こえました。
32号線という言葉も。
どうやら、麺通団の団長が、今まさに我々が行こうとしている店に行った話をしているようで。

こんな偶然あるかねぇ(笑)。

「いつ見ても混んでいる」という言葉の通り、
14時なろうかというのに、駐車場は車がいっぱい。
店内を見ると「どのテーブルにも2段重ねのボックスティッシュ」。

うわー、言ってた通りだー。

なんにしようかなー、目移りするなー。

   

結局かまたま(苦笑)。
エッジの利いた中細麺。
伸びは控えめで、歯ごたえはきちんとあります。
うまいです。
一緒に取ったとり天も好み。
ごぼう天は、きちっと味が染みていて、しかも簡単に嚙み切れるほど柔らかく煮込んであります。
いや、いいなここ。

しかし。

ほんとにコレ、小?!
なんか、ボリュームがあるんですけど。

今日の最後でよかったかもしれません。
これ、途中で食べたら後が入りません。

・・・・・・べふっ。

さて、重い腹を抱えて、ホテルに戻りましょう。
今日の晩飯は、スーパーで買うおつとめ品です。


29日(木) 「うどん遍路 vol.1」

数日前、いつものさぬきうどん本を買っていなかったことに気づきました。
ネットで検索するも、公式の販売はなく、
amaz〇nに、なぜか倍に値上がりをしているものが出ていました。
なぜに?
中古本だとしても、そんなに購入を希望する人が続出する本とも思えず、
どうしてこうなっているのかが全く分からない状況。

ともあれ、そんなバカみたいな価格で買う必要もないので、
現地で買うことにしました。

さすがに、現地の実店舗にはあるでしょ。

また、今年も帰りの体力などを考慮し、琵琶湖近くでの宿泊を予定。
昨年も予定しましたが、
天候悪化で前日キャンセルしたため、直帰しました。
予報を見る限り、今年は大丈夫そうです。

ということで、仕事を納めた後、
ボーっとしていても眠くなるだけだからと、
早めに支度をして出発。
今回もまずハンドルを握るのは私。
オーディオから流れてくるのは、FM香川のポッドキャスト『続・麺通団のうどラヂ!』。

元々は2006年公開の映画『UDON』のPR番組として始まった『麺通団のうどラヂ!』が、
映画公開後に役目を終えていったん終了した後に、『続~』として始まったもので、
2022年の年末時点で847回放送されています。
その間に、数回のスペシャル分もありますので、
正確にはもうちょっと多いかと思いますけども。

タイトル通りにさぬきうどんとその周辺をいじくりまわす番組ですので、
予習という側面もありますが、
ここ数年はほとんどこれのローテーション。
最初から聞き始めて5周目でしょうか。
聞いている間に新しい部分が増えてきますので、
今のところ、まだ2022年に追い付いていません。

軽快なしゃべくりをBGMに、長坂インターより中央道へ。
昨年よりは体調が戻っている感覚。
ペダルが前より踏み込めるようになっています。
追い越しに100km/hを使える手ごたえは、嬉しいものです。

休み休み走りながら、大阪に入ったところで新名神に。
妻が、宝塚北SAに寄りたがったためです。

ここ、トイレがきれいですもんね。

すっかり明るくなったころに到着。
すんなりと車を止めて中に入ります。
年末とはいえ、こんな時間なのに、結構人がいます。
まだ専門店はやっていない感じですね。
でも、パンを焼いているのか、香ばしい香りはします。

トイレを済ませて建物内に戻りますと、パン屋には行列が。
いつのまにやらオープンしていたんですね。
つーか、これを目当てだったのかと思うくらいに並んでいます。
え、うそ、もう品切れがある?
外から見るだけでも、棚から消えている商品があります。

早すぎるだろー。

オープンして、せいぜい10分やそこらですよ。

まぁ、高いので、買いませんけどね。
あのサイズであの価格は、いくら原材料や燃料、人件費が上がっているからといっても、
なかなかねぇ。
買う場合は、お土産としてならと諦めるレベルです。

え、買うの?
あら、並んだよ。
あ、そぉ。

妻がパンを二つ買って出てきました。

ま、一回は試さないと、いつまでも気になったままですもんね。

おいしかったですよ。
そりゃ、高いもん。
ただ、まぁ、インパクトがあるかといったら、そうでもないですね。
なんと言いますか、「ですよね」、そういう感じでした。

さて、新名神から山陽道へ、そして岡山から瀬戸中央道と移り、
いよいよ香川県。
・・・・・・の前に、まずは与島へ。

橋の途中です。

すんなりと上陸して一軒目を探そうかという話もしたのですが、
結局、クセのないすんなりとしたさぬきうどんを出してくれるのが、
ここ与島SAのうどんだということで、
ごあいさつ代わりに、まずは一杯。

   

ぶっかけ、カレー、しょうゆなど悩みに悩んで、みかん卵の「やまかけうどん」。
やまかけといっても、かけうどんに山芋ではなく、
かまたまのやまかけです。

みかん卵が、なにが違うのかというところはよく分かりませんでしたが、
久しぶりの本場のうどんは、やはりいいですね。

香川上陸のためのお清めを終えまして、
まず、向かったのは、イオン坂出店。
本を買うためです。

とはいえ、古いナビでは出てこず、スマホで検索した情報を元に画面を見たら、
そこにあったのは「サティ」。
そうでしたそうでした。

坂出駅前まで進んでイオンの駐車場へ。
造りの狭さに時代を感じます。

書店で攻略本と天文年鑑2冊をゲット。
天文年鑑は使用頻度も激減しており、二人で1冊でもいいかと話していたのですが、
いざ実物を目の前にしたら、やはり2冊にしていました。

店内をぐるっと回って出発。
まずはどこにいきましょうか。
いくつか行きたいと思う店は考えてきましたが、
年末なので営業していない店もあります。
その辺りは柔軟にしないと・・・と思いつつ、
最初にいこうとした、神社の境内にある「うぶしな」は、スマホで検索した時点で、
「営業していない可能性があります」。
定休日ではないので、恐らくは、年末の臨時休業。

コロナ前は、年末でもギリギリまで営業している店が多かったんです。
昨年もそうでしたが、
今年は、多分昨年の客の入りと、予測される営業利益を天秤にかけて、休むことにしたところが多いのだと思います。
ただでさえ、水道代、光熱費がかかるうどん店で、
小麦ほかの材料費も高騰していたら、
冒険はできないですもんね。

助手席の妻に本を見てもらい、よさげなところをピックアップしてもらいつつ、
こちらはこちらで、よさげな看板を見逃さないようにしていますと、
和菓子屋さんも経営するうどん店があると。
定休日ではなさそうなので、そちらに向かいました。
看板を見つけ、そこを左折すると、一台のミニバン(あのサイズで何がミニなのだろう)が転回をしています。
止めようとしているのか駐車場から出ようとしているのか、
なにか右往左往している様子。
仕方ないので店先まで車を進めて動きを見守ろうとしましたら、
妻から、お店がやっていないと宣告されました。
えっと顔を上げましたら、右のお店はシャッターが開いていますが、
左は閉まっています。
うどん屋は左。
貼り紙には26日から休みと。

まぢかー。

仕方ないので車を転回させ、
先ほどのミニバンの鼻先をすり抜けて道路へ復帰。
次を調べる余裕もなかったので、
来た道とは逆に進みます。
少し進むと「ジャンボうどん高木」もありましたが、
数軒回ろうというのにジャンボはきついので、スルー。
その先に一軒、セルフの店があると妻が言います。
ただ、すぐに、木曜日が定休日だと判明したので、
そこもスルーしようとしましたら・・・やってんじゃん!
すれ違いざまでしたので、店に入ることはできませんでしたが、
パイロットランプは確実に回っていました。
転回をしなければと思ったとき、その視線の先に「新鮮市場」の文字が。
店の壁には魚市場経営という言葉もあります。

これは寄らねばなるまい。

まずは、一度転回をさせていただきまして、
先にうどん屋へ。

閉まっちゃいますから。

てことで、「セルフの店 讃岐うどん おおまえ」へ。

道に挟まれた三角地帯にあるお店で、
細く突き出した方が駐車場。
ここではカレーうどんをオーダー。
とり天とげそ天、おでんを取りました。

   

カレーは、名店むさしを思わせる濃厚さ。
麺については、レビューを見ると、コシというより硬い麵という評価が散見されますが、
そんな印象はありませんでしたね。
写真を見ても、エッジがあります。

さぬきうどんでいう「エッジ」は、
ゆでた麺の中ほどが少しえぐれるようになったために、立ってきた麺の角。
カメラレンズでいうところの、「糸巻型歪曲」とでもいいましょうか、
麺の断面がそういった状態になっているものです。
したがって、エッジがあるということは、硬いわけではありませんので、
ゆで上げたタイミングが違ったのでしょうか。

ともあれ、おいしくいただけました。

その後、先ほどの「新鮮市場きむら」へ。

時間帯が13時過ぎなので、さすがに魚の品ぞろえは驚くほどのものではありませんでしたが、
品物はずいぶんとよさそうに見えました。
さすがに初日なので、なにかを買うわけではありませんでしたが、
腹をこなすにもちょうどよいレクになりました。

もう一軒いくかどうかを悩むところでしたが、
今夜はお寿司です。
この腹を抱えて、さらに増やすことを恐れた我々は、
さらなるレクをと、まんのう公園へ向かうことに。

ちょうどいいかと思ったんですよね。
これまでは、入園料+駐車場代で意外とかかることもあって、近寄りすらしませんでしたし、
丸亀からまんのう町ですから、20分くらいですし、
たまにはいいかと。

そしたら。
休みでやんの。
今日から。

右折したらまんのう公園入口というところで、休園日って。

でも、引き返すにも転回する必要があるので、
とりあえずゲート前まで行って、広いところで引き返そうと、
何も知らずに入ってきてしまった観光客のフリをして・・・というか、そのものですが、
奥へと入っていきました。
で、そろそろゲートというところで、
お休みを知らせる看板と、多分そういう輩に説明をするスタッフさんの姿が。
スタッフさんがこちらに来ようとするのを尻目に、
とっととUターンです。
分かっています、すぐに帰りますから。

ということで、ホテルに向かうことにしました。
長距離移動をしてきたこともありますし、
あまり遅くなると、駐車スペースがなくなる危険性もありますので、

無事に空いていたスペースに車を入れてチェックイン。
荷物を置き、私は大浴場へ。
最初はいいかなと思ったんですけどね、
そのまま休んで、すし屋に向かっても。
でも、時間があるんだしと言われ、酒をそこそこ吞んだ後で風呂に行きたくなるかも分かりませんでしたので、
テレビで大浴場の混雑状況を確認し、大浴場へ。

ちょうど一人出ていくところでした。
で、昨年にはなかった、スリッパ同定システム(番号札)に驚きつつ、脱衣所へ。

脱ぎ始めたところで、先ほど出て行った方が戻ってきました。
ロッカーを開け、洗面台を見まわしています。
これは何かを忘れたんだなと思ったとき、
足元に一枚のカードが。

ははーん、これだな。

ルームキーです。

「もしかしてこれですか?」
と差し出すと、「ありがとうございます!」と喜んでくださいました。
足ふきマットの色と同系列の色だったので、
見落としてしまったのでしょう。

気を取り直して浴場へ。
先客は二人。
今までこの時間でほかの客に会うことは少なかったので、
ちょっと驚きつつも、足を伸ばせる幸せを満喫。
最後は一人になりましたので、
じっくりと体をほぐしまして、あがりました。

少し休んで、さて、いきますかね。

   

今日も予約営業の札が。
ありがたやありがたや。

昨年は店の目の前で外観撮影をしていて、
中からこちらを見られてしまいましたので、
少し遠めから撮影。
そして店内へ。

こんばんはー・・・って、あれ、おかみさん?
髪切った?

短くしたのは2007年からこちらに訪れてきて、初めて見ました。
おかみさんは、「気づいてくれましたー?」なんて笑っていましたが、
そこまで違ったら気づかんわけないでしょう。

と思ったら、気づかずにスルーされたとか、
バイトの仲居さんかと思われたとか、
笑ながら愚痴っていました。

まぁ、マスクもしていますからね。

つーか、大将も鼻声ですね。
風邪ではないみたいですが、なんかグスグスしているようです。

ひとまずいつものところに座りまして、お土産をば。
今回は悩みに悩んで、日本酒「開運」と澤田屋のくろ玉をお渡ししました。
日本酒は富士山の湧水仕込みとありますし、山梨らしいかと思って。
「開運」は縁起がいいから正月に吞むと喜んでもらいました。

さて、なににしましょうか。
今はブリがいいというので、おまかせで切ってもらうことに。

   

他に、鍋とかブリのカマ焼きとか寿司とか、
まぁ、いろいろいただきました。
あとからやってきた、地元の常連さんは、なんと酒の持ち込みあり。
大将に飲ませればOKだとか。
ゆるいのぉ(笑)。

食事が進んでいったところで、おかみさんがお土産をくださいました。
うどんと落花生(埼玉産)です。
それを目ざとく見つけた常連さんが、
「おれら、そんなのもらったことないですよ」
「こちらはいつもおみやげをくれるの」
「お前らは酒を持ち込みしてキープするじゃんか」
とまぁ、こんなやりとりもありまして。

相変わらず楽しいお店です。

今年はきちんとセーブをしまして、
昨年のようなことはしませんでしたよ。
セーフセーフ。

また来ますねー。


28日(水) 「仕事納め」

昨日の大掃除の際に最後の打ち合わせをするのかと思えば、
あいさつ回りがあるからと、デスク周りの書類を片付けただけでとっとと消えたボス。
今日、粛々と仕事を始めると電話があり、
最後の打ち合わせをしたいからというので、結局出社。

一度で終わらせぇよ。

13時という約束の時刻に、当たり前のように遅刻をし、
まず何を頼むかと思えば、
家業の会社の節電プログラムの申し込み。

・・・・・・はぁ。

次号についての作業は、年末年始のため、実質一週間少ないですし、
成人式に撮影に乗り込む必要もあるので、
そもそもの時間が少ない。
段取りよく進めなければなりません。

・・・・・・無理だろうなぁ。

さっきも、風呂の最中に電話があって、
出てから折り返したけれども、出ず。
その後の折り返しもない。

もうそろそろ、私、山梨を出ますよ。

てことで、毎度おなじみのお出かけです。

一休みしたら、行ってきます。


11日(日) 「またかよ」

書いている途中で、唐突な強制終了。
その後のエラー通知も何もない。

やる気失せるわー。

先月と全く一緒。
・・・・・・まぁ、仕方ない。
書き直しましょう。

副反応も特になく、つつがなく過ぎていった11月。
気が付けば49です。
早いもんです。
昨日誕生日だった父は27歳差なので、76か。
本当に早いもんです。

バースデーメールしたけど、返ってきませんね。
珍しいことをしたから、気持ち悪がっているのかしらん(苦笑)。

さて、ずいぶんとやらかしてしまった11月。
覚えていない、勘違いしている等々、
数えるのも嫌になるほどミスばかりしました。
だもんだから、今月は、確認と検算をしつこくしています。

ダメなときは、それすらもダメなんですが。

山積みになっている作業をこなすため、
今日は日曜日でしたが、一日PCの前にいました。
一日がかりでやっと1ページを仕上げましたよ。
36人分の画像の切り抜きと配置、メッセージも添えて。
いや、厳しかった。

明日から、入稿に向けて怒涛の追い込みです。
またやらかさないように注意していきましょう。
メンタルのスタミナがない今、本当にくじけかねませんから。