2023年4月 |
ランチに、ずっと気になっていた大泉の洋食レストランへ。 神奈川から移転してきたというカレーうどん専門店に行ってきました。
ハンバーグステーキをいただきました。
妻は唐揚げとひれとんかつの定食。
食後、小淵沢の酒屋さんへ。
近隣ではここでしか扱っていない日本酒を。
その後、さてなにをしようかと考え、清里の写真の美術館へ。
プラチナ・プリントという写真初期の技術を堪能。
そして、野辺山でソフトクリームをいただき、長坂のスーパーで肉を購入。
ベタな観光ルートで八ヶ岳南麓を満喫した一日でした。
16日(日) 「カレー」
開店30分後に到着すると、
すでに10人ほどが並んでいました。
金曜日のローカル番組で取り上げられていましたから、
その影響もあるかもしれませんね。
さて、どんなもんでしょうか。
讃岐うどん、という看板を掲げられていますと、
我々の中のハードルが上がります。
あの、速い、安い、うまいを知っていますと、どうしても、ね。
それにしても・・・・・・待たされますね。
これは、あらかじめゆでてせいろに上げているのではなく、
オーダーが入ってから麺をゆでているのでしょう。
うどんは基本的にゆでるのに時間がかかるので、
それだけで待たされます。
これは、悪印象です。
テレビ放送後の日曜日。
天気は晴れ。
混雑は予想されます。
移転オープンから約1か月はすぎて、新店でのオペレーションは固まってきているはず。
そもそも神奈川で経営していたわけですし、
動きの効率化も見えてきているはず。
であれば、ある程度のことは前もって準備をするべきかとも思うのですが・・・・・・。
そういうことはしないのですね。
唯一、外で待っている間にメニュー表が渡されたくらいです。
およそ30分後に入店。
店内はあまり広くなく、席数は21。
スタッフは3人。
厨房1、厨房兼ホール1、ホール1。
うーん。
だったら、前もってやっておくべきことはあると思いますよ。
だって、うどん専門店なんだから。
出るメニューは、うどんに決まっているのだから。
うどんはゆでておくべきでしょう。
オーダーが入ったらそれを温めて、カレーを入れて出す。
外に並ぶ客がいないのであれば、オーダーごとにゆでればいいじゃないですか。
釜揚げメニューじゃないのだから、それでいいと思います。
そこは、柔軟にやってほしかったですね。
で、温かいうどんに自家製牛チャーシューのトッピング。
妻は、温かいうどんに温泉卵。
やはり待たされます。
出てきたのは到着から1時間後。
これ、平日のランチだったら、休憩時間中にはありつけませんよ。
カレーはクリーミーで、辛みはさほど強くありません。
万人受けすると言えるかもしれません。
讃岐うどんでいえば、クリーミーカレーうどんの名店「麦香」に近いかもしれません。
確かに悪くはないです・・・が、コクが少し弱い。
細麺でエッジはたっていますが、コシの強さは、讃岐うどんというより吉田のうどんです。
細い吉田のうどん。
ルーには白ゴマも入っていますが、それが役に立っているようには思えず、
また、添えられている水菜やみじん切りにされた玉ねぎも、
うどんを箸でつかむ際の邪魔になります。
固い野菜が邪魔して柔らかいうどんをつかみ損ね、カレーが跳ねるんですね。
これ、厳しい。
自家製チャーシューも、少々筋っぽい。
あれなら、いっそローストビーフの方がいいような気がします。
いまいち、メニューとしての一体感を感じませんでした。
妻がそっと「だし醤油がほしい」とつぶやきました。
つまり、一味足りないと感じるんです。
カレーというパンチの強いメニューなのにです。
致命的でしょう。
ということで、個人的な感想。
トッピングメニューに「ビーフシチュー」がある理由が分かる。
いいなと思ったポイントは、紙エプロンが常備されているところくらいでしょうか。
さて、食後、一路甲府へ。
駅北口で開かれている「ジェムマーケット」を徘徊。
ぐるりと回った後、妻がスムージーを買うと言うので、
彼女がそこで並んでいる間に、私は別のところに出ていたレモンスカッシュでも買おうと向かったのですが、
その隣に出ていたカレーのお店に吸い寄せられてしまいました。
インド人が、ナンを焼いているんですよ。
お口直し。
買って妻の元に戻ると、妻が目を丸くしました。
はい、またカレーです。
おいしかった。
カレーもよかったですが、ナンがおいしかった。
さすがです。
この後、妻がスーパーに寄りたいと言うので、その指示に従って車を向かわせたのですが、
到着寸前になって、間違えていたことが発覚。
行きたかったのは、そうよね、このスーパーではなかったよね。
群馬発祥のあっちよね?
笑いながらハンドルを切り、そちらに向かいました。
お目当ては、アニメ「ぐんまちゃん」パッケージのひもかわうどんです。
無事に買えましたよ(笑)。