無事入稿作業を終え、ぼんやりする頭を抱えていた昨夜。
風呂も食事も終え、のんびりとしながらテレビを見ていました。
一日気を使っていたので、やはり重く鈍く感じる頭。
そろそろ寝ようかと思いつつ、それでもテレビを見ていたそのとき、
突然電気が消えました。

停電？

と思った次の瞬間、

ゆらり

大地をこねくり回すような浮遊感とともに建物がきしみ始めました。
同じような揺れ方が続く、長い長い地震。
ヒートアップすることなく、ただただ前後左右に揺らされています。
手近な食器棚を押さえて様子を見ていましたが、
少し弱まったのを感じて、パソコンを寝かせに行きました。
社用のデスクトップ型のＭａｃです。
スタイリッシュな分、安定感には欠けるので、ディスプレイを下にしてデスクに倒しておきました。

その頃には、揺れもほぼ終わったので、
ライトの確認、ガスの元栓の確認、外の確認など、
とりあえずの現状確認をして、
あとはスマホで情報収集。

先に宮城沖とありましたが、二度あったんですね。
やはり福島ですか。
揺れる前に電気が止まったからびっくりしましたけども、
揺れがこちらに伝わる前に発電所が止まったということなのでしょう。

東電のＨＰにはこのときには停電情報が出なかったので、
よく分かりませんでしたけどね。

妻は髪を乾かしていないと。
でも仕方ないので、タオルでなんとかしていました。
炊飯器のセットをしていませんが、
電気が復旧しない以上どうにもなりません。
まぁ、目が覚めたときに復旧していたら準備をすればいいでしょう。

やきもきしていても仕方ないです。
寝ましょう。


で、目が覚めたのが４時半頃。
居間に出てみますと、ガス検知器の光が見えました。
通電したんですね。
ＨＤレコーダーもルーターも、インジケータが点灯しています。
ホッとして、まずはコメを研いで炊飯器のセット。
それから浴室換気扇の起動。
で、レコーダーのセット。

一通り終えて寝室へ。
携帯の充電開始も確認して一段落です。
おやすみなさい。

で、朝。

起きてきた妻がトイレに行く途中でびっくりしていました。
「うちにあんな大きなノートブックがあったっけ？」

どうやら、うつぶせにしていたＭａｃを見て驚いたようです。

あのサイズじゃ、ノートブックじゃなくてスケッチブックだよ。


13日（日） 「近所で火災」

早朝７時。
携帯が震えました。
目が覚めてはいましたが、布団の中で社用スマホをいじっていた私。
一瞬社長かと思ったら父でした。
出てみたら
「火事、大丈夫？」
とのこと。
あぁ、そういえば、昨日ご近所で結構規模の大きい火災があったんでした。
とはいっても、道なりに行けば結構遠い山の奥の温泉地なので、
直接見えるわけでもなく、消防車が行きかうわけでもなく、
正直実感がありません。
なので、「大丈夫」と答え、ついでにそっちはどうだと生存確認。
「歳を取っていくだけだ」とさ（笑）。

お互い様やね。

さぁ、つかの間のお休み。
明日からは締め切り直前の追い込みです。