2022年7月
30日(土) 「ほんとにいた!」

また暑いですな。
天気予報もなかなか当たらない、そんな今年の夏。
どこかの気象予報会社は「的中確率が最も高い」みたいなこと言っていますが、
朝の予報と昼の予報と夕方の予報とが全然違う。
そんだけ逐一変えてりゃ、そりゃ当たる確率も上がりますがな。
「的中確率が高い」ではなく「最新の予報を随時出すので、都度確認を」と言ってくれた方が、なんぼ気持ちがいいか。

まぁ、いいですけど。

近所の施設に飾っている妻の写真の差し替えに行き、
いったん帰宅して、今度は妻の遠近両用メガネを受け取りに甲府へ。
その途中で、セルフ型チェーンのそば店へ。
安くてそこそこおいしくて量が食べられるので、お気に入りのお店です。
なんかあれば、ここ。

他にもお店があるんだから、少しは開拓すればいいのにと思いますが、
なんか、ね。

そこそこ混雑している店内。
そばをオーダーし、受け取ってから席へ。
我々の後にドドドっと客が来たらしく、
レジの女性が手早くさばいています。

その列の最後に、肉体労働系の男性が二人。
使い込まれた作業着に日焼けした腕。
ちらっと見た感じはイケメンでしたが、どうしても見た目はいかついです。
でも、レジでのやり取りは普通の人。
ちょっとギャップを感じるその二人が、そばを受け取って、
私の視線の先の、カウンター風の席に並んで座りました。

一人が立ち上がり、しょうゆなどが置かれているところから小瓶を手に取りました。

あぁ、楊枝も前もって手元に置いておくんだ。
効率がいいなぁ。

ほぼノールックで素早く小瓶を手にした仕草に、手慣れた常連感を覚えました。

なんとなくその姿を、目で追いかけていた私。

席に着いた彼は、そのまま流れるように、小瓶を天ぷらの上で振りました。

ばらばらばらっ。

振りまかれる爪楊枝。慌てるお兄さん。
唖然として声の出ない私。


本当にやる人がいるんだ・・・・・・。


急いで楊枝を戻し、小瓶を手に立ち上がるお兄さん。
そそくさと取り換えたのは、塩の小瓶。

ですよね。

恥ずかしそうに笑いながら仲間とそばをすするお兄さんが、ほほえましかったです。

さて、妻はこの一連を見ていません。
この状況をどうやって妻に説明しようかと、ストーリーを組み立てていきます。
・・・・・・言語化しようとしたら、不意に笑いがこみ上げてきました。

ニヤニヤしだした私に、妻が不審そうに笑いながら問いかけてきますが、
いや、ここで話すことはできません。
だって、聞こえちゃうもの。
あとで、あとでね。
うずうずしながらそばを食べ続けた私でした。


19日(火) 「梅雨?」

猛暑が続いた後、しとしと雨が続く。
むしろ、梅雨?

日本各地では豪雨災害も頻発していて台風のようだし、
なんだかよー分からん状況ですな。