2023年1月
1日(日) 「謹賀新年」     

滋賀県での「あけましておめでとう」。
年が明けたという実感はありませんけども。
テレビから流れる正月特番も、大して、ねぇ。

さて、あとは帰るだけです。
特にすることもなく。
そもそも、直接帰るのはしんどいよねというところから中継点を作ったわけですし。

ホテルで朝食をいただいたら、荷物をまとめて出発です。

・・・・・・で、そのまま素直に帰るつもりだったんですけども。

なんかね、妻の機嫌がね、微妙によくないのよ。
よくないような気がするのよ。

うちの人、微妙に鉄分が強くて、船や飛行機も好きなのね。
簡単に言えば、乗り物が好きな人で。
だから、ここまできたなら、セントレアに寄ってみたいと、
散発的に言っていたわけですよ。
なんか、飛行機ミュージアムみたいなものがあるらしくてね。

でも、なかなかの寄り道になるので、
高速代も安くないもんですから、
まぁまぁまぁとなだめすかしていたわけですが、
なんとなく、まぁ、私の負い目みたいなもんなのでしょうけども、助手席から「陰」のオーラが出ているわけですよ。
なので、

「空港、行きますか?」

訊いてみました。
すると、「うん、いく」と。

即答。
ですよね。

てことで、名古屋に入りまして、首都高のように街の中を走り、
ビクビクしながら中部国際空港へ。
・・・・・・結構あるのね。
名古屋を突っ切るとはいえ、遠いですよねぇ。

で、車を止めようとしたのですが、
なんか、混んでません?
元日から、車を止めるところがないですよ。
全部旅行者?
そうなの?

結局、第4だかなんだか、一番奥の駐車場までいきました。

車を降りて、てくてくと歩いていきます。
で、建物に近づきますと、でかいキャリーケースを転がす旅行者もちらほらと。
やはりいるんですねぇ。
彼らに混じって中へ。

あらま、にぎやか。

で、お目当ての場所は・・・・・・と。

あれですか。
フライト・オブ・ドリームズ。

妻のテンションが上がります。
直結する2階のフードコートのような場所は、もう、人だらけ。
そこを通り抜けて下へ。
もうそこに、飛行機の機体が見えています。

   

航空博物館みたいにも見えますが、
とにかくこいつの存在感たるや!

機体の下の行列は、どうやらコクピットの見学のようですね。
早速並びます。

機体の下が丸見え。
もうもうもう、被写体に事欠かないわけです。

   
 

   
 

こんな距離ですからね。

いよいよ順番が来ました。
タラップのような階段を上りまして、機内へ。

ふおお!

アクリル板でしょうか、仕切りで遮られてはいますが、
コクピットが丸見えです。

   
 

なんせ、ボーイング787の実機ですから、
リアルさが半端ないわけです。

どうも、ボーイング787の約35%は中部地域で製造をされているらしく、
製造された部品がアメリカに送られて最終的に組み立てられていると。
そんな背景もあって、飛行試験機だった初号機が最後のフライトで日本にやってきて、
ボーイング社からセントレアに寄贈された、そういうことだそうです。

下りる前に、こんな写真も撮ったりして。

   
 

飛行機にはそんなに興味はないんですけどね、
やはり間近に機械類を見ると、心がうずきますねぇ。

あとは、各々中をぐるぐると見て回り、
私は早々にダウンして、椅子に腰かけて休憩。

しばらくして妻と合流し、セントレアを離れました。

さ、また名古屋市内をひたすら走り抜けて、
山梨に帰りましょう。

最後は結局、なんやかんやでバタバタしましたね。
お疲れさまでした。