2022年9月
17日(土) 「盛りだくさん」

静岡県の清水港で、砕氷船「しらせ」の特別公開が17、18日で行われます。
もちろん日程は分かっていたので、妻はワクワクしながらこの日を待っていました。
ただ、問題だったのは、台風。
申し合わせたかのようにこのタイミングできたもの。

現地の天気予報を見ると、午後から崩れるらしいです。 ということで、9時から始まるので、そこに合わせて行き、
天候が崩れる前に帰ることにして、支度を整えました。

ふと嫌な予感がしたので、
昨日入稿したデータを、クラウドにアップしました。
不測の事態があった場合に、
誰かが処理できるようにという備えです。

10分ほどでアップロードを終えまして、
できることは済ませました。
出発しましょう。

どちらの車にするかというところで、
ナビが付いているので、私の車にすることに。
ドアを開けようとキーのボタンを押すと・・・・・・車が反応しない。
ここ最近、結構な頻度でリモートの集中ロックが働かないのです。
またかと思い、鍵穴にキーを突っ込んで開錠。
乗り込んでエンジンをかけようとキーをひねりましたら・・・・・・、

あれ?

エンジンがかかるどころか、セルが回る手応えさえない。
何度ひねっても、なんの反応もない。

なんで?

シフトレバーはパーキングにある。
ライトがつけっぱなしだったわけでもない。
昨日車を使ったときには、なにもなかった。
むしろ、普通だった。

なんで?

乗り込もうとした妻もキョトンとしています。

もしや、バッテリー?

だとすると、このところの不調ぶりも、なんとなく納得いきます。

とはいえ、午前7時じゃどうにもなりません。

車を妻のものに代えて、スタートしました。

道中、特に問題もなく清水に到着。
会場近くは混んでます。
しらせ渋滞ですかね。
曇り空の下、でかい船体が見えています。

駐車場に車を止めて、カメラを担いで歩いていきます。

   

乗船体験と極寒体験ができ、キッチンカーにグッズショップが、港に並んでいます。
その前に人だかりです。

何はともあれ中に入ろうと、受付を済ませ、
検温と手指消毒をして乗船。

いや、でかい。
某アニメでなんとなくのサイズ感は認識していましたが、
やはり実感しますね。
南極に行くには、これくらいタフな船じゃなきゃいかんのだと。

船内といっても、回れたのは基本的に外周で、
船内設備などはほぼ見られませんでしたが、
それでも面白かったですね。

中部横断道の無料区間や、道の駅も面白かったですが、
まぁ、今日はしらせでしょう。


16日(金) 「聞いてないよ」

未校了の原稿を抱えたまま迎えた、面付。
1Pものや、なんなら巻頭特集が完成していない。
毎月のことですが、うんざりします。

それでも、粛々と作業を進めていきます。
途中で、校了を取りに出かけたりもしましたが、
ページにデータを貼り、校正。
校了したページは印刷用のpdfデータと、カンプjpgにしていきます。
制作はイラストレーターでしているので、
印刷所に渡すデータは変換する必要があるんです。

で、夕方までには、巻頭と表4(裏表紙)以外はなんとかカタが付きました。

巻頭特集の取材先が、まだ修正を言ってくるようで、
修正指示が入ってきます。
同時に表紙の修正もされます。

そこに、上司から、どーでもいいような、個人の好き嫌いだけの指示や、
何度言っても理解してくれない、適用できない修正指示が入ります。

こちらが無理だというと、いったん引き下がるのですが、
自分の言うことを聞く部下の言質を取って、
できるみたいだけどと言ってくる。
だから、そこはそうじゃないんですってと、何度言ったことか。
理解しない癖に説明を求め、
説明しても半分しか聞いていない。

ああ、耳鳴りがひどい。

18時のメロディーが、防災無線から流れました。
携帯から、上司の無駄口指示が続いています。
と、社用携帯が着信を知らせました。
見たことのない番号です。

通話中に、別の電話が来ると、そちらを優先する人、いますよね。
あれ、おかしくないですか。
先にこちらとやり取りしているのに、
なんで、後から来たのを優先するんでしょう。
用件が終わって雑談をしているなら分かりますが、
まだ、打ち合わせをしているのに、あとからのものを優先させるって、
本当に腹が立ちます。

なので、そちらは鳴るに任せまして、
とりあえず、上司をやり込めまして、
不承不承電話を切らせたところで、
先ほどの誰だか分からない相手に電話を掛けます。

すると、気弱そうにしゃべる相手は、印刷会社の工場担当者でした。
実は、この号から印刷会社が変わるので、
相手が登録されていなかったのです。
で、多分入稿の催促だと思ったら、

「17時までに下版という話を聞いていたのですが・・・」

え、なにそれ?
聞いてない。

下版(げはん)とは、校了したデータを印刷工程に引き渡すこと。
それを17時までにだって?

もう18時を回っています。
なのに、データが来ないから状況を知りたかったようです。

ですよね!
そりゃそうですよね!

こちらは電話口で、慌てて頭を下げつつ、
繰り返しの謝罪と、もう少しで終わるはずという旨を伝え、
データアップをしたら折り返すと話をして電話を切りました。

・・・・・・くそ。

なんで、そんな大事なことが伝わってきていないんだ。
誰だ、契約したやつは!

そもそも、印刷会社が変わることさえ急な話で、
姉妹誌2誌と合同で扱えば印刷費が下がるから、と巻き込まれただけ。
今までの印刷会社は仕事も丁寧で(ときおりポカもありましたが)、
何の不満もありませんでしたから、
変わると決まってから、姉妹誌の担当から
「変わるじゃないですか」
と既成事実としてと伝えられて唖然としたのを覚えています。

いー加減にしろよ。

少しして校了という連絡が入り、データが届きましたので、
それをページに貼り、
ページデータを校正に回します。
その確認を待つ間に、印刷用のpdfデータと、カンプjpgを揃えていきます。

チェックOKの合図がやっときました。
まとめたデータを圧縮、印刷会社のサーバーへアップし、
すぐに電話。

今入れましたのでよろしくお願いします。

腰を低く頭を低く、もうだって、こちらが一方的に悪いんだもの。

で、今までだったら、チェックは翌日、
そこで印刷に回せないような修正があれば対応という流れだったのですが、
翌朝には印刷に回すので、これからチェックをすると。
工場の稼働は20時半までなので、それまでに終えるからということでした。

をいをい。
そういう話、契約のときにされているんじゃないの?
なんで時間外労働ありきになっているの?
みなし残業が付いているからって、残業させていいって話じゃないでしょうに。

待つことしばし、20時過ぎにチェック完了の連絡が入りました。
ホッとしました。

ただ、前回までのように、細かなところまでは見てくれていないので、
どのような出来になるのかは不安です。

まぁそれも飲み込むしかないでしょうね。

電話を切り、社内チャットにも入稿完了の連絡を入れて、
本日のお仕事終了。

お疲れさまでした。


11日(日) 「ダム熟」

佐久のイオンで見つけた「ダム熟」というラベル。
秋らしい日本酒でもと思って酒コーナーに行き、
ひやおろしを見繕っていたところ、
妻が見つけました。

ダム熟?

ラベルには「ダム内生熟成(だむうちなまじゅくせい)」とあります。
ますます分からない。
よく読むと、ダムの管理棟で熟成させたとありました。

あ、ダムに沈めたわけじゃないのね(苦笑)。

でも面白いことをするなぁと手に取ろうと思ったら、
一本だけでなく、他の蔵でも同じように「ダム熟」をしているようで、
手が止まってしまいました。

どれを買おう・・・・・・?

結局、最初に目を付けたものにしました。
それと、ひやおろしを一本。

まだ、先日買った日本酒があるので、
それが終わったら栓を開けます。

うん、楽しみだ。